
Update:2022.04.12
脱毛後の飲酒はNG!もしお酒を飲んじゃったらどうする?
「脱毛をした後はなぜお酒を飲んではいけないの?」
「脱毛に行った後の飲み会でお酒を飲んじゃった!」
脱毛後はお酒を控えるように言われますが、うっかり飲んでしまったらどうすればいいのか…心配になりますよね。
そんな時の対処法やクリニックごとの注意書き、脱毛後の飲酒が肌に与える影響など、気になる情報をまとめました。
お酒を飲むのが好きな方、飲み会シーズンに脱毛の予約を入れる時はぜひ参考にして下さいね。
目次
脱毛後にお酒を飲んじゃったらすぐに冷やして対処

まず、脱毛後にお酒を飲んでしまったときはすぐ冷やすことが大切です。
なぜ冷やすことが大切なのでしょうか。
脱毛の施術後は、脱毛機のレーザー熱により、肌が熱を持っている状態です。
これは、脱毛機の熱が肌にこもってしまうから。
医療用脱毛で使われるレーザーはムダ毛の色素を探知してピンポイントでダメージを与えていきます。
これによって毛根がなくなるのですが、その周りの皮膚組織に影響が及ばないというわけではありません。
特に肌の中にあるメラニン色素は、熱を吸収しやすいのでなおさらダメージを受けやすいのです。
加えてこの熱はすぐに放出されるわけではありません。皮膚組織の中にこもり続け、しばらくの間居座り続けるのです。
エミナルクリニック
脱毛後は肌に熱がこもりやすいのに、さらに飲酒により体温が上がることで、赤みなどの炎症が起こりやすくなります。
脱毛後にお酒を飲んでしまった場合は、肌のほてりをクールダウンする必要があります。
炎症を起こさない・抑えるためにとにかく冷やすことが大切です。
もしアルコールが原因でお肌にかゆみや赤みなどの症状が出た場合、炎症が起きている部位を冷やしたり、保湿したりするなどの手当をしてください。
フレイアクリニック
脱毛後にお酒を飲んじゃった時の対処法

医療脱毛後にお酒を飲んじゃった時の対処法はあるのでしょうか。
「ダメって言われてたのにお酒を飲んでしまった!」と慌ててしまうかもしれませんが、そんなときの対処法を説明していきます。
- 1 お水を飲む
- 2 脱毛した箇所を冷やす
- 3 安静にして体温を上げない
- 4 クリニックの営業時間内なら電話相談もOK
1.お水を飲む
お酒を飲むと、トイレに行く回数が増えたと感じることはありませんか?
これは、アルコールの利尿作用によるものです。
何度もトイレに行って体の水分量が減ると、肌が乾燥しやすくなります。
また、アルコールの利尿作用により体内の水分が消費され、肌が乾燥しやすくなります。乾燥した肌はバリア機能が低下し、外部から刺激に敏感になり、レーザーを照射したときに痛みや熱を感じやすいです。
フレイアクリニック
脱毛後の肌は、ただでさえ乾燥しやすいため水分補給することが大切です。
アルコールを飲んでしまったなら、積極的にお水を飲み体の中からうるおいを与えるようにしましょう。
2.脱毛した箇所を冷やす
例えば火傷をしてしまったら、流水や保冷剤で冷やしますよね。
レーザー脱毛は、肌に熱を加えるため、火傷や日焼けした後の肌に似ています。
肌が熱を帯びた状態のため、脱毛箇所を冷やすことが大切です。
クリニックでは脱毛機を当てた後に保冷剤で冷やしてくれるのはそのためだったのですね。
お酒を飲んだ後も同じで、アルコールの作用により体が火照ったり体温が上昇することがあります。
脱毛後に飲酒してしまった場合は、脱毛箇所を冷しましょう。
冷やし方は、水に濡らしたタオルか保冷剤をタオルに包んだものを用意し、脱毛した箇所に当てます。
かゆみがある場合は、肌トラブルを避けるために搔かないように注意してください。
タオルやガーゼに包んだ保冷剤、水で濡らしたタオルなどを肌にあてて火照りを鎮めます。
かゆみがある場合、患部を掻いてしまうと傷ができて炎症が広がり、色素沈着してしまう恐れがあります。
決してひっかかずに、かゆみを抑えるために肌を冷やしましょう。
フレイアクリニック
3.安静にして体温を上げない
お酒を飲んだ後に、なんだか暑いなと思ったことはありませんか?
これは、アルコールによって体温が上昇しているからです。脱毛後は肌に熱がこもっている状態のため、さらに体温が上がるようなことは避けましょう。
エステや医療脱毛で使う脱毛機は、高温の光・またはレーザーを当てます。肌に照射した後、その熱はすぐに外へ逃げません。
しばらくは肌の内部に熱が残っている状態なので、体温が上昇すると、脱毛の光の熱が肌にこもってしまいます。
さらに血行が良くなることで、かゆみや赤みが出てしまうことも。
そのため、運動やお風呂など体温が上がるようなことは避けて下さいと言われているのです。
フレイアクリニック
もし脱毛後にお酒を飲んでしまったら、これ以上体温を上げないように安静にしてゆっくり過ごしてくださいね。
4.クリニックの営業時間内なら電話相談もOK
クリニックの営業時間内なら、電話で相談してみると安心です。
マイページからメールやチャットでお問合せできるクリニックもありますが、のちの肌トラブルを避けるため、まずは早めに電話をしてみることをおすすめします。
クリニックごとのお酒に関する注意書き

脱毛後にお酒を飲んでしまった時の対処法を紹介しましたが、クリニックによってお酒に関する注意書きは違うのでしょうか?
表にまとめてみました。
クリニック名 | お酒に関する注意書き |
---|---|
フレイアクリニック | 脱毛施術の予約当日のほか、前日や施術後の過度な飲酒は控える。 |
アリシアクリニック | 血流が促進され肌の赤みやほてりが長引く可能性があるため、多量の飲酒は控える。 |
レジーナクリニック | 脱毛前の当日の飲酒はNG。脱毛後は、過度でなければ飲酒OK |
多くのクリニックで脱毛当日の飲酒はNGとの注意書きがありました。
月々4.700円(税込)から通えるレジーナクリニックでは、脱毛施術前はNGですが脱毛後の飲酒はOK。
クリニックによって違いはありますが、脱毛後や翌日以降にお酒を飲みすぎないように注意しましょう!
脱毛前後に飲酒がNGとされるクリニックで、飲酒していることを申告せずに施術を受けた場合、脱毛効果の保証がされないことがあります。
忘れてはいけないのは、「脱毛前後の飲酒はNG」と注意事項として伝えられていることです。飲酒は本人の責任なので、当然ですが飲酒をしてしまうと脱毛効果の保証はされません。
湘南美容外科クリニック
もし脱毛前に飲酒してしまった場合は、トラブルを避けるために予約日を変更してもらってくださいね。
次の予約が希望日に取れなかったらどうしようという心配やキャンセル料が発生することもあるので、予約変更をためらってしまうかもしれません。
しかし、お肌をキレイにするための脱毛なのに、赤みやかゆみなどの炎症が起きてしまっては悲しいですよね。
飲酒が肌トラブルを引き起こすこともあるので、予約日を変えてもらいましょう!
脱毛後のお酒はNG!飲酒が肌に与える影響

脱毛後のお肌は、ただでさえデリケート。
飲酒が肌に与える影響とはどのようなことがあるのでしょうか?
- 1 血流上昇による炎症のリスク
- 2 肌のバリア機能低下による乾燥
- 3 照射時の痛みを強く感じる
トラブルを防ぐために、飲酒が肌に与える影響を知っておきましょう!
1.血流上昇による炎症のリスク
アルコールを飲むことで体の血流がよくなり、肌の炎症が起きるリスクがあります。
飲酒をすると全身の血流が促進され、体温が上昇して肌に赤みが出たりかゆみを感じたり、少しの刺激で湿疹が出たりします。
フレイアクリニック
脱毛後の肌は刺激に弱く、乾燥したまま放っておくと少しの摩擦で炎症が起きることがあります。
アルコールによりさらに血流がよくなることで、湿疹・赤み・かゆみなどの炎症が起きることも。
脱毛後に、血行が良くなることは避けましょう。
2.肌のバリア機能低下による乾燥
クリニックで、「脱毛後の肌は乾燥しやすいので、しっかり保湿してくださいね。」と言われたことはありませんか?
脱毛後の肌は、バリア機能の低下により乾燥しやすくなっています。
医療脱毛後の肌は、レーザー照射によって肌のバリア機能が低下しています。普段よりも乾燥しているため、赤みやかゆみなどの肌トラブルが起きやすい状態です。
ルシアクリニック
お酒を飲みアルコールの利尿作用で体の水分量が減ると、肌がさらに乾燥しやすくなります。
乾燥した肌にはたっぷりとうるおいを与える保湿が必要であり、保湿しないと十分な脱毛効果が得られなくなります。
乾燥した肌は、保湿された肌に比べて皮膚が硬く、脱毛のレーザーが毛根まで届きにくくなってしまうんです。
グロウクリニック
せっかく脱毛するなら、効率よくツルスベ肌を手に入れたいですよね。
脱毛後の飲酒は、肌の乾燥を進めることがあるので気を付けましょう!
3.照射時の痛みを強く感じる
脱毛前にお酒を飲むと、肌の血流がよくなり体温が上昇します。熱や痛みに敏感になることもあるため、脱毛照射時の痛みを強く感じることも。
医療レーザー脱毛の前後に飲酒すると、肌が敏感になり、施術中の痛みの増加や施術後の肌トラブルの発生につながります。
フレイアクリニック
さらに、飲酒による体温の上昇で、肌が乾燥しやすくなります。乾燥した肌は刺激に弱くなっているため、脱毛施術時の痛みを感じやすいのです。
アルコールの利尿作用により体内の水分が消費され、肌が乾燥しやすくなります。
乾燥した肌はバリア機能が低下し、外部から刺激に敏感になり、レーザーを照射したときに痛みや熱を感じやすいです。
フレイアクリニック
乾燥した肌は敏感な状態なので刺激に弱く、施術時の痛みが増す原因になります。
また、乾燥している肌は肌トラブルも起こしやすく、炎症を起こしてしまうこともあるため十分な保湿が必要です。
痛みを抑えるためにも、脱毛期間中は普段より丁寧な保湿を心がけてくださいね。
エミナルクリニック
飲酒により痛みを感じやすくなる理由は、体温の上昇により痛みに敏感になることと、肌の乾燥により刺激に弱くなることの2つです。
脱毛には痛みが伴いますが、なるべく負担は少なくしたいですよね。痛みを少なくするためにも、脱毛前の飲酒は避けましょう。
脱毛後の飲酒は施術の何時間後から大丈夫?
脱毛をした後に飲酒をする場合、何時間経った後ならいいのでしょうか?
例えばフレイアクリニックでは、脱毛の前後12時間は飲酒を避けるよう注意書きがあります。
医療レーザー脱毛施術の前後12時間は飲酒を避けたほうがいいと考えられています。
ただし、アルコールの分解速度は、体質や年齢によって個人差があり、脱毛施術の前後12時間あければ施術に影響がないとは言い切れません。
フレイアクリニック
12時間は時間を空けたほうがいいのであれば、午前10時に施術を受けたら、その日の夜10時以降は飲酒可能と言えるでしょう。
しかし、アルコールが体内に入って分解されるまでの時間は個人差があるため、何時間経ったら確実に飲んでも大丈夫という指針はありません。
体内に摂取されたアルコールは、胃にあるうちはゆっくりと吸収され、小腸に入ると速やかに吸収されます。
飲酒後の血中アルコール濃度は、食事の有無やアルコール飲料の種類と飲み方、体格や肝臓の大きさなどによって異なります。
アルコールの吸収と分解 | e-ヘルスネット(厚生労働省)
施術を受けたクリニックの指示に従い、当日はアルコールの摂取を避けて肌トラブルを避けるようにしましょう。
飲酒以外で脱毛後にやってはいけないこと

飲酒以外にも、脱毛後にやってはいけないことがあります。
飲酒を避ける理由と同じように、運動やお風呂など体温が上がることをしないようにしましょう。
代表的なものを3つ紹介します。
- 1 運動
- 2 マッサージ
- 3 お風呂やサウナ
1.運動
脱毛後は、汗をかいたり体温が上昇する可能性のある運動は避けましょう。
少しの摩擦で肌トラブルにつながる可能性や、汗をかいてそのままにしておくと毛嚢炎(もうのうえん)など炎症リスクがあります。
運動をしてはいけない理由について詳しくはこちらの記事をご覧ください。

脱毛後の運動について詳しく知りたい方はこちら♥
2.マッサージ
マッサージやエステは、体の血行が良くなるため、脱毛後に行くのは避けたほうがよいでしょう。
マッサージのちょっとした摩擦により、赤みやかゆみがでることも。脱毛後の肌の様子を見て、トラブルがないことを確認してからマッサージを受けるようにしてください。
3.お風呂やサウナ
お風呂やサウナも、運動やマッサージと同じように体温が上昇し血行が良くなるため、脱毛後には避けましょう。
脱毛当日は湯船に浸からず、ぬるめのシャワーをさっと浴びる程度にしてくださいね。
お風呂やサウナを避けたほうがいい理由については、こちらの記事も参考にしてください。

脱毛後のお風呂やサウナについて詳しく知りたい方はこちら♥
脱毛前日の飲酒は施術の何時間前まで大丈夫?
脱毛前日は、何時間前までお酒を飲んでいいのでしょうか?
「脱毛後の飲酒について」でもお話しましたが、アルコールの分解には個人差があります。
明確に「〇時間空ければいい」とは言い切れませんが、少なくとも12時間以上空けておくことが推奨されています。
次の日の午前中に脱毛の予約が入っている時、前日にお酒を飲む場合は早い時間に切り上げましょう。
脱毛前後の飲酒禁止期間は、多くのクリニックやサロンで「脱毛の前後1日」としています。ただし、正確に何時間あければ大丈夫という保証はなく、「最低12時間以上」としているクリニックもあります。
湘南美容外科クリニック
まとめ

脱毛前後にお酒を飲んではいけない理由と、飲んでしまった時の対処法を紹介しました。
脱毛後は肌がデリケートになるため、お酒による体温の上昇で肌トラブルにつながることがあります。
脱毛の予約があるときはお酒を飲むタイミングに注意して、ツルスベ肌をゲットしましょう!