ヒール音の防止対策はできてる?
颯爽とパンプスを履いて歩く姿はカッコよく、スタイリッシュに決めてくれますよね。
スタイルを良く見せたり、脚を長く見せたりすることもできるので、女性にとって欠かせないファッションアイテムのひとつになっています。
しかし、足元から響くカツカツとした音は、時として周囲に迷惑をかけてしまっていることも。
例えばセミナーや式典でのサポートをするような仕事や、静かなオフィス内での移動でヒールのカツカツ音が響いたら……周りの視線を一気に集めてしまいますし、恥ずかしいと思えてしまうのではないでしょうか。
その場の雰囲気を損なってしまうだけでなく、きちんと靴のメンテナンスができていない女性として周囲からの評価もマイナスになってしまいます。
また、ヒールの音を少しでも防止することは、夜一人で歩く時の防犯にも役立ちます。
だからこそ、いい女でいることと自分の身を守る必須条件として、パンプスの音対策が必要なんですよ♪
そもそもヒールの音が出るのはなぜ?防止に役立つ主な原因
そもそもなぜ、歩くときに靴がコツコツなってしまうのか気になりますよね。
原因を知ることは、ヒールの音を防止するときにも参考になるので、まずは原因から探っていきましょう。
音が出やすい種類のヒールを履いている、もしくは劣化している
ヒール部分が空洞になっていると、振動が伝わりやすく音が出やすいといわれています。
また、ヒールの底が削れてしまい、ヒールを支えている金具が露出してしまっていることがカツカツ響く原因になるそうです。
ヒールの底が削れてしまっていると、滑りやすくなってしまうデメリットも。
転倒するリスクが高まるため、劣化していないかチェックし、必要に応じてお手入れしましょう♡
自分のサイズに合っていない
自分の足のサイズに合わない靴を履いていたり、かかとが浮きやすいものを履いていたりすると、音が出やすくなるといわれています。
かかとがオープンになっているヒールも、サイズの合わないヒールと同様カツカツ音がなりやすいと言われているため、要注意です!
ヒールのカツカツ音を防止したいのであれば、ジャストサイズのヒールをはくのが◎
サイズが合っていないと、不安定な歩き方や格好悪い歩き方にもなってしまいます。
いい女度をアップさせたなら、ヒールのサイズは要チェックです♪
歩き方で音が出やすくなっている
歩き方もヒールの音が出る原因に関係しているようで、かかとを擦った歩き方や猫背のまま歩いていると音が大きく出てしまうそう。
また、女性に多く見られるO脚も、音が鳴る原因のひとつだと言われていますよ。
歩き方や姿勢、O脚が気になる方は、専門機関に相談して改善してみるといいでしょう♡
ヒールの音を防止する対策方法
ヒールの音を防止する対策をすることで、いい女度がアップすること間違いなし♡
ご自分に合う方法を試してみてくださいね♪
①ヒール部分の構造を買う前にチェックする
ヒールの音を防止するなら、まずはパンプスを購入する前からヒール部分を注意して見るようにしてみてください。
パンプスによって、音がしやすいものがあるのも事実ですから、購入するときから気を付けることがポイントになります。
例えば、先ほどもお話ししたように、ヒール部分が空洞になっている場合は、音が響きやすく大きく聞こえてしまいます。
また、ピンヒールの場合も音が大きく出てしまいますし、ゴムが劣化しやすいので、すぐに音の悩みに直面することになることもあるよう。
ですので、購入するときは必ず試し履きをして、その場を歩いてみてください。
そうすることで、ヒールの音が気にならないかチェックすることができますよ。
靴も通販で気軽に買える時代ですが、音を気にするならしっかり自分の目で見て、確かめてからにしましょう。
②専用のセメダインを塗る
自宅でも手軽にヒール音の防止対策ができるアイテムとして注目されているのが、靴専用のセメダインです。
最近では、音に悩む女性の声が多いことから、音消しのためのアイテムが数多く発売されているんですよ。
こちらは、ヒールの底に塗るだけでいいので、とっても簡単に使うことができます。
お値段も高くないので、オフィス用と自宅用でひとつずつ常備しておくと、急な靴のトラブルにも対応できるのでおすすめです。
また、靴底のすり減りの防止にも役立ってくれるので、新品の靴を購入したのであれば、最初に塗って金具が出てくるのを防止するのもいいでしょう。
最初から対策ができれば、少しでも長く安心してパンプスを履くことができますよね。
セメダイン シューズドクターN
¥880
③ジャストサイズの靴を買う
ヒールのゴムの劣化や構造以外に、パンプスの音が出る原因になっているのが「サイズの合わない靴を履いている」ということです。
安さ重視で適当なサイズの靴を選んだり、実際に履かずに通販で買ったりしたものにしてしまうと、自分の足のサイズに合っていないということも……!
きつすぎるのも良くないですが、大きすぎるのは歩くたびにかかと部分がずれ、ジャストサイズのパンプスを履いているときよりも大きな音が出てしまいます。
足の健康にも悪影響を及ぼし、転んでしまう危険性もあるので、必ず自分の目で確かめることがポイントになりそうです。
ヒール部分をチェックしながら、履いたり歩いたりしたときにズレないか、痛くないかなども確認し、必ず自分の足にフィットしたものを選ぶようにしてみてくださいね。
仕事用のパンプスを新調するのであれば、自分の足のサイズを専門家の方にきちんと測ってもらった上で、一緒に良いものを見つけてもらうといいですよ。
④パッドを当てたり、シューズバンドを付けたりする
もしも、自分の足のサイズに合ってない靴を買ってしまった場合は、ヒールの音を防止する応急処置として靴用のグッズを使ってみてください。
おすすめの方法は2つあります。
<かかと部分にパッドを当てる>
靴が大きく、かかとがパカパカしてしまうようであれば、かかと部分にパッドを当ててみましょう。
つま先の方にズレてしまうなら、つま先に貼るパッドにしてみてください。
靴が不安定な状態だと、ヒール部分が強く地面にあたってしまい、音が出やすくなってしまうからです。
フィットするように調節するだけで、ヒールの音量が変わってきますよ!
<シューズバンドを付ける>
パッドを当てるのと同じように、足と靴をフィットさせてくれるアイテムとしてシューズバンドを活用するのも有効です。
すぽっとハメるだけでいいですし、調整のしやすいものも多いので気軽に取り入れることができます。
さらに、デザインも豊富にあるので、好みのものやパンプスに合うものを選んでみてくださいね。
⑤靴の修理屋さんで修理してもらう
どうしてもヒール音が気になってしまうときの防止対策としておすすめなのが、靴の修理屋さんで修理してもらうことです。
リフト部分の削れによって金具が出ている場合は、新しく変えてもらうことができます。
また、修理屋さんで静音ヒールに替えてもらうこともできるんですよ。
「この靴が好みだけど、音が出る」「音は出ないけど、デザインが気に入らない」など、女性が求めるものではないときもありますよね。
ヒール部分だけ他のものにしてもらうことができれば、デザインも音の防止も両立できるので、嬉しいのではないでしょうか!
しかし、靴によってできるものとできないものがあるようなので、一度修理屋さんで見てもらいましょう。
職人さんがやってくれるなら、安心して任せられそうですよね。
⑥靴のかかと補修グッズを使う
先ほど、専用セメダインを塗るというヒール音の防止方法をご紹介しましたが、かかと補修グッズもヒールの音を軽減できるグッズです!
ヒール部分のリフトと呼ばれるところを変えることができる便利グッズで、靴屋さんに頼まなくても自分で靴の補修が行えます♡
買ったばかりのときは音が気にならなかったのに最近音がするようになったとしたら、パンプスのヒール部分のゴムが劣化しているのかもしれません。
リフトが音の鳴りやすい素材だったり、リフト部分が削れてヒールを支えている金具が出てしまったりしているかもしれないので、一度変えてみてはいかがでしょうか。
「ヒール用かかと交換パーツ 10mm 2足入」は、抜いてさすだけで簡単に修理できるのでおすすめ!
10mmだけでなく、12mmや13mmもあるので、合ったものを選ぶといいでしょう♪
ただし、ペンチでかかとに付いているゴムと留め金を取り除く必要があるので、靴によってはかなりの力が必要になることも。
女性の力ではできないということもあるので、彼や父親、男性の友人などの力を借りることをおすすめします。
ヒール用かかと交換パーツ 10mm 2足入
¥708
⑦歩き方を工夫する
「カツカツとした音がなりにくいヒールで、自分の足にもフィットしているのに音が出る」という女性の場合は、歩き方を見直した方がいいかもしれません。
元々猫背なら、まずは姿勢を正すところから始めてみましょう。
そしてヒールの音を少しでも防止することができる歩き方があることをご存知でしたか?
あまりにも気になるときは、次のような歩き方をしてみてください。
<ヒールの音を軽減する歩き方>
- 背すじを伸ばし、顔は下を向かずに前を見つめます。
- 一歩前に踏み出した足は、かかとから着地をし、小指付け根、親指の順に体重移動をします。
- 足をつく最後まで力を抜かず丁寧に歩き、かかとからつま先にローリングするように歩きましょう。
歩幅を大きめにすることでかかとから着地しやすくなりますよ!
ヒールが高すぎると、音が出やすい歩き方になってしまうので、靴選びとセットで取り入れてみてください。
⑧通勤、帰宅時はスニーカーに履き替える
仕事中は身だしなみのひとつとして、パンプスを履くことが多く、ヒールの音を完全に防止することは難しいですよね。
ですが、通勤時や帰宅時のカツカツ音なら、靴を履き替えてしまえばいいので、完全に音を消すことができます。
そして、最初にお話ししたように、女性が夜道を一人で歩いているときにカツカツという音が響けば「私はここにいます。」とアピールしていることと同じになってしまうので、実はとっても危険なのです。
ヒールの音を防止することは、自分の身を守ることにも繋がるので、特に帰宅時はスニーカーなど歩きやすい靴に履き替えるようにしてみてください。
スニーカーであれば、動いやすいですし走りやすいですので、安心ですよね。
少し荷物が増えてしまうかと思いますが、最近では軽量タイプのスニーカーなどもあるので、ぜひチェックしてみてください。
⑨太いヒールやストラップ付きのデザインを選ぶ
地面との接触する面が小さく、負担がかかりやすい細いヒールは、大きな音が出やすいというデメリットがあります。
特にピンヒールは、硬い素材のゴムを使用していることが多く、より衝撃を感じやすいことも。
一方で、太いヒールであれば地面との接触面積が広く、衝撃も音も分散されやすいので、カツカツ音を防止したり軽減したりすることが期待できます。
また、ストラップ付きのヒールにするのもおすすめです。
かかとはもちろん、足全体にフィットするので、ヒールが脱げる心配がなく、衝撃や負担を軽減してくれます。
パカパカしてると音も出やすいので、ストラップ付きのヒールで安定感をゲットしましょう!
⑩ヒールプロテクター(ヒールキャップ)を使う
ヒールプロテクターやヒールキャップと呼ばれるアイテムを活用するのもおすすめです。
ヒール専用の保護フォルターのことで、ヒール部分にすぽっとはめて使うような形になります。
ヒールの傷つき防止や、歩行時の滑り止めのために誕生したアイテムですが、歩行音軽減対策にもなるとカツカツ音防止のために取り入れる方も多いんです。
こちらの「ヒールキャップ 1ペア」は、使いやすいブラックとクリアの2色から選ぶことができます。
サイズも豊富なので、ヒールに合わせて選ぶことができそう!
キャップをはめることで少し高さが変わるので、履き心地も最初は違いを感じると思いますが、慣れれば違和感なく履けますし、摩擦の心配もしなくていいので試してみてはいかがでしょうか♡
ヒールキャップ 1ペア
¥330
ヒールのカツカツ音が気になるときの応急処置
事前にカツカツ音の対策ができていればいいですが、出先で突然気になりだすこともありますよね。
そんなときに、すぐに対応できるちょっとしたテクニックを知っていれば安心!
あくまでも応急処置であって、そのままにしておくとヒールの劣化などにつながる可能性があるので、お家に帰ったらしっかり対策し直してくださいね。
絆創膏でヒール部分を覆う
ヒール部分を絆創膏で覆うことで、カツカツ音が少し目立たなくなります。
ポイントは、絆創膏の真ん中をヒールに当てて、クッション代わりにすること!
ただ、いつも使っている絆創膏だと悪目立ちしてしまうため、目立ちにくいクリアな絆創膏やヒールと同系色の絆創膏を持ち歩くのがおすすめです。
布ガムテープで補強する
見た目はあまり綺麗ではありませんが、応急処置として取り入れるなら布製のガムテープを使うのも一つの方法です。
布ガムテープで、地面に当たる金属部分を補強することで、歩いたときの音も吸収して目立たなくしてくれます。
紙製のガムテープだと粘着力が弱く、水にも弱いので、ピタッと貼れる布ガムテープが◎
ヒールのカツカツ音を防止していい女度をアップさせよう♪
「おしゃれの基本は足元から」という言葉もある通り、靴はその人の生活や美意識を映し出す鏡になります。
気を付けたい場面でパンプスから「カツカツ」と不快な音がしてしまえば、女子力ダウンはいうまでもないこと。
だからこそ、少しでもできるヒール音の防止対策を取り入れて、いい女度を上げていきましょう♡
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