23歳・24歳で結婚するのは早い？結婚のベストタイミングとは
内閣府が発表した「令和4年版少子化社会対策白書(PDF資料)」によると、2020年時点の日本人の平均初婚年齢は、男性が31.0歳・女性が29.4歳でした。
そのため、平均初婚年齢から考えると23歳・24歳での結婚は早く、周囲の人からも「結婚はまだ早いのでは」「もう少しよく考えてみたら」などと言われることがあるかもしれません。
実際、23歳・24歳は大卒だと働き始めて1〜2年ということもあり、まだ社会経験が浅い場合が多いです。
これから経験を積み、自分の夢を叶えたり自由な時間を満喫したりしたいと考えている人がたくさんいるのは確かでしょう。
でも、結婚のタイミングに決まりや正解はなく、23歳・24歳での結婚が早いか遅いかは人によって変わります。
例えば、交際期間が長くお互いのことをよく理解している場合・相手が自分より年上の場合などは、自然と結婚に進むことも多いです。
自分もパートナーも結婚について前向きに考えており、ライフプランについても認識合わせができているのなら、若くして結婚しても上手くいくはず♡
23歳・24歳は肉体的には結婚の適齢期ともいわれているので、年齢だけで早い・遅いを判断する必要はないでしょう。
23歳・24歳で結婚することのメリット
23歳・24歳で結婚することに迷いや不安を感じているなら、良い部分と悪い部分について知ってみると◎
ここでは23歳・24歳で結婚することのメリットをご紹介するので、考えを整理する材料のひとつにしてみて。
パートナーと幸せな家庭を早く築ける
23歳・24歳で結婚することの大きなメリットは、パートナーと幸せな家庭を早く築けることです。
結婚が早ければ早いほど2人で過ごせる時間も長くなり、一緒に悩みながら成長していけます。
早く結婚すれば、結婚でしか得られない安心感や充足感もたくさん感じられるでしょう。
ライフプランにゆとりが持てる
23歳・24歳で結婚すると、ライフプランにゆとりを持てるのもメリットです。
出産・マイホーム購入など人生における大きなイベントについて早くから話し合い計画を立てられるため、焦ることなく目標に向かって行動できるのが◎
出産や住宅ローンを組むことなどは早いほうが良い場合も多いので、余裕を持って計画できると後悔することも少なくなるでしょう。
家事などに自信がなくても大目に見てもらえる
23歳・24歳はまだ社会経験が浅く、世間的にも若い年齢のため、家事などが上手くできなくても大目に見てもらえることが多いです。
家事などのスキルは年齢が上がれば上がるほどできて当たり前と思われる場合が多いので、今できなくてもこれからできればいいという目で見てもらえるのはメリットになります。
また、自分が若いということは親も若いということなので、子育ての協力や金銭面でのサポートなど、親の援助を受けられる可能性が高いのもポイントです。
妊娠・出産に関連するリスクを減らせる
23歳・24歳は肉体的に出産の適齢期であるため、妊娠・出産に関連するリスクを減らせるのもメリット。
医療が発達したことで高齢出産する人も増えていますが、年齢を重ねると妊娠できない・難産になるなどのリスクはどうしても高くなってしまいます。
子育てには体力が必要なので、体力のある若いうちに経験できるのも◎
また、若いうちに結婚・出産すれば子どもが自立するのも早いため、子育てが終わった後に自分の時間を満喫することもできるでしょう。
23歳・24歳で結婚することのデメリット
23歳・24歳で結婚することにはたくさんのメリットがありますが、もちろんデメリットもあります。
不安があるなら、デメリットを知り納得した上で結論を出してみてください♪
若いうちから自由が少なくなる
23歳・24歳で結婚すると、若いうちから自由が少なくなります。
23歳・24歳というとまだ自由に恋愛を楽しんでいる・友人との時間や趣味の時間を充実させている人が多いでしょう。
でも、結婚すると家族と過ごす時間や家事・子育てに費やす時間が増えるため、自分の自由な時間や休める時間は減ってしまいます。
窮屈に感じないようにするためには、定期的に外で友人と遊ぶ・1人の時間を作るなど、上手にストレスを発散する工夫が必要かもしれません。
キャリア形成が難しくなる
23歳・24歳はまだ社会経験が浅く、これからキャリアを積んでいくという時期です。
特に女性は妊娠・出産後の社会復帰が難しかったり、キャリアアップのための時間が十分に取れなかったりする場合も多いでしょう。
復帰後もブランクがある分、結婚せずに働き続けた同年齢の人とは差がでてしまいます。
そのため、仕事において夢や目指すポジションがある・キャリア形成を重視している場合は、家事の分担や妊娠のタイミングなどをしっかり話し合い、パートナーと助け合うことが必要です。
経済的に苦労する可能性がある
23歳・24歳は社会人として働いた期間が短いため、収入も低い傾向にあります。
そのため、貯金も少ない場合だと経済的に苦労するかもしれません。
結婚には結婚式・新生活の準備・出産など何かとお金がかかるため、お金の管理はしっかり行っておきましょう。
結婚資金や貯金はいくら必要なのか
一般的に、結婚の際に必要な資金は300〜500万円といわれています。
結婚するとなると、婚約指輪・結婚指輪・結納金や結納式・新居の初期費用や引越し代・家具家電などの購入代金・結婚式・新婚旅行など多くの事柄にお金がかかります。
もちろん必要な資金は挙式の形式や新婚旅行の内容などカップルによって大きく異なりますが、親からの援助があると考えても100〜300万円以上の貯金はあると良いでしょう。
23歳・24歳での結婚を後悔しないためのポイント
23歳・24歳での結婚を後悔しないためには、一度立ち止まって本当に今結婚すべきなのかよく考えることが大切です。
ここでは、23歳・24歳での結婚を後悔しないためのポイントについて解説するので、参考にしてみてください♪
具体的な将来設計を立てておく
23歳・24歳での結婚を後悔しないためには、具体的な将来設計を立てておくことが大切です。
子供は欲しいか・欲しいならいつ＆何人欲しいか・マイホームは購入したいか・出産後は仕事復帰するのかなど、認識を合わせておく必要があります。
結婚前にパートナーとよく話し合い意見を合わせて、お互いに覚悟が持てていれば、結婚後に意見が衝突することを減らせるでしょう。
結婚相手をしっかり見極める
結婚を後悔しないためには、相手をしっかり見極めることがとても重要です。
23歳・24歳はまだ人生経験や恋愛経験が浅い場合も多いので、若くして結婚し「相手を見る目がなかった」と後悔する人はたくさんいます。
価値観や考え方が合うか・一緒に生活していけるか・家事や育児に協力してくれそうかなど、付き合っている時とは少し違った目線で相手をよく知る努力をしてみてくださいね。
リアルな結婚について冷静に考えてみる
結婚はただカップルとして付き合うこととは違い「生活を共にする」ということなので、リアルな結婚生活について冷静に想像してみるのがおすすめです。
23歳・24歳で結婚を考えている人の中には結婚に対して幸せなイメージのみを抱いている場合もよくありますが、憧れだけで結婚してしまうと理想と現実のギャップに苦しむ可能性が高いです。
結婚に舞い上がっている状態なら、既婚者にリアルな話を聞いてみると◎
お互いの性格・収入・家事や育児の分担などについても具体的に話し合ってみると、実際の結婚生活のイメージがつきやすくなりますよ。
結婚に対する自分たちなりの答えを見つけて
23歳・24歳で結婚することのメリット・デメリットや、結婚を後悔しないためのポイントについてご紹介しました。
結婚はタイミングが重要といわれますが、正解があるわけではありません。
パートナーとよく話し合えば、自ずと自分たちだけの答えが見えてくるはず。
ぜひ結婚に対する考えや迷いを整理し、具体的に動き出してみてくださいね♪
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