どうして「幸せの象徴」なの?『黄色』の意味を知って納得!

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ちょっと古いですが、「幸せの黄色いハンカチ」と言われているように、黄色には幸福という意味があることはご存じかと思われます。
でもそれだけではなく、黄色にはその他ポジティブな意味がいろいろとあるよう♪そこで、今回はそれらをご紹介します。

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加藤瞳
加藤瞳
2024.09.09

ポジティブな色

虹出典:www.shutterstock.com

みなさまは黄色と聞いて、まずネガティブな感情は抱かない、または抱かない傾向が強いですよね。
もうそれだけで何となく黄色の意味がわかるものかと思います。

黄色というのは、最も連想しやすいもので「太陽」とか、「光」や「花」など♡
いずれにせよそこにはネガティブさはなく、ポジティブなものばかりになると思うのです。

さらには「元気さ」とか「明るさ」など、イメージ的な要素で言えばこれらが該当することが多いですよね。
やはりそこにも一切のネガティブさが見えないことがわかります。

そんな黄色なので、幸せの象徴として扱われるようになったのではないでしょうか。
おそらくみなさまも黄色=幸せと聞いて納得できる、そしてそれが黄色の意味なんだと考えると思います。

でもこの黄色、幸せという意味だけでなくその他いろいろな意味があるよう!
幸せという意味のついでにそちらの方も網羅すると、もっと黄色を理解できますよ。

そこで今回は、黄色の意味について詳しく説明します。
黄色を理解することで、身近にそんな色を置きたくなること間違いなしです。

それに加えて、黄色を選ぶ人の心理とか周囲からの黄色の印象などもご紹介♪
黄色を身の回りに取り入れるだけでなくもっと上手に取り扱ってみましょう。

黄色の意味

犬と傘出典:www.shutterstock.com

黄色には、一般的に言われているような「幸せ」という意味の他に、実はいろいろな意味が隠されています。
ただ、そのことについて案外知られていないので、ここではそれらをご紹介します。

基本的にはポジティブな意味であることが多く、「明るい」「努力家」「前向きな考え方」などが主立ったものになります。
これらについては幸せという意味が有名であることから何となくご想像できるかと思います。

その他「社交的」とか、「人当たりの良さ」や「好奇心が強い」「自由」という意味もあり、何かと人としてよい面を意味するものが多いと言えます。

でも一方で「注意」とか「厳しさ」と言った、場合によってはネガティブに捉えられる意味も含まれています。
これについては信号の「黄色」が注意を促している意味であることから、納得してもらえると思います。

さらに「不安」とか「恐れている」「自己中心的」など……。
『確実に』ネガティブと言える意味もあるようで、同じ黄色でもその捉え方はとても幅広いものというのが伺えます。

幸せの意味が極めて強い黄色♪
でも、意味合いとしてはその幸せのとおり完全なポジティブなものもあれば、場合によってはネガティブ、確実にネガティブなものもあると考えておきましょう。

具体的にどのような状況でポジティブになるのか、またネガティブになるのか?
それについては、そのシチュエーションで大体は把握できるかと思うので、あえて考えるまでもないでしょう。

「黄色=幸せだと思ったのに」と思われた人もいるでしょうが、黄色に限らずどのような色でも「イメージ通り」にならないのがお決まり!
だからこそ、他の色の意味を知りたいときもそれだけは念頭に置きましょう。

ただ、基本的にはポジティブな意味合いである、またそのように使われる機会が多いです。
通常はそのようなポジティブな意味で考えておけば特に問題はないかと思われます。

黄色を選ぶ人の心理

女性の後ろ姿出典:www.shutterstock.com

ここまでで黄色の意味についていろいろと理解してもらえたと思います。
次はそんな基本ポジティブ、ときにネガティブとなる黄色を選ぶ人の、その心理についてお伝えします。

では早速ですが黄色という色が好き、また好んで選ぼうとする人というのは、主に普段から努力を怠らないとか、とても素直な人が多いよう♡
ここはとてもポジティブな心理であることが伺えます。

さらに、頭脳明晰であるとか頭の回転が早い人が選びやすい色とも言われていて、勉強に関する向上心が高い人も黄色を選びやすいそうです。

一方、何らかの不安や心配事を抱えているときにも選びやすい色と考えられています。
これはおそらく黄色というポジティブな色彩を目にすることで、それらの不安や心配事を紛らわせようとしているのだと考えられます。

浮き沈みが激しい人も黄色を選ぶ傾向あり……。
そのような人は上げ調子のときはまさにイケイケになるのですが、気持ちが沈んだときの落差がとても大きくなることが少なくありません。

もうひとつ、お金がないなど「金運」を求める人も自然と黄色を選んでしまうことが多いようです。
これに関しては黄色=金運という世間の通念により、自然とそんな行動を取ってしまうのでしょう。

このように、ポジティブな心理であってもネガティブな心理であっても黄色を選ぶことがあるようです。
これについては前項と同じで黄色という色にどちらの意味も含まれているからこそなのだと考えられます。

ただしそれについても、自分自身がどうして今黄色を選んだのか、その時点での状況やシチュエーションを鑑みることがポイント!
その根底がポジティブなのかネガティブなのかはわかるかと思います。

周囲からの黄色の印象

黄色のニット出典:www.shutterstock.com

もしあなたが黄色の何かを身に付けていた場合、周囲はあなたを見て一体どのように感じるのか、どのような印象を受けるのでしょうか。
そのあたりは黄色を身に付けている以上多少は気になるところです。

では周囲が、そんなあなたの黄色を見てどのように思うか?
これも黄色がポジティブとネガティブが表裏一体であることから、あなたを見るその人自身の心境で意味合いが変わってしまうようです。

簡単に言えば、その人が現時点でとてもポジティブであるのなら、先に記述したポジティブな感覚を受けるでしょう。
また、ネガティブであるならその逆になることが多くなります。

つまり、黄色を身に付けた場合の周囲からの印象というのは、あなた自身がどうこうではなく「周囲のそのときの状況に一任」している形となります。
これもまた他の色とは違う結果になるのです。

もうひとつ、世間にある黄色と聞いてまず何を思い浮かべますか?

世間で黄色は多用されているので、思い付くものはたくさんあると思います。
よく料理店とか飲食店などの看板などに使われているイメージもありますよね。

もしあなたがそれを思い浮かべているのであれば、見事にそれら料理店や飲食店の術中にハマってしまっていると言えるでしょう。
黄色というのは体の部位で「腹部」または「胃」を表していて、人は黄色を見ることで空腹中枢とでも言うのでしょうか、それを刺激されるといわれています。

だから無意識の内に、その看板の先にある食べ物を求めてしまうことがあるよう!
看板の黄色というのは実は意図して作られたものという事実があるようなのです。

にわかに信じ難い眉唾ものですが、実際に黄色の看板を見てみてお腹が空くような感覚があれば、案外あなどれない効果であると実感できます。
ぜひ、外に出たときはそのような看板を探してみるとよいでしょう。

なお周囲からの黄色の印象というのは、それが服やアクセなどであるのなら、組み合わせる色によってその印象が大きく変わるようです。
黄色を好まれている人であれば知っておいて損はないでしょう。

黄色に合う色と言えば、補色となる紫は確実、間違いなし♪
また、他に青系と赤系も悪くなく、その組み合わせによりさらに黄色の印象が変わると言えるでしょう。

ファッション的な意味でもそれぞれ爽やかさ、にぎやかさが生まれます。
しかもほぼ原色同士の組み合わせとなるので、くすんだ感じがなく嫌らしさがほとんどありません。

そして何より、黄色には自由という意味も含まれています。
上記と組み合わせた色は黄色の自由さをさらに強調して、しがらみが耐えないという要素を、はねのける強さも演出できます。

このように、一見すると派手な色という印象がある黄色ですが、周囲に与える印象やそもそもの意味からして、とても扱いやすい色であることは間違いありません。

実は日常に取り入れることが難しくない黄色♡
普段は「ちょっと派手な色は……」と思われる人でも、積極的に身近に置いておいてよい色合いだと考えられます。

さらに黄色には「金運」という要素もあります。

抵抗のある人でもまずは小物くらいから始めるのなら、自然と生活にとけ込んでいくのではないでしょうか。
それで黄色を好きになる可能性だってあると思います。

幸せの象徴である理由

黄色のチューリップ出典:www.shutterstock.com

さて、ここまでで黄色の全貌が明るみになりました。
黄色がポジティブとネガティブの表裏一体の特徴があり、そして扱いやすい色合いであることも理解してもらえたのでは?

でも、どうしてそれだけで「幸せの象徴」となったのでしょうか。
世間にはさまざまな色があるにも関わらず、どうして黄色が幸せとして選ばれたのか、気になる人にはとても気になる部分だと思うのです。

その実状についてですが、まず黄色という色には「明るさ」などのポジティブな意味合いがあります。
世間ではどちらかと言うとその印象の方が強いことは、大衆の反応からしてわかるかと思います。

ただ、それだけで幸せの象徴とまで言われるには無理があると思います。
そこには何らかの別の理由があると考える方が自然だと言えるのです。

そこについてですが、実は「幸せの黄色いハンカチ」という映画がありますよね。
ここにも黄色が幸せの象徴であるという歴史があるようなのです。

実はこの黄色、海外の一部では「守るための色」という扱いであるよう!
アメリカでは戦争へ赴く兵に対して、恋人の戦場での無事を祈るために、黄色のリボンを手渡したというできごとがあったようです。

つまりわかりやすく言うと「イエローリボン」のことです
軍歌でもイエローリボンの位置づけを示すものがあるなど、無事であってほしいというシンボル的な意味で使われていた訳です。

これについては、海外のニュースで街路樹にイエローリボンが結ばれているなど情報媒体越しではありますが、何らかの形で目にしたことのある人は決して少なくないはずです。

そういう黄色だからこそ、明るい暗いで言えば「明るい」、陰陽で言えば「陽」、プラスマイナスで言えば「プラス」という意味が強いです。
だからこそ、黄色に対してポジティブな印象が強くなったのだと思います。

その黄色が示すポジティブのとおりになれば当然幸せ♡
そんな黄色という色が作り出した『黄色=幸せ』という認識が世間に広まったのだと考えられます。

幸せの黄色いハンカチという映画は、上記の記述した歴史以降に作られたものです。
この映画もイエローリボンなどを参考にされた末のものなのかもしれませんね。

もっとも、どうしてそこで黄色が選ばれたのかについてはほとんどわかっていません。
そこについては特に言及されていない、特に掘り下げられていないのが現状のようです。

何にせよ、これがどうして黄色が幸せの象徴となっているのか、それが明るみになったことだと思います。
豆知識程度のことですが何らかの機会に周囲にご披露されてみてはいかがでしょうか。

安易に取り入れると自分が辛くなる?

このように身の回りに取り入れることで、さまざまな「いいこと」が起こる可能性が見出せる黄色♪
できることなら積極的に置いておきたい色のひとつになりそうですよね。

金運とか元気が出るとか、まさに幸せの象徴の名にふさわしいと言えます。
それを自分の身の回りに置かないなんて手はありませんし、ないことで損をしてしまう可能性を鑑みれば、もう置くしかないと言えるのです。

でも、黄色というのはとても強い主張をする色……。
しかも交感神経に作用することも少なくないので、人によっては身の回りに置くことが苦痛になるかもしれません。

落ち込んでいる人とか、気が滅入ってしまっていて一人になりたいような人は特に要注意!
黄色が身近にあることで無理矢理眠りから叩き起こされている感じになって、逆に辛くなるかもしれないからです。

だからこそ、黄色を身近に置くときは自分の状況とか環境をしっかりと考慮して、無理のない取り扱いをすることが必要です。
そしてそれが上手な黄色の扱い方になるでしょう。

元気が出ることは結構なのですが、それを無理矢理引き出されてしまうことになるのはあまりよくありません。
ときに孤独やストレスが必要となる人間からすると、常時身近に置くのは苦痛にしかならないのです。

もっとも、とにかく元気をもらいたい、金運をアップしたいなど、黄色を強く求める方であれば◎
いくらでも側に黄色を置いておくことで、その恩恵に授かれるかもしれませんよ。

※表示価格は記事執筆時点の価格です。現在の価格については各サイトでご確認ください。

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加藤瞳

旅行好きの会社員です。