どんなドラマ?
『マザー〜無償の愛〜』は、脚本・坂元裕二(さかもとゆうじ)さんによる日本のドラマ『Mother』をリメイクした、韓国ドラマです。
ネグレクトや過剰な母性神話を描いたヒューマンドラマ。
日常的に虐待を受け、主人公の教師と偽の母娘となるキム・ヘナ役は、400倍という競争率のオーディションで勝ち抜いたホ・ユルさんが抜擢され、迫真の演技を披露。
松雪泰子(まつゆきやすこ)さん主演、子役で芦田愛菜(あしだまな)さんが演じた、数々の受賞歴のある名作ドラマ『Mother』の韓国リメイク版。
オリジナルのラストとは異なるエンディングで話題となりました。
配信サービス
・Hulu(フールー)
登場人物
・カン・スジン……イ・ボヨン
・キム・ヘナ……ホ・ユル
・チャ・ヨンシン……イ・ヘヨン
・シン・ジャヨン……コ・ソンヒ
あらすじ
鳥類学研究者のカン・スジンは、研究所が閉鎖され小学校の臨時教師を勤めることになる。そこで出会った生徒の一人、キム・ヘナは体にあざがある児童。ヘナは母子家庭で育ち、母親のシン・ジャヨンとその恋人イ・ソラクと三人で暮らしている。
ある日の晩、夜遅くにヘナが一人で街を歩いているのを見かけたスジンは、母親と連絡が取れるまで、自宅でヘナを預かることにする。その後、ヘナを家に送るスジンは、ヘナの母親と同居している男を見かけ、あることがフラッシュバックし背筋が凍る。そして、ある晩ヘナの忘れ物を届けに家を訪ねるが……。
偽の親子による無償の愛
ある日の晩、一人で街を歩くヘナを見かけたスジンは、複雑な感情が湧いてきます。関心を持たないようにするも、ヘナの母親と同居する男・ソラクを見て、抑えきれない葛藤にかられます。
そんなスジンがとった、ある行動で物語は衝撃的な展開に発展し……。
その一方で、スジンの母親チャ・ヨンシンとの関係も並行して展開していきます。
ヨンシンは有名な女優ですが、スジンとは何年も音信不通。ヨンシンは、ガンであることを宣告され、スジンの行方を探し始めます。
ヨンシンとスジンは、実は養子として迎えられた関係。
そしてスジンには、実母の存在が徐々に明るみになってきます。誰にも言えない壮絶な過去が絡み、素性を明かせないスジンの実母。
ヘナを虐待する実母ジャヨン、ヘナを連れ去るスジン、スジンを養子として迎え入れたヨンシン、深い事情でスジンを手放す形となった実母のホンヒ……。
本作は、さまざまな母の形があり、未完成の母と子が少しずつ完成していく過程の出来事を、一つ一つ丁寧に織り込んだ作品であり、全ての母と娘に贈られたメッセージが強く込められています。
素晴らしい作品として残るオリジナル版の『Mother』とは、少し違った展開もあり、新たに追加された恋愛模様や、オリジナル版とは異なるラストなど目が離せない本作。
毎回、涙なくして観ることのできない切ないシーンや感動のシーンなどは、日本オリジナル版にも負けず劣らずの最高の作品となっております♡
「百想芸術大賞2018」と「ソウルドラマアワード2018」で二冠を達成した話題作『マザー〜無償の愛〜』。
まだ観ていないという方は、ぜひ観てみてくださいね♪
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