余ったハンドクリーム、そのままにしてない？
多くのコスメブランドから発売されているハンドクリームは、比較的手に取りやすく、効果もさまざまなので、あれもこれもとつい試したくなってしまうアイテム……。
プレゼントにも最適なだけあって貰うことも多いと思うのですが、その分使い切れないこともあるのではないでしょうか。
そのまま棚の中にしまってしまったり、捨ててしまったり……。
でもそれでは勿体ない気もしますよね。
今回ご紹介するのは、余ったハンドクリームでできることです。
アイシャドウやリップと同じように、ハンドクリームにも消費期限があるそうです。
長期保管からの使用は避けたいので、無駄にならないように最後まで綺麗に活用する方法を取り入れてみませんか？
ハンドクリームの消費期限はどのくらい？
先ほどもお話ししたように、ハンドクリームにも消費期限があるそうです。
ハンドクリームの消費期限は、開封後であれば半年～1年以内、未開封であれば約3年以内に使い切ることがおすすめされていますよ。
「暗いところで保管する」といった保管環境によって多少前後しますし、防腐剤などが不使用であればもっと消費期限は短くなることも！
そのため、一度でも使ったことがあるハンドクリームは翌年までに使い切るのが良さそうです。
それでは、ここからは余ったハンドクリームの活用法をご紹介いたします。
余ったハンドクリームの活用法①クレンジングとして使う
まずご紹介する余ったハンドクリームの活用法は、クレンジングとして使うこと！
ハンドクリームには油分があるので、その油分を活かしてメイクを落とすことができますよ。
クレンジングとしての使い方は、ハンドクリームを顔に塗り、メイクと馴染ませてからティッシュで優しく拭き取るだけです。
あとは、今まで通り洗顔をし、保湿をしましょう。
ただし、ハンドクリームはあくまでも手に塗るためのものなので、肌に合わないこともあります。
とくに、元々肌が弱い女性は、手は良くても顔に塗ったら刺激を感じる可能性もあるので、フェイスラインなどの目立たないところに少量ずつ塗って試していくのがおすすめですよ。
余ったハンドクリームの活用法②ボディケアとして使う
カサつきのあるボディが気になるという女性は、ボディケアとして活用するのもおすすめです。
油分によって肌の潤いを閉じ込めることができるので、手だけでなくボディのしっとり感も保つことが期待できますよ。
また、手よりも皮膚が丈夫な部分が多いので、「顔に使うことが心配」という女性でも安心して使うことができるのではないでしょうか。
ハンドクリームを使うおすすめのボディパーツは、肘、膝、かかとの乾燥しやすいところです。
とくにかかとは、乾燥してくるとひび割れを招いて痛みを伴うこともあるので、お風呂上りは余ったハンドクリームを活用して保湿してみてください。
余ったハンドクリームの活用法③アウトバストリートメントとして使う
ハンドクリームは保湿効果に優れているクリームなので、ダメージヘアをケアするアウトバストリートメントとしても使うことができますよ。
まずはお風呂上りに余分な水分を拭き取るよう、しっかりタオルドライをしましょう。
そして手に少量のハンドクリームを取ったら、毛先を中心に少しずつ馴染ませていきます。
最後にドライヤーで素早く髪を乾かせば、キューティクルを熱から守り、しっとりした髪へ整えてくれますよ。
ただし、つけすぎるとベタッとしたり、頭皮の毛穴を詰まらせたりしてりまう可能性もあるので、毛先を中心に少量だけ使うように意識してみてくださいね。
ちなみに寝癖などが気になる場合、余ったハンドクリームを少量伸ばして揉み込めばスタイリング剤としても活用できますよ。
余ったハンドクリームの活用法④シェービングクリームとして使う
余ったハンドクリームは、シェービングクリームとして活用することもできますよ。
手足のムダ毛はもちろん、顔の産毛を剃るときは肌への負担を最低限に抑えるために、シェービングクリームが欠かせませんよね。
途中で切れてしまっても、余ったハンドクリームを代用すれば滑りをよくしてくれますよ。
ムダ毛や産毛を処理するときは、必ず洗顔料やボディソープなどを使って清潔な状態にしてからハンドクリームを塗り、毛並みに沿って剃るようにしてください。
処理をした後は、必ず保湿をすることも忘れずに！
こちらも顔に使う場合は、少量にして少しでも違和感があるようであればすぐに洗い流しましょう。
余ったハンドクリームの活用法⑤鏡の曇り防止に使う
メイクやヘアセットをするために欠かせない鏡にも余ったハンドクリームが大活躍！
実は、ハンドクリームを活用すれば、鏡の汚れを綺麗にしながら曇り止めとしても使えるんですよ。
使い方は簡単で、繊維が細かく、柔らかめの布にハンドクリームをつけてよく磨いていきます。
仕上げに、ハンドクリームがついていない面で乾拭きをすれば終わりです。
いつでもピカピカで曇りにくい鏡だと、朝の支度やお風呂上りのケアも快適にできそうですよね。
余ったハンドクリームの活用法⑥金具の滑りをよくする
ハンドクリームの油分があれば、金属の潤滑油としても活用することができます。
例えば、アウターやバッグなどのファスナー部分の開け閉めがスムーズでないときや、開き戸やドアに使われている蝶番がキーキーなってうるさいときなど、気になる部分にハンドクリームを塗ってあげることで改善できるんだとか♪
また、金具ではないですが、ハサミの刃の両面にハンドクリームを塗り、チョキチョキしながらクリームを馴染ませてティッシュで拭き取れば、切れ味を復活させることもできるそうなので、ぜひ試してみてください。
余ったハンドクリームの活用法⑦靴や小物アイテムのツヤ出しに使う
余ったハンドクリームの定番の活用法として人気なのが、革靴や革財布などの革製品に使うこと♪
繊細な人の肌に使えるハンドクリームであれば、ファッションアイテムにも使うこともできるんです。
タオルでもいいですし、伝線して使えなくなったストッキングを用意したら、余ったハンドクリームを馴染ませて優しく滑らせるように汚れを落としてみてください。
汚れが綺麗に拭き取れるだけでなく、革に栄養も与えられるので艶出し効果も期待することができますよ。
余ったハンドクリームの活用法⑧静電気を抑える
最後にご紹介する余ったハンドクリームの活用法は、静電気を抑えることに使うこと♡
静電気によって髪の広がりが気になるときはもちろん、ストッキングにスカートがまとわりついたときなどに、ハンドクリームを塗った手で髪やストッキングを撫でれば防止することができるといわれています。
とくに乾燥しやすい季節は静電気が気になるので、外出前に予防したり、普段から余ったハンドクリームを持ち歩くようにしてみてください。
余ったハンドクリームの活用法をご紹介いたしました。
ハンドだけでなく、顔や小物アイテムなどにも使えるのは嬉しいですよね。
余って「もう使わない」と決まっているのであれば、惜しみなく他のことに活用できます。
「せっかく買ったけど……。」と捨てる前に、ぜひ気になった活用法を試して、ハンドクリームを綺麗に使い切ってみてください。
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