妄想ツイートでおなじみの夏生さえりさんが、SHElikesに登壇!
2017年10月に表参道にオープンする“21世紀を生きる女性のためのレッスンクラブSHElikesに、フリーライターの夏生さえり(なつおさえり)さんが登壇。
いまなにしてるかなーって考えてたらLINEがテロリンッて鳴って、彼から「あのさー」「いま」「なんかめっちゃ」って立て続けでメッセージがきたのち、一瞬の間を置いてためらいがちに「会いたくて死にそう」って届いてフェェイフォオオー⤴︎⤴︎って浮かれる展開がないんだけどLINE壊れてる?
— さえりさん (@N908Sa) 2017年2月4日
同棲中の彼が「カルピスのむー?」って聞くから、読んでた本を置いて「のむ!」って駆け寄って背中に抱きつき、カルピス原液いれる様子を一緒に見ながら「濃いめにして」「このくらい?」「もうちょい」「このくらい?」「もーちょい」「ぜいたく」「えへへ」って笑って氷が鳴る夏もカルピスも彼もない
— さえりさん (@N908Sa) 2017年7月26日
SHElikesは「学び」と「お互いを高め合える仲間」との出会いを通じ、「わたしだけの好き」を見つけることを目的とするレッスンクラブ。会場には、さえりさんのファンの方やフリーライターを目指している方など、約40名の女性が集まりました!
今回は、講義の模様と4MEEE独占のプライベートなお話をお届けします♪
夏生さえりさんの講義内容をお届け♪
「こんばんは〜。今回、講師を務めさせていただきます夏生さえりです。よろしくお願いします。」
癒しボイスで切り出してくださるさえりさんに対し、待ってましたとばかりに、参加者の女性たちから温かい拍手が!
「女性ばかりで緊張しますね。でもさっき、みんなの『緊張している』っていう声が聞こえて、私だけじゃないんだって安心しました。(笑)」
フリーライターであるさえりさんのお仕事内容は、ライター業をはじめ、エッセイストや作家、ウェブ漫画などのストーリー作り、MVのシナリオ作成など、多岐にわたっています。
「こういうお仕事って、楽しそうだな〜という印象を受けると思うのですが、ここまで順調にきたわけではないです!では、どうやってここまできたか、自分の好きなことを仕事にするにはどうしたらいいかを、今回お話させていただきます。」
さえりさんは、分岐点に立つと、立ち止まって将来や自分のことについて考える性格なのだそう!
「地元の中学校に入学できるけど、受験をして選べる中学校があるとわかると、立ち止まって、私はどっちに行くべきなのだろうと考えてしまうんです。それで、私は中学受験をして、“選択できる”道に決めました。」
子どもの頃から考えることが得意だったそう。
今の想像力の源は、そこからきているのかもしれませんね♪
妄想ツイートの原点は、大学3年の頃のラジオコーナー?
さえりさんは大学3年生で就職活動をする時も性格上、立ち止まって、「就活って本当にしなくちゃいけないのかな」と考えたそうです。
悩んでいるタイミングで、バイト先で怪しげなおじさんに名刺をもらい、怪しいなと思いながらも連絡を取って、就活相談をします。
おじさんと話していると「ていうか、今からラジオの新番組の打ち合わせがあるんだけど、そこで5分コーナーを持てばいいじゃん」と言われ、打ち合わせについていき、実際に「妄想旅行」というコーナーを持つことに。
「妄想ツイートと変わらないんですけど、妄想で旅行の思い出話をするっていうコーナーです。ラジオ現場で、初めて楽しく働いている大人と出会ったんです。
その姿を見て、私も頑張りたい、キラキラしながら働きたいと思うようになりました。でも張り切りすぎて、その後1年休学をすることになるんです。」
東京の大学へ進学したさえりさんは、地元である山口県に1年間帰り、抜け殻のようになりつつも復学をします。
写真:独占インタビュー中のさえりさん♡
復学し、就職活動を再開したさえりさんは、就職するのではなく自分で職業を作りたいと思うようになります。
自分の得意なことを活かしてたくさん仕事をしたいと思い、当時ブランド力があればやりたいことをやれるかなと考えつつも、なにをすればいいかわからなかったんだとか。
「とりあえず一旦、やりたいことはすべて置いておき、復学しました。まずは東京でちゃんと生活できるようになろう……生きねば!と。私の得意なことが文章を書くことだったので、その頃からブログを始めました。ブログには、観た映画の感想や今考えていることを書いていましたね。」
ブログがきっかけで、出版社に就職し、新規事業であるウェブマガジンのライターとして働く予定でしたが、実際にその事業は展開せず、やりたい仕事ができない状況下に置かれてしまい転職を決意。
「出版社をやめたタイミングで株式会社LIGで働いていた、男友達二人に『編集者としてこないか』と言われました。その男友達二人はとてもいい人なんですけど、いい人たちが働いている会社だからきっといい会社だ!と思って、入社することにしたんです。(笑)」
転職後、副業OKの会社だったため、いただいたライティングのお仕事を継続しました。
株式会社LIGの社員ブログは、多くの人が閲覧する媒体でもあったので、せっかくなら記事をたくさんの人に読んでほしいと、SNSに注力するようになりました。
これがTwitter(ツイッター)のフォロワー12万人を持つ、夏生さえりさんのスタート地点。
「妄想ツイートは、LIGに入社して忙しい日々を送っていた時、ふと想像力が死んでいくなと感じ、今ここにないものを考える時間を作ろうと思ったのが始めるきっかけです。
いろんなツイートをした結果、恋愛系の妄想ツイートが一番反応がいいことがわかり、継続してやっています。この経験はSNSの勉強にすごく役立ちましたね。
あと、LIGには外部ライターさんがいて、担当しているライターさんの記事を発信する場としてTwitterで拡散していました。
そうしているうちに、副業としてのお仕事が増えてきたので独立する運びとなったのです。」
独立したかったわけではなく、仕事が増えたから独立したという表現が正しいとおっしゃるさえりさん。
独立して好きなことができるようになったのはブランド力がついた(=ファンが増えた)からだといいます。
「そもそもブランドを持ってなにをしたいのかを、明確にしておくべきだと思います。昔は、ブランド力があれば好きなことができる、楽できると思っていました。
でも今は、私がなにをしたいのかということを考えて、毎日がハッピーになるような、自分のことが少し好きになるような、そういう気持ちを喚起させるものを作りたいというのを軸にしてお仕事をしています。」
軸を持つようになると、お仕事がしやすくなるとお話ししてくださったブランドの作り方はこちら。
・武器を一つ持つ
→武器を持ちすぎるとなにをすればいいかわからなくなるので、一つに決める。
武器の作り方は、自分の好きなことと、自分がしたことによって人が喜んでくれることが交差した部分を見極めること。
・やらないことを決める
→やることを決めちゃうと、自分の頭で考えられることしかできなくなる。想像力の幅を狭める。
・続ける
→誰かに響きそう、伝わりそうと思ったことは、継続して様子を見てみることが大事。
・本当にそれは人が喜んでくれるのかを考える
→クライアントや届いたの人たちが喜んでくれることで、初めて仕事は成り立つもの。
正面突破せずに、なにか方法がないか考える。
「予定していたスライドの最後にねじ込んでまで、みなさんに伝えたかったことがあります。
それは正面突破しないことです。
例えば、転職したい会社の応募要項に“経験3年以上”って書いてあるとします。
それを見て、軽々年数に達していない場合は、大抵の人が諦めると思うのです。でもそこで諦めずにどうにか、あらゆる方法を使って入社できることも実際にはあります。
そうやって正面突破せずに、他の方法はないかと考えることが大切だと思うので、みなさんにぜひ伝えたかったんです。」
最後は、参加者のみなさんと記念写真をパシャリ!
その後、さえりさんを含めた交流会や写真撮影会が行われ、会場は和気あいあいとした雰囲気で幕を閉じました♡
4MEEE独占取材!さえりさんのプライベートに迫ります♡
ここからは4MEEE独占取材!講義終わりに、講義では聞けなかったプライベートのお話を伺いました♡
———— よろしくお願いします。さきほどお仕事の話を聞かせていただき、忙しい日々を送られているのだろうと感じました。さえりさんは、疲れた時や癒されたい時にどうリフレッシュしていますか?
「とにかく寝ることですね!寝ること以外では、仲良しの友達と電話して癒されています。本当は半身浴みたいな女子っぽいことしたいんですけど(笑)、お菓子を買ってゴロゴロするのが一番幸せです。」
———— 友達の電話では、なにを話しますか?
「仕事の話をすることもありますけど、仕事とは関係ない話で盛り上がれる友達と楽しく電話した時は贅沢な気分になりますね!」
———— 恋愛系の妄想ツイートで有名ですが、ご自身の恋愛話をお聞きしたいです!ズバリ、好きな男性のタイプは?
「好きな男性のタイプは、背が高くて、口が大きくて、一途で健気な人!」
———— 口が大きくて!?なぜですか?
「う〜ん、特に理由はないんですけど、今までいいなと思った人に口が大きい人が多かったです。(笑)」
———— 口が大きい人がタイプの方、初めてお会いしました!では、タイプの男性が現れたら、どうアプローチしますか?
「結構、積極的な方なので、メッセージを送ってできるだけ接点を持つようにします。」
———— 鉄板の声かけフレーズはありますか?
「あまりないですけど、メッセージのやり取りが夜まで続いていたら、『おやすみ』と切っちゃうのではなく、翌朝に『ごめん、寝ちゃってた〜』って返信して終わらせないようにします。あとは、会話に出てきたものや、相手の好きなことを覚えておいて、それを見かけたら写真に撮って送ります。」
———— なるほど、そうやって接点を持てばいいのですね!
「あとは、自分の好意がばれてもいいので、遊びに誘います。」
———— なんと!気持ちがばれるのが恥ずかしい人もいますが……。
「そうですね〜。でも個人的には、できるだけ素直になった方がいいと思います。」
———— やっぱり素直な女性が一番ですよね!それでは、最後に4MEEE読者にメッセージをお願いします。
「最近、仕事が忙しい時ほど恋愛も頑張った方が、バランスがいいのかなって思うようになりました。仕事に100%の力を注いでいる時は、恋愛も同じだけ頑張っているなと……。二つを両立していると、(100%の枠の中でバランスを取る必要はなく)エネルギーの総量が大きくなるだけだと思います。
だからみなさん、仕事も恋愛も頑張りましょう!」
———— 素晴らしいメッセージ、ありがとうございました!
気になる今後のレッスン内容♡
SHElikesの気になる今後の講師陣は、バチェラージャパンに出演していた蒼川愛(あおかわあい)さん、milieu編集長の塩谷舞(しおたにまい)さんなどをお迎えして、開催される予定です♪
女性が強く、イキイキと活躍するためのヒントを学ぶことができるSHElikesのレッスン、気になる人はぜひチェックしてみて!
※表示価格は記事執筆時点の価格です。現在の価格については各サイトでご確認ください。