中座時のおもてなしアイデア①▶映像を流す
披露宴の中盤で、花嫁はお色直しのために一度披露宴会場を後にします。これを“中座”と呼び、新婦ののちに新郎も同じくお色直しのために披露宴会場を後にするので、実質数十分新郎新婦共に披露宴会場にいない状態になってしまいます。
この間の演出を、特に何も考えていなかったという先輩花嫁の中には「ゲストへのおもてなしの意味でも、何か企画しておけば良かった……。」と後悔している人も少なくありません。
主役である新郎新婦が不在の時、ゲストの中には時間を持て余してしまうと感じる人も、いるかもしれません。そんな気持ちにさせないためにまずおすすめしたいのが、映像を流すという演出です。
この時の映像は、二人のプロフィールムービーだけでなく、今日足を運んでくれたゲストの皆さんへのメッセージのような内容でも◎
ゲスト一人一人の写真とともに、メッセージを流す演出にしておけば、新郎新婦が席を外している間も、思わず感動で涙してしまうシーンがあるかも!?
他にも、二人の馴れ初めや家族紹介など、夫婦二人のことを知ってもらえる内容にするのも良いですよ♡
中座時のおもてなしアイデア②▶ドレスの色当てクイズをする
新郎新婦の中座シーンを、「あっという間だった!」と感じてもらうためにおすすめしたいアイデアが、“ドレスの色当てクイズ”です。
新婦のお色直し時には、「何色のドレスで登場するかな!?」とワクワクして待っている人たちがたくさんいます♡実際心の中で、「○○ちゃんだったら、かわいいものが大好きだし……ピンクかな?」なんて思っている人もいるのではないでしょうか。
ということで、ここは司会の人に指揮をとってもらい、ドレスの色当てクイズで盛り上がってみましょう♪
その際、ただ「何色のドレスでしょうか?」とゲストの皆さんに問うだけでなく、どこかにヒントを忍ばせて置いたりと、そのクイズがより盛り上がる工夫をプラスしておくのも良いでしょう。
例えば、「高砂席のメインのお花のカラーと同じです!ということは……?」などと、司会の人が盛り上げやすいヒントを忍ばせておいても良いですし、「先ほどまで花嫁が頭に付けていた花冠のカラーです!」などと、難易度の高いヒントにしても、盛り上がりそうですよね♡
クイズで盛り上がっていると、あっという間に時間は過ぎていきます。
ゲストの時間を持て余すことなく、お色直しの姿をお披露目できるナイスアイデアなのではないでしょうか!
中座時のおもてなしアイデア③▶シェフの実演
ゲストが盛り上がる演出として、ほかにもおすすめしたいのが、シェフによる実演です。
やっぱり結婚式といえば、美しい花嫁のドレス姿と、美味しいお料理を楽しみにしている人が多いのではないでしょうか♡
新郎新婦が中座シーンで披露宴会場からいなくなったタイミングで、次に出すお料理の仕上げなどをシェフが実演してゲストに見せることで、会場が盛り上がるかも!
シェフの演出を目の当たりにすることで、よりお料理を美味しく感じることができ、一石二鳥の演出になりそうです。
このシェフによる実演は、デザートのタイミングなどでも映えるのですが、中座時のゲストへのおもてなしに悩んでいる、という場合には、このタイミングに持ってくるのもOK!
結婚式で美味しいご飯が頂けたという点での満足度はグンと高まりますよ♪
中座時のおもてなしアイデア④▶ゲストによるウェディングケーキの盛り付け
ゲスト参加型の結婚式にしたいと考えているプレ花嫁さんにおすすめしたいのが、ウェディングケーキを作る演出です。
ウェディングケーキは、すでに完成形のものが飾られているイメージが強いのですが、ウェディングケーキの最後の盛り付けをゲストの人たちに手伝ってもらうことで、“みんなで作り上げたウェディングケーキ”であるという満足感を得ることができます。
実際にこの演出を中座時に行った先輩花嫁からは、「こんな演出があるなんてびっくり!」というゲストからの感想が届いたという声が挙がっています。
とはいっても、難しい作業は全員でこなすのに時間がかかってしまったり、失敗してしまうというリスクを伴ってしまいます。
この時のウェディングケーキの仕上げに関する作業は、あくまで簡単で、目に見えて「出来上がった!」という満足感が得られるものにする必要があります。
例えば、ドラジェや花びらなどのカラフルな色合いのものをケーキの周りに飾りつけたり、みんなで一緒にリボンを飾ったりする簡単なものが◎
みんなでウェディングケーキを作り上げる作業は、最後に食べるのがもったいないと感じてしまうほどですよ。
中座時のおもてなしアイデア⑤▶両親がテーブルを回る
中座時の定番的な演出としてよく目にするのが、両親が各テーブルを回るというものです。
日ごろお世話になっている会社の上司や、長年仲良くしてくれている友達へ挨拶をし、そしてお酌をするというのが定番です。
これは、いわずとも両親がやってくれる場合もありますが、中座時の演出を考えている場合には、別のタイミングにすべきなのではないかと悩んでいる場合もありますので、事前に両親へ伝えておく必要があります。
「口下手なお父さんが、上司と会話できるかな……。」なんて心配してしまうプレ花嫁さんもいるかもしれませんが、それはおめでたい席ですから、大丈夫!しっかりこなしてくれると信じましょう♡
ゲストの皆さんは、あなたのご両親がどんな人であるか、知らない場合が多いでしょう。
しかし挨拶をしておくことで、今後家族ぐるみの仲に発展するかもしれませんよ。
中座時のおもてなしアイデア⑥▶あえて何もしない
最近では中座のタイミングでできるゲストへのおもてなしのための演出が増えてきていますが、どれもこれも知ったうえで、あえて何もしないというカップルも多くいます。
その理由の多くが「ゆっくりしていってほしい」という計らいからです。
せっかく忙しい中結婚式に足を運んでくれ、それぞれのテーブルでは、仲の良いメンバーや旧友が集うようにセッティングしてあります。
であれば、そのテーブルのメンバーとゆっくりお酒を飲み、会話を交わす時間も設けた方が良いのではないかと考える新郎新婦も多いのです。
確かに、久しぶりの友人と顔を合わせれば、会話は弾みます。
美味しいご飯とお酒をいただきながら、会話を楽しむのも素敵な時間ですよね。
自分たちがいったん披露宴会場を後にする中座のタイミングでのゲストへのおもてなしは、結婚式準備を進める中で、意外にも見落としてしまいがち。しかしそうした部分にもしっかり目を向ける新郎新婦こそ、周りから長く愛される存在になることができるのではないでしょうか。
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