ウェディングドレスを海外に持ち込む際の注意点①空港での取り扱い
まず大切なウェディングドレスは、必ず手荷物で機内持ち込みにしましょう。
日本では少ないですが、預けた荷物が遅延したり紛失してしまうロストバゲージは海外ではよくあることなので要注意!
大切なウェディングドレスはもちろんのこと、ウェディングに必要な小物類も全て機内持ち込みにした方が安心です。
そして空港へは少なくとも2時間半前には到着して、チェックインカウンターでウェディングドレスとタキシードを預かってほしい旨を伝えてください。
「事前に電話してお願いすると断られてしまうようなので、あくまで当日早めに空港へ行ってお願いしてください」とドレスショップの店員さんに教えていただきました。
○ウェディングドレスとアピールすること
○早めにチェックイン
これで今まで持ち込めなかった人はいなかったとか。
ウェディングドレスを海外に持ち込む際の注意点②空港までの移動手段
ドレスショップの店員さんにウェディングドレスの扱いについて「折りたたまないで、お姫様抱っこのようにウェディングドレスを運んでください」と言われていました。
(実際のところ、最初のうちは頑張ってお姫様抱っこでウェディングドレスを持っていましたが、ずっとそういう訳にはいきませんでした……。)
私は成田空港発の飛行機だったのですが、成田エクスプレスだと駅に降りてから成田空港まで移動距離が長くて運ぶのが大変なので、タクシーか自家用車で行くのが1番良いとのことでした。
それが無理ならバスの方が電車より良いとアドバイスしていただきました。
当日、私は義父の自家用車に乗せてもらい、ウェディングドレスに皺ができないように注意して、車内でもお姫様抱っこの状態でウェディングドレスを空港まで運びましたよ♪
ウェディングドレスを海外に持ち込む際の注意点③航空会社へのお願いの方法
私は3時間前に空港に到着して、チェックインカウンターでウェディングドレスとタキシードを預かってほしいと伝えました。
私が持ち込んだのはVeraWang(ヴェラ・ウォン)のLiesel(リーゼル)というボリュームがとてもあるウェディングドレスだったため、二つ折りでないと機内のコートルームに保管してもらえないと言われました。
空港まで皺ができないように頑張ってお姫様抱っこで持ち運んだので二つ折りにすると皺ができてしまいそうで嫌だったのですが……
機内のコートルームに保管してもらう方が安心だと思い、泣く泣く二つ折りで預かっていただくことにしました。
チェックインの際に地上係員さんにウェディングドレスを機内に持ち込みたい旨を伝えれば、事前にCAさんにウェディングドレスの持ち込みの情報を伝えてくれることが多いようです。
コートルームのスペースの背丈がそこまで高くないのでウェディングドレスを伸ばしておくことはできませんが、大切に保管してくださるようです。
私はANAを利用しましたが、ANAやJALの方がこのようなサービスは行き届いていると先輩花嫁さんに伺いました。
通常の旅行と違って何かとお願いすることが多い海外ウェディングの際は、日系航空会社の方が安心かもしれませんね。
また、ビジネスクラス以上だとコートルームが完備されているので、より安心だと思います。
地上係員さんから搭乗も少し早めに行ってくださいと言われ、最初に入れてもらい、無事コートルームにウェディングドレスとタキシードを保管してもらうことができました。
ウェディングドレスを海外に持ち込む際の注意点④到着した後の取り扱い方法
ホテルに到着したら、まずはウェディングドレスをカバーから出して高いところに吊るしましょう。
機内のクロークに二つ折りで入れてもらっていたため皺ができていないか気になっていましたが、皺はできていなかったので安心しました。
私は、ホテルの部屋に着いてすぐにウェディングドレスをクローゼットに吊るしました。
本当はカバーから出して吊るした方が良いのですが、数日したらロワール地方へドレスを運ばないといけなかったため、カバーをかけ直すのが大変そうだったのでそのまま吊るしておくことに。
もし皺ができてしまっていた場合、1番手軽でおすすめなのは、浴槽または浴槽近くにウェディングドレスを吊るし、浴槽にお湯を張っておくこと!スチーム効果で皺が伸び目立たなくなります。
ウェディングドレスだけでなくベールも吊るしておくと一緒に皺が伸びて良いですよ♪
他にも、ホテルのプレスサービスを利用する方法もありますが、素材によってはできなかったり断られたりすることもあるので注意。事前に確認しておくと良いと思います。
また荷物にはなってしまいますが、小型のハンディスチームアイロンを持参するという方法もあります。
ウェディングドレスを海外に持ち込む際の注意点⑤ウェディングドレスの種類
海外ウェディングの場合は、ウェディングドレスの生地はシルク素材よりチュール素材の方がおすすめです。
シルク素材に比べてチュール素材は軽めなので持ち運びが楽なうえに、皺が目立ちにくく、持ち込んだときに多少皺ができてしまっても気になりません。
また、海外での前撮り後撮りでは街中で撮影することが多く、裾が汚れてしまったり、破れてしまうこともあります。そんなときも、チュール素材のドレスの方が目立ちにくいので、海外ウェディングではチュール素材のウェディングドレスの方が適しています。
私はVeraWang(ヴェラ・ウォン)のLiesel(リーゼル)というオーガンジーとチュールを斜めに重ねた素材使いのウェディングドレスを着用しましたが、皺は気になりませんでした。
また、古城の庭園は地面が土だったため、裾が汚れてしまったり、パリ市内では6時間の長時間撮影で色んな場所に移動して撮影したため裾が少し破れてしまいましたが、写真では全く分かりませんでした。
また、帰国後VeraWangでは大きな破れでなければ無償でお直し、クリーニングをしてもらえるので、披露宴では新品のように綺麗な状態でウェディングドレスを着ることができました。
事前にドレスショップでクリーニングやお直しのサービスがあるか確認しておくと良いでしょう。
ウェディングドレスを海外に持ち込む際の注意点⑥遠出するコツ
ウェディングドレスがあると移動が大変で国をまたいで旅行したり、少し遠出するのを諦めている方もいると思います。
スーツケースだけでなく、ウェディングドレスも持って移動するのはとても大変です。
私は、 TGV(テージェーベー)という電車に乗ってロワール地方の古城までウェディングドレスを運ばないといけなかったため、なるべく最小限の荷物でパリ市内からロワール地方まで移動したいと思っていました。
パリ市内のホテルを1か所に絞り、旅行日程の前半と後半は同じホテルに滞在するようにします。
そして、ウェディングドレスやウェディングの小物類、ロワール地方の古城滞在中の荷物だけ持ち運び、それ以外はホテルで預かっておいてもらい最小限の荷物で移動することができました。
海外でハネムーンを兼ねて前撮りや後撮りをする花嫁さんが多いと思いますが、ハネムーンだからこそ色々な国や場所に足を運びたいですよね!
それなのにウェディングドレスの持ち運びのせいで遠出ができないのは残念です。
旅行の前半後半はホテルを1か所に絞り、ホテルでウェディングドレスを預かってもらい、最小限の荷物で色々な場所にハネムーンを楽しんでください!
今回は、海外ウェディングを検討されているプレ花嫁さんの多くが気になる
「ウェディングドレスはどうやって海外に持ち込めばいいの?」
という点について書かせていただきました。
いかがでしたでしょうか?
要点をまとめると……
・空港へは遅くても2時間半前には着いて、早めのチェックイン
・移動手段は電車以外が楽
・必ず手荷物で機内持ち込み
・ホテルに到着したらすぐに吊す
上記に気を付けながら大切なウェディングドレスを海外に持ち込みましょう!
※表示価格は記事執筆時点の価格です。現在の価格については各サイトでご確認ください。