日中メイクをしているときに保湿対策が欠かせないのはなぜ?
朝晩のスキンケアを丁寧に行っていても気になってしまう肌の乾燥は、もしかしたら日中に過ごし方に原因があるかもしれません。
秋や冬は空気が乾燥しているので、もともと肌も乾燥しやすく、すぐにカサカサ感を感じてしまう女性も多いのではないでしょうか。
また、秋や冬だけでなく、電車やお店、オフィスでがんがん利いている冷房も肌を乾燥させる原因になるので、働く女性を1年中悩ませます。
保湿したいと思っていても、メイクのヨレや崩れを心配して、乾燥をそのままにしてしまう女性も多くいるようですが、日中のメイクの下では乾燥がどんどん進行し、肌の内側から砂漠化してしまう可能性も!
インナードライになるだけでなく、老化を加速させることにもなるので放置は禁物です。
最近は、メイクをしている女性のために、メイクを崩さずに保湿できるアイテムが続々と発売されているので、ぜひいくつかの保湿方法をチェックしてみてくださいね。
日中のメイクの上からお肌を保湿する方法
①化粧水ミストを使う
日中のメイクの上から保湿できるアイテムとしてメジャーなのが、ミストタイプの化粧水ではないでしょうか。
乾燥が気になったときにメイクの上からシュッと吹きかけるだけでいいので、手軽にできて嬉しいですよね。
しかし最近では、「ミストタイプの化粧水はかえって乾燥する」といわれていることもあります。
それは化粧水ミストの選び方や使い方に問題があるのかもしれません。
化粧水ミストを使うのであれば、メイクの上から使えることはもちろん、保湿効果の高いものを選ぶ必要があります。
そして、つけすぎはメイク崩れの原因になるので、粒子が細かい霧状の化粧水ミストを適量使うようにし、そのままにする、もしくは手で軽く押さえるのがポイントです。
最近ではオイルと化粧水が2層になっているものも多いんですよ。
化粧水が浸透した肌をオイルが蓋をしてくれるので、オイルミストを選ぶのもおすすめです。
②スティックタイプの美容液を使う
ミスト化粧水よりも最近注目を集めているのが、スティックタイプの美容液です。
リップクリームやスティックハイライトのような見た目をしているのですが、実は肌に塗って保湿できる優れもの!
高い美容成分を超微粒子化しているものが多く、スッと馴染んでくれるのが特徴です。
使い方も簡単で、適量を繰り出したら乾燥の気になる部分に塗り、指先でトントンと優しくたたいて馴染ませるだけ♡
日中ピンポイント乾燥する部分があるという女性にぴったりですよ。
メイクのヨレやムラを防ぐためには、伸びが良く、あまりべたつかないタイプを選ぶようにするといいでしょう。
③乳液やゲルクリームを使う
「化粧水ミストでは保湿されているのか不安」という女性であれば、乳液、もしくは水分量の多いゲルクリームを使うことをおすすめします。
油分が多いクリームだと、メイクがヨレてしまうのですが、乳液やゲルクリームであれば馴染みがいいので、しっとり感をキープしてくれますよ。
とはいっても、日中のメイクの上から使うと崩れてしまうイメージもありますよね。
乳液やゲルクリームを使ってメイクの上からでも上手に保湿するためには、使い方を意識することが大切ですよ。
使い方のポイントとしては、指の腹に薄く取ったら、乾燥が気になる部分にすーっと伸ばすことです。
左右に擦ったり、ちょんちょんのせたりするとムラになりやすいので気をつけましょう。
乳液やゲルクリームであれば、メイク直しでメイクを落としたいときにも活躍してくれるので、オフィスなどに常備しておくと便利ですよ。
④保湿効果の高いバームを塗る
日中のメイクの上から直接保湿したいのであれば、保湿効果の高いバームを使うのも一つの方法!
バームは体温によってとろけてくれるので、肌が温かければスッと馴染んでくれますよ。
使うときは擦らずに、指の腹に取ったら乾燥が気になる部分にポンポンと優しく馴染ませてみましょう。
天然のバームであれば、いい香りのするタイプが多いので、保湿するだけでなく心もリフレッシュさせてくれるので、日中の息抜きにも最適です。
⑤マスクを活用する
日中の保湿方法として、通勤中や移動中であればマスクを使うこともおすすめです。
マスクをすることによってマスク内は湿度が上がっている状態になるので、風邪予防だけでなく乾燥対策にも一役買ってくれます。
最近では、ウェットフィルターなどがついているマスクも多いですよね。
普通のマスクよりも高い保湿力を期待することができますよ。
マスクにメイクがつくのが気になるという女性であれば、メイク崩れを防止するフィニッシュミストなどを事前にかけておくのも一つの方法です。
ただ、マスクの場合は目元の保湿ができないので、オフィスなどについたら乳液などで保湿するようにしましょう。
⑥小さな加湿器を置く
ディスクワークの女性であれば、冷暖房による乾燥を防ぐために加湿器を用意するのがおすすめです。
加湿器は大きいものばかりではなく、ディスクの上にポンッと置いておけるようなミニサイズのものもありますよね。
加湿器を置くことで、手軽に日中のメイクの上から保湿することができますよ。
シンプルな加湿器はもちろん、観葉植物にみたてたものやキノコのような可愛らしい形をしたものも多いので、自分のデスクの雰囲気に合わせて選んでみてはいかがでしょうか。
⑦コップにお湯を入れておく
加湿器よりももっと手軽に保湿したいのであれば、マグカップにお湯を入れた簡易加湿器を作るのがおすすめです。
ポイントは、熱湯を入れておくこと!
熱湯の蒸気を少し離したとこで顔に当てれば、スチームのような効果を果たし、乾燥によるメイク崩れを予防することができますよ。
自分の空間だけでも湿度を保ちながら、日中の乾燥対策をしたいのであれば、ぜひ試してみてくださいね。
⑧濡らしたタオルをかけておく
秋冬の乾燥しやすい季節に、室内の湿度を保ちたいときは、タオルを活用することも有効です。
タオルを濡らし、軽く絞ったら簡単に干しておくだけ!
オフィスであれば、引き出しのとろにタオル掛けのようなものを用意しておくのも◎
日中のメイクの上から保湿することはもちろん、寝ている間も肌の乾燥を防ぐことが期待できるといわれています。
ただし、濡れたタオルの放置は雑菌が繁殖してニオイの元になるので、清潔なタオルを毎回使うようにしましょう。
除菌作用のあるアロマオイルやハッカ油を数的垂らした水に入れて絞れば、雑菌とリラックス効果も期待できますよ。
⑨美顔器を持ち歩く
最後に日中のメイクの上から肌を保湿する方法は、美顔器を持ち歩くことです。
最近ではスマホのようなサイズで、持ち運びに優れた美顔器が多く、いつでもどこでも手軽に保湿することができるタイプが多いんですよ。
超微粒子のミストタイプであれば、ファンデーションの粒子の間を通り抜けて、 肌の深層までうるおいを届けてくれます。
カサカサしていた肌も、しっとりしてくるのを実感できるでしょう。
ミニサイズなら手に取りやすい価格のものも多いので、1つバッグに入れて備えておくと便利です。
日中のメイクの上から保湿する方法をご紹介させていただきました。
それぞれの保湿ポイントを意識すれば、どれも手軽に行える方法ばかりです。
日中の乾燥から負けないように、ぜひできることを取り入れてみてくださいね。
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