知っていましたか?年末に道路工事が増える理由!

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年末って、あちこちで道路工事をしている…そんなイメージがありませんか?これには、実は理由があるんです。
知っておくと、ちょっと得するマメ知識をどうぞ。

年末に道路工事が増える理由①実は増えていない?!

「年末には道路工事が増える」とは、毎年のように耳にする言葉ですが、理由を言う前に実は、「増えていない」というのが正しいんです!!

各自治体は一年を通して道路行政をしているので、年末や年度末に集中的に道路工事をしているわけではありません。

正確に言うと、年末や年度末に道路工事が「増えている」のではなく、「集中している」だけなのです☆

年末に道路工事が増える理由② 工事の計画は、4月から翌3月と決まっているから

年末に道路工事が集中して増える理由は、道路工事が基本的に1年単位で計画され、毎年4月以降に工事が発注され、3月末までに工事を終わらせるように地方公務員法で定められているから。

道路工事を行う場合は、先に道路の地下に埋める水道管やガス管などの工事が終わってから、最後にアスファルトの舗装を行うので、どうしても道路工事は年末に集中することになります。

年末に道路工事が増える理由③ 国民に還元するための小さな工事をしているから

年末に道路工事が集中する理由は、「予算を使い切るための無駄遣いでは?」という声も聞かれますが、それも実は誤解なんです!!

道路工事には、バイパス工事や立体交差の工事は大きな工事と、「家の前の道路が陥没している」「ガードレールがボロボロで子どもが危ない」といった市民からの陳情を受けて行う小さな工事の、2種類があります。

この市民からの陳情は年間数百から数千届いており、年度内に余った予算を使って小さな工事を行うことで、少しでも国民に還元しているのです。
無理やり予算を使い切っているのではないんですね。

年末に道路工事が増える理由④ 同じところを掘るにもワケがあるから

「年末の道路工事って、同じところばかり掘っている気が…」と思われるかもしれませんが、同じ場所を掘るのにも理由があるんです☆

地中にはガス管や電気ケーブルなど、たくさんのものが埋まっており、それぞれに所有者が異なります。
道路に埋設されたライフラインの工事は、所有企業と調整を行い、複数の工事を続けて行うことで、一つの企業の工事終了後、すぐに次の企業の工事が行えるように道路の仮舗装が行われています。
そして、最終的な舗装はすべての工事終了後に行われます。

一気に掘って管を取り換えれば早いのでしょうが、事故やトラブルが起きた際、億単位の高額請求がされてしまうため、責任の所在をはっきりさせるために、このような工事のスタイルになっているのです…☆

これまで「年末に工事が増えるのはどうしてなんだろう」と、理由を知らないでいたのですが、増えているわけではなかったのですね。
知っているようで知らなかった年末の道路工事の事情。
予算の使い切りや、ただ同じ場所を掘っているだけ、というのは“都市伝説”でした!

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