クッションファンデとリキッドファンデの違いとは?
ベースメイクの定番アイテムであるクッションファンデーションとリキッドファンデーションには、いくつも違いがあります。
自分に合ったベースメイクコスメを手に取るためには、2つのファンデーションの違いを知ることが大切です♡
メイクの仕上がりに納得がいかない人やもっと良い仕上がりにしたい人は、ぜひ2つのファンデの違いをチェックしてみてください。
クッションファンデとリキッドファンデの違い①見た目
クッションファンデとリキッドファンデの違いとしてまず挙げられるのが、見た目ですよね。
- リキッドファンデーション
- とろりとした水分量の多いテクスチャで、小さめのボトルに入っていることが多いようです。
- クッションファンデーション
- スポンジのようになっているクッション部分にリキッド状のファンデーションを染み込ませてあり、コンパクトタイプになっています。
クッションファンデはリキッド状のファンデーションを染み込ませているので、指でクッション部分を押すとじゅわっとファンデーションがつきます。
クッションファンデとリキッドファンデの違い②使い方
クッションファンデとリキッドファンデは、使い方も違います。
- リキッドファンデーション
- スキンケアで整え、化粧下地を塗ったあとに適量を手の甲に出します。そしておでこ、両頬、鼻、あごの5点に置いたら、頬の内側から外側に向かって薄く伸び広げるように使い、仕上げにスポンジでポンポンとスタンプを押すように肌と密着させます。
- クッションファンデーション
- 下地不要なものが多く、スキンケアで肌を整えたあとはそのまま付属のスポンジにファンデーションを付け、頬の内側から外側に向かってトントンと優しく叩き込むように使っていきます。
使い方だけ見ると、クッションファンデーションの方がステップが少なく、手も汚さずにベースメイクを完成させることができますよ♡
クッションファンデとリキッドファンデの違い③仕上がり
クッションファンデにもリキッドファンデにも、ツヤ肌を作れるものやマット肌を作れるものなどがあるため、好みの仕上がりに合わせて選ぶことができます。
ただ、リキッドファンデの方が水分量が多いため、保湿力に優れているんです。
その一方で、クッションファンデには美容液成分が豊富に含まれているタイプが多く、肌をケアしながらベースメイクを完成させることができるんですよ♪
クッションファンデはパウダーファンデの仕上がりも兼ね備えているので、リキッドファンデよりもさらっとした仕上がりになるのが特徴です。
クッションファンデーションがおすすめな人の特徴
〈クッションファンデーションがおすすめな人の特徴〉
- 乾燥肌でしっとりした使い心地が好き
- 毛穴が気になるのでポンポンとスタンプを押すようにカバーしたい
- くすみや色むらも簡単にカバーしたい
- メイクの時短になるファンデを探してる
- 外出先でのお直しにも使えるファンデがいい
- 程よいツヤのある仕上がりが好み
リキッドファンデとパウダーファンデの両方の特徴を兼ね備えているクッションファンデーションは、軽い付け心地とカバー力の高さが魅力です。
付属のパフでトントン乗せてくだけなので、使い方が簡単なのも嬉しいポイントです。
リキッドファンデーションがおすすめな人の特徴
〈リキッドファンデーションがおすすめな人の特徴〉
- カバー力の高いファンデーションを探している
- ピンポイントでカバーしたいところがある
- 乾燥肌でしっとりした使用感が好み
- 美容成分が配合されているものを選びたい
- 肌色に合ったファンデーションを選びたい
- 気分に合わせて、ツヤ肌やセミマット肌を作りたい
油分多めの液状のリキッドファンデーションは、みずみずしい仕上がりになるものが多いです。
ですが、最近は脂性肌さんでも使いやすいマットやセミマットタイプも増えていて、一人一人に合わせて選びやすくなっています。
カバー力も高いものが多いですが、必要なところに薄く重ねてカバー力を高めることもできます。
クッションファンデとリキッドファンデの選び方
人気のファンデーションはたくさんあるので、その中から自分に合うものを見つけるのは意外と大変ですよね。
選び方の基本を見ていきましょう。
肌の色に合わせて選ぶ
メイクの土台になるファンデーションの色選びは、とても重要なポイント。
顔の色味だけ浮いてしまうと、不自然な仕上がりや厚塗り感のある仕上がりに見えるので気をつけたいところです。
顔と首の境目であるフェイスラインに何種類か色をのせて確認するのがおすすめです。
自然に馴染む色を選んでみてください。
ブルーベースならピンク系、イエローベースならベージュやオークル系で見るのもいいでしょう。
肌タイプに合うものを選ぶ
自分の肌タイプに合っているかどうかも大切です。
乾燥肌さんは保湿力の高い成分が含まれているものや、ツヤタイプのクッション・リキッドファンデが適しています。
脂性肌や混合肌でテカリが気になるなら、セミマットやマット肌に仕上がるファンデーションや、皮脂吸着成分が配合されているものを選んでみてください。
敏感肌さんは、合わない成分があるかもしれないので、サンプルから使ってみるのがおすすめです。
仕上がりで選ぶ
クッションにもリキッドにも、ファンデーションには主にツヤタイプとマットタイプがあります。
ツヤタイプは、内側からツヤのあるしっとりした肌に仕上がりやすく、マットタイプは陶器のような滑らかな肌へ仕上げることが期待できます。
最近では、ツヤとマットの中間にあたるセミマットタイプも人気です。
乾燥が気になるけどツヤ肌はちょっと……という方は、セミマットがおすすめ。
肌の状態やメイクの仕上がり、好みに合わせて選ぶといいですよ。
値段で選ぶ
ファンデーションは毎日使うものですし、使用期限があるものでもあるので、手に取りやすい価格で選んだり、買い替えのしやすい値段で選んだりするのもおすすめです。
リキッドファンデーションは少量でいいので、お値段の良いものを選んでもコスパの良さを感じられるでしょう。
ただし、ファンデーションは開封してから半年ほどで使い切るのがおすすめとされているので、使いきれないと勿体なさを感じてしまうことも。
肌タイプや色が合っていれば、毎日の相棒になってくれるので、失敗を防ぐためにはテスターやサンプルを活用しながら自分にぴったりなファンデーションを見つけることがカギになりそうです。
クッションファンデとリキッドファンデの正しい使い方
クッションファンデーションとリキッドファンデーションでは、使い方にも違いがあります。
クッションファンデの正しい使い方
- 付属のパフにファンデーションが染み込んでいるクッションを、軽く染み込ませる
- 蓋の裏を使ってポンポンし、量を調節する
- 調節した量で顔半分を仕上げるイメージで、頬の内側から外側に向かってスタンプを押すように軽く叩いてファンデーションをのせる
- 同じようにもう半分も仕上げたら、パフの先端で小鼻や口の周りなど細かいところを仕上げる
- 気になるところやツヤが欲しいところは、少しずつ重ねて馴染ませる
パフに残ったファンデーションで、顔の中心やフェイスラインを仕上げるのがポイントです。
リキッドファンデの正しい使い方
- 化粧下地などでベースを整えたら、1円硬貨大のリキッドファンデを出す
- 両頬・額・鼻・あご先に置いたら、スポンジを使って顔の内側から外側に向けて馴染ませる
- すーっと伸ばすように馴染ませたら、残ったファンで顔の中心や口周りなど細かいところに重ねる
- 何もついてないスポンジ部分で、優しくトントンしながら余分なファンデをとる
- 仕上げにフェイスパウダーを重ねて、崩れにくくする
頬や額は面積が広いので、少し多めに置くのがポイントです。
クッションファンデとリキッドファンデを使う際に注意すべきポイント
クッションファンデやリキッドファンデは、薄付きも重ね塗りもできる万能なファンデーションです。
ですが、ファンデで頑固なシミなどをカバーしようと何度も重ねてしまうと、厚塗り感が出て仕上がりが不自然に。
厚塗りによってメイクが崩れやすくなることもあるので、重ねる場合は少しずつ重ねてみてください。
また、使ったパフやスポンジは雑菌が繁殖しやすい状態になっています。
そのまま使っていると、肌トラブルの原因になるので、定期的に洗って清潔さを保つ必要があります。
2〜3週間に1度は洗って乾燥させることをおすすめします。
クッションファンデとリキッドファンデの違いについてご紹介させていただきました。
どちらも保湿力やカバー力に優れているファンデーションなので、乾燥肌の女性でも安心して使えます。
ただテクスチャや使い方、成分による仕上がりに違いがあるので、その違いを知り、使いやすい方を選んでみてはいかがでしょうか。
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