再婚はしていいの?
もちろん、再婚はしても大丈夫です。
ただ、再婚禁止期間というものがあるのをご存知でしたか?
これは離婚した日から計算して定められた期間の間は再婚してはいけないという国の決まり事で、離婚したときに女性のお腹に赤ちゃんがいた場合などを考えて、父親が誰なのかという混乱を招かないように定められたものだそうです。
2016年6月よりこの法律が改訂され、「離婚した日から100日間」と期間が短くなりました。
さらに、離婚した当時お腹に赤ちゃんがいなかった場合は、禁止期間そのものを必要としないということになり、妊娠していなければいつでも再婚できるということになります。
相手がいればすぐにでも再婚したくなりますが、同じ失敗はしたくないと思うもの。
そのためにも一度、再婚するメリットやデメリットを見て、考えを整理してみてはいかがでしょうか。
再婚するメリット
まずは再婚するメリットです。
- 夫がいるという安心感がある
- 経済的に安定する
- 法的に認められ社会的制度が受けられる
- 子供がいる場合、父親の存在ができる
- 一度目の離婚を教訓にすることができる
やはり、離婚していろいろ分かることもあるでしょう。
孤独感や子育てに関する悩みから解消されるのは大きなメリットなのではないでしょうか。
再婚するデメリット
再婚にはデメリットもあります。
- 名前を変えるなど、手続きがめんどくさい
- 双方の身内の理解が必要
- 資産を持つ場合に相続などの問題が発生しやすい
- 支えなければならない人が増える
- 子供、もしくは父親、もしくは双方が嫌がる可能性がある
お子さんがいる場合、やはり子供のメンタルケアが必要になってくるでしょう。
お父さんになる方も、はじめてのことで戸惑い、ぶつかることもあるでしょうが、うまく家族の絆を作っていけたらいいですね。
再婚で後悔しないためのポイント
再婚によるメリット、デメリットが分かったところで、後悔や失敗をしないためにはどのようなことに気を付ければいいのか見てみましょう。
- 将来のことについて
- 結婚式は挙げるのか、家は買うのか、子供は何人ほしいのか、お互いの働き方はどうするのかなど、再婚後の話をして、お互いが向かう方向を同じにするといいでしょう。特にお金の管理についてはきちんと話しておいた方がいいかもしれません。
- 子供のことについて
- 自分に子供がいる、もしくは再婚相手に子供がいる場合、仲良くなれそうか、子供の気持ちはどうかなど、子供とも仲良くなれるかどうか確かめておく必要があるでしょう。
- 両親に話す
- 再婚も2人だけの問題ではありません。再婚を決める前に、お互いの両親と話す機会を作り、納得してもらった上で次に進むようにした方がいいですよ。
- 再婚理由をはっきりさせる
- ただ寂しい気持ちや、不安な気持ちで再婚するのであれば、もう一度考えた方がいいかもしれません。それでは一緒になったときにうまくいかなくなる可能性があるので、人として尊敬できるのか、子供も幸せになれるのか、もう一度よく考えましょう。
再婚によるメリット、デメリットについてご紹介させていただきました。
好きという気持ちだけで突っ走らないように、再婚は自分にとってプラスになるのかよく考えていく必要があります。
気をつけるべき点を意識するだけでもデメリットを減らすことができると思うので、自分だけでなく相手も子供も両親も幸せになれるような再婚になるといいですね。
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