キメが整った髪

人気美容師ユニットが伝授する美髪のカギ、「髪のキメ」とは

提供:花王 Promotion

どんな髪型でも、髪質でも、結局めざしたいのは美しくツヤとうるおいのある髪ですよね。そんな憧れヘアを手に入れるには、髪1本1本の毛流れが整った「髪のキメ」がそろった状態にするのが肝となります。そこで、YouTubeで髪についての情報を発信している「髪のくすりばこ」のお2人に、「髪のキメ」がそろった美髪に近づくためのお手入れ方法などを伺いました。

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2022.07.13

シャンプーについてならおまかせ!現役美容師YouTuber「髪のくすりばこ」さん

TakashiさんとTaichirouさん

ともに20年近いキャリアを持つ、茅ケ崎「Hair SALON lino(リノ)」のTakashiさんとTaichirouさんによる美容師ユニット「髪のくすりばこ」。サロンのお客さんだけでなく、さらに多くの皆さんの髪の悩みに応えたいと、2019年にYouTube(ユーチューブ)チャンネルを開始し、髪にまつわるさまざまな情報を発信。年間100ものシャンプーを使うという2人が、実際に使って試した市販品のシャンプーランキング、シャンプーの成分解説も大人気。2022年夏現在のチャンネル登録者数は13,700人。

「髪のくすりばこ」YouTubeチャンネル

なんで自宅でヘアケアするとサロンのようにならないの?

ヘアブローをする男性美容師

ヘアサロン帰りは、髪にツヤやうるおいがあって、ヘアスタイルも決まっている。でも、いざ自分でやってみるとスタイリングがうまくいかなかったり、美髪をめざしてヘアケアをしてもあまり効果が感じられなかったり。思い通りにならない髪型、枝毛・切れ毛などのダメージに悩む人も多いようです。自宅ではやはりサロンのようなケアは難しいのでしょうか?

「実はシャンプーの仕方や選び方、髪の乾かし方などの工夫次第でサロンのような仕上がりに近づけることができます。自宅でヘアケアするときのポイントは、『髪のキメ』がそろった状態か、そろっていない状態かを意識すること。日々のお手入れを重ねて、『髪のキメ』がそろった状態を保つことで、美髪がめざせます」(Takashiさん)。

やはり「髪のキメ」をそろえる、というのが思い通りのヘアスタイルへ近づくための鍵になるようです。そのポイントをお2人にさらに聞いてみました。

「髪のキメ」をそろえて美髪生活を満喫!

目指せ!ツヤある手触りのいい髪

キメの整った髪

「髪のキメ」がそろった状態とは、髪が1本1本きれいに並び、毛の流れがそろった状態のこと。毛の流れがそろっていないと、油分・水分量はあっても、髪はパサつき、広がって、まとまりのない扱いにくい髪に。一方、「髪のキメ」がそろった状態の髪は、指通りがなめらか。手触りでうるおいを感じられ、まとまりやすく、自然なツヤも出てくるそう。

「髪の指通りが悪く、途中で引っかかってしまうのは、毛髪が絡まっているから。『髪のキメ』をそろえるには、この絡まりをしっかりほぐしてあげることも大切。根元から毛先まで流れが整った髪は、後ろ姿が美しく見えますし、清潔感もアップします」(Taichirouさん)

ヘアケアルーティンで「髪のキメ」をそろえよう!

【POINT1】髪のキメをそろえるのに重要なのは、朝と夜のブラッシング

髪をブラッシングする様子

「朝は、就寝中に枕で毛がこすれて絡まっているので、スタイリング前や、スタイリングしない人も出かける前にブラッシングを。夜はお風呂に入る前にブラッシングすると、髪に付いた1日のホコリや汚れをある程度落とせますし、シャンプー中に髪が絡まりにくくなります。とかすときは毛先から。毛先の絡まりがほぐれたら、根元から下へ、髪の流れに沿ってブラッシング。髪が1本1本並んだ『髪のキメ』がそろった状態へ導けます」(Taichirouさん)。

美髪を目指すために大切なブラッシングを毎日のルーティンに加えてみましょう。

【POINT2】夜のシャンプーで1日の汚れをオフ。おすすめは丁寧に“2度洗い”

シャンプーをする女性

「シャンプーで大事なのは泡立ち。少ない泡でゴシゴシ洗うと、髪がこすれて枝毛や切れ毛の原因に。1回目のシャンプーはさっと洗って、軽くすすぐ。2回目は泡立ちがよくなって洗いやすくなるので、襟足やこめかみなど、細かな部分も丁寧に洗いましょう」(Takashiさん)

2回目のシャンプーをすすぐときは念入りに。シャワーヘッドを手に持ち、頭に当てるくらいの近さで頭の丸みに沿うように動かすと、まんべんなくすすげるそうです。

【POINT3】「髪のキメ」をそろえることを意識した、洗った後のケアも大事!

髪をブローする女性

濡れた髪はとてもデリケートです。ヘッドが大きなやわらかめの素材のブラシでとかし、髪の流れを整えてから、洗い流さないトリートメントを。

「さらにブラッシングすると、トリートメントが全体に行きわたります。またドライヤーで乾かすときは、下から風を当てると髪の流れに逆らっているので、ツヤが出なかったり、広がってしまったりしがちです。根元から毛先へ、髪の流れに沿って乾かすことで絡まりづらくなり、乾きやすくもなります」(Taichirouさん)

髪を乾かさず、濡れたままで放置してしまうとキューティクルが剥がれ落ち、頭皮にも悪影響になるので、髪を乾かしたあともしっかりケアを。

【POINT4】朝はスタイリング剤とドライヤーの冷風でヘアケア

ドライヤーを使う女性

「スタイリング剤をつけるときは、まず後ろの毛先を整えて。それから前の毛先、表面、前髪の順で。最初にスタイリング剤がたくさん手についた状態で表面を触ると、ペタッとした印象になるので気を付けましょう」(Takashiさん)。

熱が加わることで、形が変わりやすくなる髪。ドライヤーなどの熱が髪に残っていると、スタイリングが崩れることも。

「ドライヤーの冷風を髪の表面に当てると、熱で開いた髪をもとの状態に戻す効果が。セットしたスタイルをキープしやすくなります」(Takashiさん)

スタイリング剤と冷風をうまく使い、「髪のキメ」がそろった状態をキープしましょう。

シャンプーやトリートメントの成分も重要!

お2人も注目。「髪のキメ」に欠かせない天然脂質18-MEA

シャンプーを選ぶ女性

「髪のキメ」をそろえた状態に欠かせないのが、毛髪の表面にある「18-MEA(メチルエイコサン酸)」という天然脂質。どんな人の髪にもある成分ではあるものの、1度でもパーマやヘアカラーをすると、18-MEAはほぼ失われてしまうのだそう。

「新たに生えてくる毛髪は表面が18-MEAで覆われていますが、すでに伸びている髪は18-MEAを失うと自力では再生できません。なので、18-MEAを含んだシャンプー、トリートメントなどで補ってあげることが大切です。成分表示には“ラノリン脂肪酸”などと表記されているので、ヘアケア製品選びの参考にしてください」(Takashiさん)。

18-MEAの成分が配合されている同じラインのシャンプーとトリートメント(コンディショナーでもOK)を使用することで、「髪のキメ」をそろえる効果がいっそう高まるそう。

髪のキメをそろえて、思い通りのヘアスタイルを毎日キープ

自分の髪に自信を持ってポジティブに。イメチェンだってOK

キメの整った髪

梅雨のジメジメ、真夏の強い紫外線……髪へのダメージがより気になるこれからの季節。日々のお手入れをしっかり続けて、「髪のキメ」がそろった状態をかなえたら、うれしいことがいろいろ。

「お手入れを重ねて、常に『髪のキメ』をそろえた状態にすることで、理想の髪に近づけて自分の髪にすごく自信が持てるはず。それに、指通りのいい髪はとても感触が心地よくて、触るたびにポジティブな気持ちになれると思いますよ」(Taichirouさん)

さらに「髪のキメ」をそろえることで、 “できること”が広がるのだそう。

「僕たちのサロンにも、こんなヘアスタイルにしたい、イメチェンしたいと、写真などお持ちになる方がいらっしゃいますが、髪のコンディションが悪くて、かなえてあげられないことも。でも、コンディションのいい髪でしたら、いろいろなヘアスタイルに挑戦しやすくてリクエストにも応えやすくなるんです。『髪のキメ』をそろえると、ヘアカラーの見映えがよくなったり、アイロンが効きやすくなったり。いいことがたくさんあります」(Takashiさん)

「髪のキメ」をそろえることで、思い通りのヘアスタイルをキープできて、なりたいヘアスタイルへ。毎日が楽しくなって、自分の髪のこと、いっそう愛おしく思えること間違いなしです。

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