【猫の飼い方】飼う前にチェック!やってはいけないこと&注意点も!

Lifestyle

2月22日は猫の日!猫といえば仕草やマイペースな性格が愛らしく、飼ってみたいと思っている人も多いのではないでしょうか。
でも、実際飼うとなると、必要な道具からかかる費用までわからないことだらけ……。
そこでこの記事では、猫の基本的な飼い方・準備すべきもの・飼う際の注意点などについて解説します。
猫についてよく知り、実際に飼うかどうか検討してみてください♪

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koharu hino
koharu hino
2023.02.11

猫の基本的な飼い方

撫でられて幸せそうな子猫出典:www.shutterstock.com

まずは、猫の基本的な飼い方について解説します。
飼い方を知って、実際に責任を持ってお世話できるかイメージしてみてください♪

室内を自由に散策させる

猫には自分の住む環境を納得するまで探索しないと安心しない習性があり、新しい環境に慣れるのに時間がかかります。
そのため、猫を迎えた当日は室内を自由に散策させ、あまり大勢の人に対面させないことが大切です。

ストレスを与えないようにそっとしておいてあげると◎

トイレをしっかり教える

子猫にトイレの場所を教えているイメージ出典:www.shutterstock.com

猫がそわそわしたり、床を引っかいたりしだしたら、トイレに連れて行ってあげましょう。
猫は自分の尿の匂いがする場所に排泄する習性があるため、何度か繰り返すうちにトイレを覚えてくれます。

トイレが汚れていると別の場所で排泄することがあるので、猫のトイレは常にキレイにしておいてくださいね。

適切な食事と新鮮な水は必要不可欠

フードは主に「総合栄養食」と表示のついたものを与えましょう。
種類は猫の年齢に合ったものを選び、メーカーごとの推奨量を参考に体重に合った量を与えてください。

一日に与える量を決めて、小さいうちは3〜4回・大きくなったら2回を目安に分けて与えると◎

また、新鮮な水も健康維持に必要不可欠なため、いつでも飲めるように用意しておきましょう。

健康管理やワクチン接種を忘れずに

カゴの中で丸まる猫出典:www.shutterstock.com

猫を飼い始めたら、毎日の健康チェックが大切です。

病気の早期発見のため、体を撫でる際などに異常がないか確認してください。
無理に触ったり長時間触ったりすることは避けつつ、触って嫌がるところがないか・目ヤニや鼻水は多くないかなど、状態をチェックしましょう。

また、ワクチンを打つことで、猫ウイルス性鼻気管支炎や猫汎白血球減少症などの病気を予防できます。
かかりつけの病院を見つけて、健康診断も定期的に受けておきましょう。

遊ぶ時間はしっかり確保する

おもちゃで遊ぶ子猫のイメージ出典:www.shutterstock.com

猫は本来、狩りが大好きな動物。
特に子猫ややんちゃ盛りの猫は、じっと狙いを定め、近づいてきた獲物に襲いかかって捕らえるという遊びを好みます。

ネズミを模倣したおもちゃや猫じゃらしなどのおもちゃを使って、遊ぶ時間をしっかり確保してあげましょう♪

爪とぎのしつけも重要

猫には元々、木の幹などで爪をとぐ習性があります。
放っておくと壁や家具を傷つけてしまうこともありますが、爪とぎをきちんと設置しておくことで、それを防げますよ。

爪とぎは猫の寝ている場所の近くや、猫の目につきやすい目立つところに設置するのがおすすめです♪
もし猫が爪とぎして欲しくない所で爪をとぎ始めたら、爪とぎの設置場所まですぐに連れていくと◎

早めに去勢・避妊手術を検討する

医師に抱えられた猫出典:www.shutterstock.com

望まない妊娠を防ぐため、猫を飼う際は早めに去勢・避妊手術を検討しましょう。

発情期になるとメスは大きな鳴き声を出したり、オスはあちこちに臭いの強い尿を吹きかけるスプレー行動をしたりすることがありますが、去勢・避妊手術を受ければそれらも抑えられます。

飼い主や猫自身のストレスを考えた上でも、できれば猫が大人になる(生後6ヶ月くらい)までに受けると◎

社会に慣れさせる練習をすると◎

猫は本来、犬などに比べると社会性の乏しい動物です。

自然に社会に慣れていくためにはできるだけ子猫の頃から人間と接触することが大切!
食事を与える・撫でる・かわいがる・動物病院へ行くなど、さまざまなことを経験させてあげると良いでしょう。

飼う前に準備しておくもの

キャリーバッグに入った猫出典:www.shutterstock.com

猫を飼う際は、事前に以下のものを準備しておきましょう。

<必ず準備するもの>

  • 寝床(ケージ):猫が安心できる場所に置くと◎
  • 猫用のトイレと猫砂:多頭飼いの場合は「飼育頭数+1」個用意しましょう。さまざまな種類があるため、いろいろ試して好みを見つけて。
  • おもちゃ:さまざまな種類のものをいくつか用意するのがおすすめです。
  • 爪とぎ:種類が豊富なため、飼っている猫の好みを見つけてください。爪切りもあると◎
  • キャットフード:「総合栄養食」の表示があり、月齢・年齢に合ったものを用意しましょう。
  • おやつ:栄養補助・しつけ・コミュニケーションなどの手段になります。与え方や量には気をつけて。
  • 猫用の食器(フード用と水用):直径が猫の顔より一回り大きく、深すぎない小皿などがおすすめです。
  • キャリーバッグ:動物病院へ行くときなどに必要です。

<必要に応じてあると良いもの>

  • 猫草
  • 歯ブラシ
  • グルーミング用のクシやブラシ
  • キャットタワー

など

猫を飼う際にやってはいけないこと

エサを待っている猫出典:www.shutterstock.com

猫を飼う際は、以下のことに気をつけましょう。
初心者は知らずにやってしまうことも多いので、注意が必要です。

  •  室内で過ごす猫は肥満になりやすいため、エサやおやつをあげすぎない
  • 猫のひげには平衡感覚を保つなど大切な役割があるため、絶対に切らない
  • 猫の健康に害を及ぼす可能性があるため、アロマは焚かない
  • 人間の食べ物には猫にとって良くないものもあるため、食べさせていいもの・いけないものを知り、有害なものは食べさせない
  • ストレスになるため、服は着せない
  • 首を絞めてしまうしまう可能性があるため、首の後ろを掴まない
  • 目を傷めてしまうため、写真を撮る際はフラッシュをたかない

飼い主にとって楽しいことでも、猫にとってはストレスになることがたくさんあります。
上記以外のことでも、猫が嫌がることはやらないように気をつけましょう。

室内で飼うときの注意点

段ボールの中で寝転がる猫出典:www.shutterstock.com

室内で猫を飼うときは、猫が快適に過ごせる環境を整えることが大切です。

まず、猫がかじったり食べてしまったりしないよう、電源コードなどの危険なものは撤去しておきましょう。
運動不足を防ぐため、高いところで休めるスペースを作ると良いです。
猫がリラックスできるよう、部屋の隅に段ボールを置くなど身を隠せる場所もあると◎

室内飼いであっても、窓の閉め忘れなどによって猫が迷子になってしまうことは多いので、万が一のときのために身元がわかる迷子札をつけておくと安心です。

初心者でも飼いやすい品種

スコティッシュ・フォールド出典:www.shutterstock.com

猫は品種ごとにそれぞれ特性があり、性格も異なります。
体臭は、健康であれば基本的にどの品種でもほとんどありません。
長毛種の場合はグルーミングが必要なため、きちんとケアできるのか検討することが大切!

以下の品種は、比較的初心者でも飼いやすいでしょう♪

  • アメリカンショートヘア:短毛種。環境の順応性が高く、人や他の猫ともすぐ仲良くなれる。
  • スコティッシュフォールド:短毛種・長毛種。大人しく、人懐っこい。
  • ブリティッシュショートヘア:短毛種。比較的物静かで、賢い。

猫を飼うのにかかる費用

コインの山を見ている猫出典:www.shutterstock.com

ペットショップで猫を購入する場合の相場は、種類にもよりますが5万円〜40万円ほどといわれています。
また、猫を飼う際はケージなどを揃える初期費用・フードやおやつなどの消耗品のほか、予防接種・去勢や避妊手術・病気や怪我の治療費もかかります。

子猫のときから飼う場合、生涯でかかる費用は200万円〜400万円ほどになるでしょう。
年間では10〜20万円程度の費用が必要なため、きちんとお金を用意できるのか確認してくださいね。

猫を飼った人が後悔するポイントとは

毛糸のボールで遊ぶ猫出典:www.shutterstock.com

実際に猫を飼った人の中には「人生が変わった」と幸せを感じる人もいれば、「飼うんじゃなかった」と後悔している人もいるようです。

後悔するポイントは、いたずらが多くて掃除に追われる・爪とぎによって家具や家が傷ついた・発情期になるとうるさいなど。
確かに、「実際に猫を飼ってみたら思っていたのと違かった」ということはあるかもしれません。

でも、事前に猫の特性や飼い方についてしっかりと理解していれば、後悔は減らせるはず。
できるだけ飼う前にデメリットも理解し、最期まで責任を持てるのかしっかり検討しましょう。

猫を飼う際の心構え

若い女性に抱き抱えられた猫出典:www.shutterstock.com

猫を飼う際は、子猫から飼う場合でも、少し成長してから飼う場合でも、最期までしっかり面倒を見るという覚悟を持つことが大切です。

猫の寿命は平均12年〜18年といわれており、なかには20年以上生きる子もいます。
毎日のお世話はもちろん、爪切りやブラッシングなど定期的なお手入れはできるか・病気やケガの際は治療を受けさせられるか・留守にする場合や災害時はどう対応するかなど、飼う前にイメージしておきましょう。

猫の飼い方をきちんと理解して

猫の基本的な飼い方・準備すべきもの・飼う際の注意点などについて解説しました。
猫を飼う際は注意すべきこともたくさんありますが、一緒に暮らす毎日はきっと癒しや幸せに溢れているはず♡
ぜひ猫についてよく理解した上で、飼うかどうか検討してみてくださいね♪

※表示価格は記事執筆時点の価格です。現在の価格については各サイトでご確認ください。

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