どんなドラマ?
『五月の青春』は、韓国で1980年に発生した光州事件を背景に、運命のように惹かれ合った男女のラブロマンス作品です。
1980年5月の韓国。光州民主化運動の時代を背景に、運命のように惹かれ合ったファン・ヒテとキム・ミョンヒ。
二人のおぼろげな春のような恋愛が、この時代の背景にどのように展開していくのでしょうか。
迫りくる歴史の渦を、それぞれの運命に向かって突き進む若者たちのヒューマンドラマ。
主演のイ・ドヒョンさんとコ・ミンシさんは『Sweet Home -俺と世界の絶望-』で兄妹役を演じ、今回再共演したことでも話題になりました。
配信サービス
・U-NEXT(ユーネクスト)
登場人物
・ファン・ヒテ……イ・ドヒョン
・キム・ミョンヒ……コ・ミンシ
・イ・スチャン……イ・サンイ
・イ・スリョン……クム・セロク
各話のあらすじ
1話
1980年春のソウル。学生街に渦巻く民主化の熱気の真っ只中、喧騒とは関係なくカネの準備で忙しい医学生のファン・ヒテは「家に帰りたい」と誰かの声を聞き、故郷の光州に向かう。
2話
見合い話に気乗りしない親友イ・スリョンから代役を頼まれた看護師のキム・ミョンヒ。ドイツ留学の渡航費を肩代わりする条件で代役を引き受けるが、その見合いの場にいたのはヒテだった。
3話
ヒテとのデートの際に着用した服を返しに、スリョンのもとに来たミョンヒ。しかしそこにはヒテの姿が。見合いの代役を務めていたことがヒテにバレてしまう。
4話
ヒテは、ミョンヒがドイツ留学するまでの1ヶ月の期限をつけて交際することを提案する。しかしミョンヒはすぐに答えを出さなかった。そんな中、ヒテは父親からスリョンとすぐに婚約をするよう言われる。
5話
ミョンヒに、スリョンと結婚するよう告げられたヒテは、ショックのあまり言葉を失う。そして式当日、ミョンヒは会場に向かうが、ヒテと再会したことで、気持ちが大きく揺れ動く。
6話
泣きながら思いの丈をぶつけるミョンヒ。ミョンヒの告白を受けたヒテは彼女を連れて会場を抜け出してしまう。
7話
ミョンヒが昨夜から帰宅していないことを知るヒテ。勤務先の病院に行くが、出勤していないことを聞かされる。ところが、ミョンヒの実家に寄った帰り道に、ミョンヒに遭遇する。
8話
父親の指示により、ソウルのアパートに暮らすことになったヒテとスリョン。ところが数日後、スリョンはヒテに光州へ戻るよう促される。その一方で、ドイツ留学を断念するミョンヒだが、光州へ戻ってきたヒテと再会を果たす。
9話
戻ってきた光州は道路を行き来する軍隊など異様な光景だった。ヒテはミョンヒと共に光州を離れることを決めるが、ミョンヒがヒテに会うために乗ったバスに、軍人が銃を向け突入してくる。
10話
軍が武力で民間人を取り押さえ、地獄のように変わり果ててしまった光州。光州を離れるべくターミナルに向かうヒテとミョンヒ。しかしそこへ「家へ帰ろう」とミョンヒの父親が現れる。
11話
ヒテが事故に遭ったと連絡を受けたミョンヒは急いで病院へ向かうが、病室にいたのは医師のみだった。そこでヒテが何者かに連れ去られたことを知る。
12話
ヒテの父親から逃れるため、教会に身を隠すヒテとミョンヒ。そこで二人は寂しくも2人だけの幸せな結婚式を挙げる。そんな中、ミョンヒの父親の訃報を聞く。
残酷で悲しい事件を背景に惹かれ合う男女
苦境に立ち向かう男女のラブストーリー。真っすぐで純粋に惹かれていく主人公の二人が印象的です。
物語は2021年の韓国、光州の外郭道路の工事現場で身元不明の遺骨が発見されるところからスタート。時は遡り、41年前の1980年春、光州でファン・ヒテとキム・ミョンヒの二人は出会います。
光州で起こった残酷な事件を背景に、健気な二人が「切ないけど美しい……。」とどこか愛おしく感じます。観た人の心にずっと残る、そんな作品です。
衝撃的な展開が何度もあり、毎回続きが気になること間違いなしなので、徹夜を覚悟してくださいね!
気になる方、観てみたい方は、ぜひチェックしみてください。
※表示価格は記事執筆時点の価格です。現在の価格については各サイトでご確認ください。