どんなドラマ?
2024年最新作ドラマ『サムシクおじさん』は、『パラサイト 半地下の家族』で国際的なスターの座を確立したソン・ガンホさんのドラマ初主演作品です。ディズニープラスで配信されて以来、話題が絶えない本作。
1960年代の韓国、謎の政治フィクサー“サムシクおじさん”と呼ばれる男と、国の好転に奔走する野心家で理想主義的な青年キム・サンが物語の主人公。
「国民誰もが、1日3食を食べられる豊かな国に変えたい」と野望を抱きながら、激動の時代に奮闘する様子を描いたヒューマン・エンタテインメント作品です。
出演者の中には、日本でも爆発的な人気を誇ったガールズグループ、少女時代のメンバー・ティファニーさんも、謎の女性レイチェル・ジョン役で出演。
監督・脚本は映画『カシオペア』を手掛けたシン・ヨンシクさん。
配信サービス
・Disney+(ディズニープラス)
登場人物
・パク・ドゥチル……ソン・ガンホ
・キム・サン……ピョン・ヨハン
・カン・ソンミン……イ・ギュヒョン
・チュ・ヨジン……チン・ギジュ
各話のあらすじ
1話〜5話
戦後の苦境にあえぐ1960年代の韓国。アメリカで経済学を学んだキム・サンは韓国を産業国家にする夢を抱いていた。しかし、自分ひとりの力では到底叶うことのできない目標だと感じていた。そんなある日、戦時中も毎日三食(サムシク)与えていたことに由来する愛称を持ち、陰で政界を操る謎のフィクサー“サムシクおじさん”ことパク・ドゥチルと出会う。戦後の韓国を、誰もが1日3食を食べられる豊かな国に変えるべく、二人はパートナーシップを組む。
6話〜10話
襲撃された革命党議員のチュ・インテの死が発端となり、民衆は暴動寸前まで事態が発展する。そんな中、娘でサンのかつて婚約者だったヨジンは暴動をやめるよう訴えかける。その一方、事件に裏があることに気づいたサンに、ドゥチルは、自由党議員カン・ソンミンの指示の下、財界の会長・アン・ヨソプの息子を殺害したことや、事件の犯人テミンとの関係を打ち明ける。
11話〜16話
過去に塩田で働いていたテミンは幼い子どもたちが大人たちにより、労働力として搾取され捨て駒にされているのを見て、胸を痛めていた。その後、ソンミンが世の中を良くするために設立したテロ組織のメンバーとして活動する。しかし、国会議員となり搾取する立場に回ってしまったソンミンに対し失望し、彼を最後に狙い撃つ標的にした。
韓国好きの人にはぜひ観てほしい作品
政治をテーマにあげた、韓国ドラマでは珍しい本作。現在の豊かな韓国を築き上げるまでの先人たちの努力は計り知れません。時代を変えていく偉人たちは、身を削って奮闘していることを思い知らされます。
韓国の人は、挨拶代わりに「ご飯食べた?」とよく聞いてくることがあります。誰もが毎日3食とれる世の中になるように、同じ夢を持つサムシクおじさんとキム・サンは駆け回ります。ドラマのそう言った背景から、韓国に根付いた「ご飯食べた?」に何か感じられるものがありますよね。
ドラマ初出演にして主演のソン・ガンホさん、自国の運命をなんとか好転させようと夢を持つ青年、キム・サン演じるピョン・ヨハンさんの熱い演技にも注目♪
2024年のヒューマン・エンタテインメントの大作『サムシクおじさん』。現代の豊かな韓国が好きな人にこそ、ぜひ観ていただきたい作品です♡
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