どんなドラマ?
『木更津キャッツアイ』は、宮藤官九郎(くどうかんくろう)さんのオリジナル脚本による青春ドラマです。
千葉県木更津市を舞台に、高校時代野球部だった5人組が、昼は草野球チーム、夜は怪盗団「木更津キャッツアイ」として珍騒動を巻き起こすコメディタッチな本作。
主演の岡田准一(おかだじゅんいち)さんを始め、櫻井翔(さくらいしょう)さん、阿部サダヲ(あべさだお)さん、妻夫木聡(つまぶきさとし)さんなど、主要人物から脇を固めるキャラクターまで豪華なキャスティングとしても知られています。
後に二本映画化されています。
配信サービス
・U-NEXT(ユーネクスト)
・Amazon Prime Video(アマゾン プライム ビデオ)
登場人物
・ぶっさん……岡田准一(おかだじゅんいち)
・バンビ……櫻井翔(さくらいしょう)
・うっちー……岡田義徳(おかだよしのり)
・マスター……佐藤隆太(さとうりゅうた)
・アニ……塚本高史(つかもとたかし)
あらすじ
主人公・田渕公平こと“ぶっさん”は、21歳の若さで悪性リンパ腫で余命半年だと宣告される。無職の青年ぶっさんは、床屋を経営する父の手伝いをしながら、高校の野球部時代の仲間たちと草野球に明け暮れる日々を過ごしていた。
その仲間たち、バンビ、マスター、アニ、うっちー、そしてぶっさんの元野球部五人組は、思い付きで所属のチームの監督・猫田の高級車を盗む計画を立てる。
対象物を探し、母校に忍び込んだ五人は、苦戦するも何とか高級車を入手する。その後、酒盛りをする中、ぶっさんはあることを告げるが……。
いつ観ても色褪せない名作
放送されてから20年以上も経つ本作ですが、未だ人気があり色褪せない名作として残っています。
自堕落な日々を過ごす青年たちの青春とロマンスをクドカン節で魅力たっぷりに描いた作品。
くだらない日常を描いているのに、明るく眩しい青年たち。ワイワイ毎日が楽しい彼らの中に、主人公・ぶっさんの余命がチラつく独特の雰囲気は、クドカン作品の特徴の一つではないでしょうか。
表と裏の二部構成となっており、メインストーリーの裏で何が起こっていたのか遡って演出されているところ独創的。
全体的にコメディタッチですが、主人公の“死”をポップに描かれているのも、クドカン脚本ならでは。
余命宣告された主人公を演じる岡田准一さんや、個性あふれるキャラクターたちを演じる役者さんたちの演技も物語を華やかに彩られています。
宮藤官九郎さんと豪華なキャスティングによる、超名作ドラマ『木更津キャッツアイ』。
まだ観ていないという方や、久しぶりに観たくなったという方は、ぜひチェックしてみてくださいね♪
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