プロポーズはまだ?
パートナーの男性との付き合いが長くなってくると、そろそろ結婚したいと感じる女性も多いのではないでしょうか。
周りもどんどん結婚していくなかで、「プロポーズはまだかな」と期待を抱いてしまうのが女心というもの。
プロポーズが近いと思っていたにもかかわらず、男性の思わぬ行動に不安を感じてしまっている女性もいるかもしれません。
今回は、プロポーズをする前の男性の心理を解説するとともに、プロポーズの前兆ともいえる男性の行動などを紹介します。
プロポーズ前の男性の心理とは
プロポーズする前の男性は、いったいどんな心理状態なのでしょうか。
期待と不安が入り混じり、一言では言い表せないというのが正直なところかもしれません。
「プロポーズしてほしいのになかなかしてくれない」となると、つい催促してしまいたい気持ちもあるでしょう。
けれど、男性心理を知ると、少しじっくり考えさせてあげたい、という気持ちが湧くのではないでしょうか。
成功させたい
よほど確実に成功すると前もってわかっている場合をのぞいて、プロポーズを考えるほとんどの男性は、成功するかどうか不安を感じているのではないでしょうか。
どうせプロポーズするなら成功させたい、と思うからこそ、シチュエーションやタイミングを考えていることでしょう。
また、一生に一度のことにしたいからこそ、思い出に残る素敵なプロポーズを演出しようとしているはず。
プロポーズを記念日に合わせるのか、どこでどんな演出をするのかなど、入念に計画しています。
この人に決めていいのかという迷い
結婚を意識し、プロポーズしたいと考える男性のなかにも、不安や迷いはあります。
プロポーズをしたら後には引けないからこそ、「本当にこの人に決めていいのか」というのは、シビアに考えてしまうところ。
結婚するということは、義務や責任がついてくることでもあります。
恋愛体質の人でもないかぎり、現実的な側面を考慮して考えることは多いもの。
プロポーズまでに悩む人は、堅実で慎重な性格であるといえます。
ワクワクする
サプライズ好きな男性にとっては、プロポーズで彼女を喜ばせることにワクワクが止まらないという人もいます。
また結婚というのは、人生における幸せな一大イベント。
プロポーズしたらそこからは、結婚準備、結婚式、同居、ハネムーンなど、楽しみなことが目白押しです。
また、同棲経験のない人は特に、好きな女性と一緒に暮らせることや、これから家族が増えることに未知の魅力を感じているはず。
先のことが楽しみで仕方なく、胸をときめかせている男性も多いのです。
金銭的な不安
当然ですが、結婚するにはそれなりにお金がかかります。
結婚指輪や結納、結婚式などの一時的な出費はもちろんのこと、出産や育児を考えると長期的にも金銭的な負担は大きくなります。
結婚すると、これまで男女ともに仕事を持ってきたカップルであっても、どちらかが仕事の割合を減らさざるを得ない状況もやってくるかもしれません。
そういった現実的なことを考えるほど、結婚するにあたっては覚悟を決めていかなくてはいけないところといえるでしょう。
家族関係への不安
実は結婚後にもめる原因にもなりやすいのが、お互いの家族や親族に関する問題です。
介護や老後の面倒などの問題が目に見えている場合や、家族を養う必要がある場合はもちろん、親族の中で複雑な問題を抱えているケースもあります。
どちらかの家族が事業をしている場合は後継者問題もありますし、ときには婿養子を検討する必要もあるでしょう。
結婚は家と家とのつながりという要素もあるため、単に「パートナーが好きだから」というだけでは片づけられない事柄に不安を感じるのも、無理はありません。
自由を手放すことへの葛藤
独身であれば、時間やお金を自分の自由に使うことができます。
また、異性との交際にも法律的な縛りがありません。
結婚するということは、それらを手放すということでもあります。
もちろん、パートナーとの決め事によっても自由度は変わりますが、多くの場合はいろいろな制限がかかってしまいます。
自由に生きたいという欲求を強く持っている人ほど、結婚をすることに抵抗を感じやすいのです。
家庭が欲しい
結婚したいと思うきっかけとしてよくあるのが、幸せな家庭を見て感化されるというもの。
妻をむかえ子どもをつくり、家族を増やしていくことは、男性にとってもあこがれなのです。
特に仕事に全力を尽くし、疲れる日々を送っている男性は、家庭を癒しの場にしたいと考えています。 どんなに困難があっても、乗り越えるための原動力にできる、「家庭」という存在を得たいと思うのです。
なお、特に生い立ちでさみしい思いを抱えてきた男性ほど、家庭に大きな意味を見出しがちともいえます。
自信をつけたい
「男性は結婚してようやく一人前」という風潮は、今も世の中に根強くあります。
これは、結婚することで家族を養うという責任を果たしていくからでしょう。
自信のない男性は、結婚することでそういった責任を持ち、人生のステップを登ろうと考えます。
結婚することで周りからも認められ、男として自信が持てると考えているのです。
ただし、根本的な自信は結婚するだけでは湧いてきませんから、その後の努力次第といえるでしょう。
プロポーズ前の男性の行動とは?
プロポーズを決めたら、男性はどんな行動に出るのでしょう。
もちろん人によって違いはあるものの、そこにはある程度、共通の特徴がみられます。
もし彼がこんな行動をしてきたら、それはもうすぐプロポーズされるかもしれないというサインかもしれませんよ。
落ち着きがなくなる
プロポーズを控えた男性は、落ち着きがなくなりソワソワしがちです。
これは、どうしたらプロポーズが成功するか、どうしたら彼女が喜んでくれるかなどを考えることで頭がいっぱいだからといえるでしょう。
ひとりで計画を練るため、下調べや準備などに時間を使うことが多く、時間の使い方が普段とは違う場合もあります。
また、彼女に隠し事をしているようなそぶりもあるかもしれません。
いつも気にしないようなことを聞いてきたり、ひとりでの行動が増えたりしたら、プロポーズを考えているのかもしれません。
お金や健康への取り組み方が変わる
結婚することで大きな出費が予想されることから、プロポーズ前から貯蓄を始める男性も少なくありません。
長期的な出費を見越して、投資を始める人もいることでしょう。
節約を始めるなどの変化が見られる場合もあります。
また、家族を持つということで体調管理を意識しだす男性もいます。
たばこやお酒の量を減らしたり不摂生をやめたりするなど、自身の健康への取り組み方を変えることで、家族をつくることへの責任を持とうとするのです。
相手の家族への関心が深まる
「お父さんてどんな人?」「仲良くなれるかな」など!
家族に関する情報を聞いてくる機会が増えたり、実際に会いに行きたいそぶりが見えたりするようであれば、かなり結婚を意識している証拠といえそうです。
結婚が当人同士の問題だけでなく、お互いの家族を巻き込むものだとわかっている人ほど、相手の家族に受け入れられるかどうかはとても気になるところ。
また、自分の家族に会ってほしいという場合も、結婚を意識し始めている可能性が高いです。
結婚をほのめかす
カップルの関係性によっては、正式なプロポーズがなくとも結婚について前向きな話が進んでいることがあるでしょう。
結婚はいつするか、結婚式を挙げるならどんな式場がいいかなどの話をしているうちに、プロポーズをひとつのプロセスとして考えることとなります。
そこまで具体的な話をしなくとも、指輪のサイズを確認されるようなら、プロポーズの可能性大。
ただし、指輪は好みがあるため、もしこだわりがあるなら「好きなものを選びたい」という意思表示をしておきましょう。
友人夫婦と過ごしたがる
男性は彼女に結婚を意識してほしいと考える場合、友人夫婦や子どものいる家庭など、ほかの家族と交流をもちたがる傾向にあります。
特に、仲が良い理想的な夫婦に会わせたがります。
自分自身も、あたたかい家庭を持つ人たちと触れ合うことで、結婚に対して前向きなイメージを湧かせたいと思っているのでしょう。
「わたしたちも早く結婚したいな」という一言を聞きたいために、セッティングしているといえるかもしれません。
親しい人に紹介したがる
「結婚するならこの人!」と心が決まったら、周りの人に紹介したくなるのも男性心理のひとつといえるでしょう。
家族や親しい友人、職場の同僚など、これから付き合っていくことを前提として紹介したいと考えるのです。
もしかしたら「結婚したい女性だ」と事前に伝えている可能性もあります。
もしそういう機会が増えたら、プロポーズ間近かもということを考えながら、周囲の人たちとも上手に付き合っていきましょう。
いつもとは違うデートをしたがる
もし行き先を告げないデートをしようとしたり、普段はカジュアルな場所での食事が多いのに豪華なディナーを提案されたりする場合は、プロポーズを控えている可能性があります。
これは、ここ一番のときに、できるだけ思い出に残る演出をするのが男の見せどころだと考えているからこそ。
また、誕生日や記念日、イベントシーズンなど何かの節目が近い場合も、プロポーズの可能性は上がるといえるでしょう。
避妊への意識が低くなる
もとは避妊への意識が高かったのに、急に「子どもができてもいいんじゃないか」という態度をとりはじめる場合は、相手の女性と結婚したいと考えている可能性が高いといえるでしょう。
しかし「物事の順序ははっきりさせておきたい」と考えている男性は、婚約前から無責任なことはしない傾向にあるので、一概には言えません。
また、プロポーズをしなくとも「子どもができたらそれをきっかけにしよう」と考えているケースもあります。
こまごました小言が増える
お金の使い方や家事についてなど、まるで家族に言うような小言が増えてきた場合も、結婚を意識し始めている可能性があります。
一見、口うるさく感じられ、いやな思いをするかもしれませんが、彼が「長く一緒にいるにあたって課題だと感じていることを口にしている」ということだからです。
ここで価値観のすりあわせができなければ、結婚してからも、もめごとが増えるだけのこと。 前向きな変化だととらえて、お互いが思ったことを伝え合うのが良いでしょう。
冷たくなる男性もいる
男性のなかには、プロポーズ前に彼女が「冷たい」と感じる行動をする人もいます。
これは結婚という一大イベントを前に、一度身の回りのことを整理しておきたいと考えているからです。
特に仕事に関しては、より自信をもつため、周りに良い報告ができるようにするため、あるいは経済的により豊かになるためにも、一定の成果を上げてからプロポーズしたいと考える男性も少なくありません。
そのため、彼女に対しても一時的に距離を置き、自分のことに集中するのです。
プロポーズするつもりのない男性の行動とは
逆に、プロポーズに程遠い場合の男性の行動には、どんなものがあるのでしょうか。
これもまた一概には言えませんが、ある程度共通の傾向があります。
もしここで紹介する行動を男性がしてきた場合には、結婚を急ぎたいのであれば一度話し合い、きちんと向き合っていく必要があるかもしれません。
同棲の提案はどちらにもとれる
彼氏から「同棲しよう」と持ち掛けられた場合は、どちらの意味にもとらえられるでしょう。
あえて結婚ではなく同棲を選択するということは、まだまだ結婚までの道のりは長いということかもしれません。
もしくは、結婚を前提としてひとまず一緒に生活することから始めようとする意思表示の場合もあります。
いずれにしても、同棲は場合によってはマンネリ化してしまい、結婚までの期間を延ばしてしまう原因にもなるので、慎重に考えましょう。
お金がないアピールをする
男性のほうから金銭的に余裕がないことを告げる場合は、遠回しに「結婚を考えられる状況ではない」と伝えているのかもしれません。
結婚は、相手のことを好きなだけではうまくいきません。
結婚後にトラブルになるのは、経済的な理由も大きな割合を占めるので、ここは慎重に考えるべきところ。
しかし本当にそのパートナーと結婚したいのであれば、その意思を伝え、どのようにして金銭的な事情をふたりで乗り越えていくかを話し合うことが建設的であるともいえます。
プロポーズの前兆を感じたら?
もし男性からプロポーズの前兆を感じたら、どう振る舞うのがベストといえるのでしょうか。
女性からすると、気づいてしまったからには迷いどころかもしれません。
プロポーズを喜んで受け入れる場合はもちろん、まだ迷いを感じている場合にも、どう対応すべきかをしっかり考えておきましょう。
気づかないふりをする
彼からプロポーズしようとするそぶりが見えたら、気づかないふりをしておくのも女性のやさしさというところ。
彼はきっと大好きな彼女を喜ばせるために、考えうるアイディアを出し尽くしてプロポーズ計画を練っているはず。
もし彼がプロポーズにあたって、場所や指輪などの好みを探ってくるようであれば、ぜひ積極的に教えてあげましょう。
思い出に残るプロポーズにするためには、自分自身の好みを伝えておくことも大切なことです。
不安になっても取り乱さない
彼の態度が冷たいなど、不安に感じるようなことが合っても、取り乱さないことが大切です。
誰でも、そのときおかれている状況によって気持ちに余裕がなくなることはあります。
長く付き合っていくパートナーとして重要なのは、相手の反応に一喜一憂しないこと。
「もしかしたらプロポーズかもしれないし、逆に自分に冷めてしまっているのかもしれない…」と思っても、気持ちを穏やかにどっしり構えて、成り行きを見守りましょう。
自分磨きをしておく
プロポーズされる確率が上がってきたら、自分磨きをしておきましょう。
プロポーズ当日はもちろんのこと、そこから先は、周囲との顔合わせや結納、結婚式などさまざまなイベントが起こります。
人生のなかで記念になる瞬間を美しくありたいと思うのは、女性としては自然なこと。
ボディメイク、スキンケア、ヘアケアなどを行い、外見的な魅力を磨いてその時を待ちましょう。
マリッジブルーが訪れる可能性もありますから、心のケアを意識して自分を整えておくのも良いでしょう。
心の準備をしておく
いざ突然プロポーズされると、どんなリアクションをしていいか迷ってしまうかもしれません。
もしプロポーズされる可能性が高いと感じるなら、その時にめいっぱい喜びを表現できるよう、心の準備をしておきましょう。
万が一、まだ結婚を決断しきれないと迷いが生じる場合は、それこそ自分の本音に向き合っておく必要があります。
迷いを抱えたままプロポーズを迎えるのではなく、自分なりの答えを整理して、彼と向き合いましょう。
自分の価値観を伝える
結婚式はどうしたいか、結婚指輪はどうしたいかなどの好みを伝えることも大切ですが、何よりも重要なのは、どのようにして結婚生活を送っていくかというビジョンです。
家族関係のことや金銭的な問題についても話し合っておくべきですが、すべてにおいて自分の価値観と彼との価値観をすりあわせていくことを意識しましょう。
どちらかが我慢するような結婚や、違いを見て見ぬふりをするだけの結婚は、やがて破綻します。 結婚前からしっかりと、重要なポイントについては意見を交わしておきましょう。
プロポーズ前の男性心理を理解しよう
男性にとっても、プロポーズは大切なイベントです。
なぜなら女性をどのように喜ばせられるかで、男性としての自信を持つことができると考えている男性も多いからです。
その反面で、結婚に当たって迷いや不安を抱えている可能性もあります。
結婚とは、長い人生を共に生きるパートナーを選ぶということ。
男性心理をしっかり理解したうえで、お互いが無理なくいっしょにいることを考え、パートナーを受け入れていきましょう。
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