未婚率は年々増加している
現在日本では様々な問題が取り上げられていますが、その1つが「少子化」です。
何故少子化になってしまうのかというと、結婚しない男女が増えてきたからなんですよね。
結婚をしなくても子供が産めるとはいえ、子供を育てていくためには家庭を持つことが1番であることから結婚をしない人達が増えていくことで少子化になってしまっています。
結婚を望んでいない人、つまり生涯未婚の人は年々増えています。
未婚率が上がっている理由は、結婚にメリットがないと思っている人が増えているとか、1人でも生きていくことに支障がない世の中になったなどがありますが、その他にも女性が仕事をしやすくなったというのが女性の未婚率を上げている大きな理由の1つだと言われています。
ある職業に就いている女性は特に未婚率が高いと言われています。
その職業とは一体どんな職業なのか、未婚率が上がってしまう理由は何なのかについて紹介します。
女性の未婚率が高い職業①音楽家や芸術創作家
未婚率が高い職業1つ目は、「音楽家や芸術創作家」です。
作詞家や作曲家、歌手などの音楽家と、漫画家やデザイナーなどの芸術創作家は未婚率がとても高いと言われている職業です。
音楽家や芸術創作家の女性の半分ほどは未婚で、男性にしても3割ほどが未婚と言われており、男女共に結婚しにくい職業なのかもしれません。
その理由は、生活が安定しないことが1番だと言われています。
売れれば大金が入ってくる職業ではありますが、売れなければ自分1人生活していくことすらいっぱいいっぱいになってしまうんですよね。
しかも成功する人は、ほんのひと握りと言われている職業でもあります。
1人で生きていくことだけで苦労してしまうので、結婚願望が薄れていってしまうのかもしれません。
また、労働時間が決まっているわけではないので、夜中まで仕事をしなければいけない時もあれば、丸1日仕事をしない時もあります。
1人の時は仕事が休みの時にまとめて家事をすることも可能ですが、結婚するとなると毎日洗濯をしたりとか、食事を用意したりしなければいけなくなり、自分勝手な考えが出来なくなってしまいます。
人気になっても結婚できないのは、このように生活スタイルが一般の人とは違うからとも言えますね。
他にも、音楽家や芸術創作家は基本的に家やスタジオなどの室内で決まった相手や1人で制作していくので、出会いがないというのも未婚率を上げてしまう原因なのかもしれません。
出会いがなければ交際に発展していくこともありませんし、結婚を考えることもありませんよね。
女性の未婚率が高い職業②医師
未婚率が高い職業2つ目は、「医師」です。
これは女性の未婚率に多いと言われている職業で、医師も生活が不規則になってしまいがちなことが原因です。
医師は、何日も家に帰れなくなってしまうことがあります。
男性の場合、何日も家に帰れなくても女性が家のことをしてくれればいいので問題ないのですが、女性の場合は自分が家事をしなければいけないので、男性のように家に帰れなくなるという状況が許されないことが多いんです。
理解ある男性と結婚することが出来れば、女性が家事をしなくても許されるかもしれませんが、男性の多くは「女性に家事をしてもらいたい」と思っています。
特に子供が出来ると、ママにしか出来ないことも増えていくので、女性が何日も家を空けてしまうということが不可能になってしまうこともあるかもしれません。
患者よりも自分の子供の方が大事とはいえ、仕事をしている以上は患者さんのこともしっかりと対応しなければいけませんよね。
なので、医師の女性の未婚率が高くなってしまっているようです。
大きな病院に勤めていれば、多くの患者さんとの出会いがあるため、医師は出会いがないということは無さそうですが、患者さんと個人的に関わるのはNGという病院も少なくないようです。
激務な上に患者さんとの私的な関わりもNGになってしまうと、婚活がしたくてもできないなんてことにもなりますよね。
それだけではなく女性の医師は、会社員の男性よりも給料がいいとか、頭がいいと言われているためモテにくいそうです。
男性に避けられてしまうものを持っているというのも、女性の医師の未婚率が高い理由かもしれません。
女性の未婚率が高い職業③営業や販売
未婚率が高い職業3つ目は、「営業や販売」です。
音楽家や医師などの専門職とは違って、営業や販売をしている人は時間が決められているため結婚しやすいのではないかと思うかもしれませんが、営業や販売も激務になることがあります。
そのため、ある一定期間のときだけとはいえ、家事と仕事を上手く両立させることが出来なくなってしまう可能性があるんです。
お給料が安定しているとか、激務が少ないというメリットがあるにしてもノルマをこなさなければいけないというプレッシャーと戦わなければいけないというデメリットは大きなものだと思います。
営業や販売は、歩き回なければいけないなどかなり体力勝負な所がある職業でもありますよね。
そのため休日はしっかり取れても、そのほとんどを睡眠や身体を休めることに使ってしまうという人は少なくありません。
なので結婚をするための準備が出来ず、未婚率が上がってしまうのかもしれません。
また、営業や販売の場合は多くの人と出会えるチャンスがあると思いきや、仕事上での付き合いにしかならないということが多かったりします。
仕事は仕事、プライベートはプライベートとしてオンオフをしっかり分けているという男性は少なくないので、こちらからアピールしてみても交際に発展しないなんてことも珍しいことではないようです。
販売の場合は、休日が必ずしもカレンダー通りというわけではないので、会社員の男性と予定が合わせられないというのもデメリットの1つになってしまっているのかもしれません。
婚活をするにしても、男性と予定を合わせられなければ関係を深めていくことは出来ませんよね。
未婚率が低い職業とは?
未婚率が高い職業について紹介しました。
結婚しない女性が多いのは専門職だけだと思いきや、多くの女性が就きやすい職業でも未婚率が高いと言われてしまっているんです。
未婚率が高くなってしまう職業に当てはまるのは、婚活をする時間が無いほど激務であること、そして結婚後も同じ仕事を続けていくことが困難になってしまうことですね。
特に自分が希望してその職業になったという場合は、結婚後も同じように働きたいと思っている女性は多いです。
しかしどうしても結婚をすると仕事をセーブしなければいけない状況になってしまうことが多いので、仕事がしたいと思っている女性からしてみると結婚にメリットを感じられなくなってしまうんです。
女性が仕事をしても認められる世の中になってきたからこそ、未婚率は年々高くなってしまっているんだと思います。
好きな仕事に就いて、評価してもらえるという点においては女性にとっていいことですよね。
今回は未婚率が高い職業を紹介しましたが、未婚率が低いと言われている職業もあります。
それは、教師です。
教師の場合は、職場恋愛で結婚するという人が多いようで、勤務時間もほとんど同じですし、激務になることも少なく、予定も合わせやすいため交際も結婚もしやすいのかもしれませんね。
教師同士の恋愛はもちろんのこと、生徒との恋愛から結婚という人も少なくありません。
もちろん、教師が全員結婚しているというわけではありません。
どの職業でも未婚者はいますので、婚活目当てで職業を選ばないようにしましょう。
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