そもそも「モラハラ」とは？
そもそもモラハラとは、モラルハラスメントの略で、身体的暴力で身体を傷つけるのではなく、“言葉や態度で嫌がらせをしたり、人の精神を傷つけたりする行為のこと”です。
＜モラハラの種類＞
・「バカなの？」など暴言を吐くモラハラ
・「チッ」という舌打ちなどで脅すモラハラ
・数時間〜数日、喧嘩をすると無視するモラハラ
・生活費を入れないなど、経済的に困窮させるモラハラ
というように、モラハラといっても、種類があるようです。
どちらにせよ、相手を傷付けることに変わりはないので、自分の身を守るためにもモラハラ男子の特徴をチェックして、対処法を考えていきたいですよね。
好きな人や恋人がモラハラ男子だったとき、弱点を見つけて上手に付き合っていく方法はないのか、どのような別れ方をすればいいのか、気になっている女性も多いでしょう。
ぜひ参考にしてみてください。
モラハラ男子の特徴①行きつけのお店が好き
行きつけの店によく行きたがるようであれば、自分のテリトリーで収まりたい視野が狭いタイプの人が多いようで、モラハラ男子によく見られる傾向のようです。
そして、自分の守備範囲からは出たがらないので、あなたに対しても制限が多くなってしまう可能性がとっても高いといわれています。
それだけではなく、お出かけのときや旅行などの話になっても、知らない場所に行きたがらないのが特徴です。
いろいろな場所に行きたい女性にとっては、退屈な思いをしてしまいそうですよね。
たまには他のところに行きたいと言ったとき、聞き入れてくれるならまだ大丈夫ですが、聞こうとしない場合はモラハラ男子の予備軍といってもいいでしょう。
モラハラ男子の特徴②人前では善人ぶる
人前でやたらいい顔をするのは、モラハラ男子の典型的な特徴です。
モラハラ男子は心理的に自己愛が強いようで、常に「他人から見られる自分」を気にしています。
このタイプは、自分の言動が相手を傷付けていると分かっているので、他人の前では良い人を演じようとするのです。
そのため、付き合ってある程度信頼関係がないと気付けないのが難点。
一見、いい人だったり、みんなに優しく接したりする男性でも、「外面が良すぎるな」と思ったら、少し距離をとってみて。
外面が良い分、裏の顔との差がとても激しい可能性がありますから、要注意ですよ。
モラハラ男子の特徴③友達がいない
友達が少ない＝何かあったのかな、と思ってしまう女性もいるのではないでしょうか。
ただ単に内気なタイプで友達を作れなかったのか……性格が悪くて友達が離れていってしまったのか……どちらかになりそうですよね。
先ほどもお話ししたように、公の場では優しい人ぶるのですが、同性になると少し話しが変わってくるようです。
同性の成功話や幸せ話が苦手なの人は、モラハラ男子の特徴として挙げられるので、まずは友達関係をチェックしてみてください。
また、共通の友人がいるのであれば、学生時代はどんなタイプの男子だったのか聞くのも◎
モラハラ男子の特徴④自撮りをよくする
男子なのに自撮りをよくしている人は、ナルシストの可能性があるといわれています。
そして、ナルシストはモラハラ男子になりやすいといわれているこも！
自分に自信がある男子は、自分のことが一番だと思っています。
ですので、自分にとって都合の悪いことがあると、一瞬で態度を変えてくる可能性があります。
モラハラ男子も自分中心の考え方をしているのが特徴なので、一致するところはありそうですね。
また自撮りだけでなく、加工をしている男子は嘘をつくタイプが多いようなので、そこも一緒にチェックするといいですよ。
モラハラ男子の特徴⑤ダメ出しの言動が多い
「何でそんなこともできないの？」「何その服装、似合ってないよ」など、他人の行動に何かしらダメ出しをしてくる男性はいませんか？
相手が傷付く言葉を平気で言ってくる人も、モラハラ男子の特徴です。
本人は頑張って行っているのに、ふみにじるような言葉を平然とぶつけてくるなんて最低ですよね。
中には、他人なのに敬語で話さず、タメ口で偉そうにダメ出しをするモラハラ男子もいるでしょう。
顔がかっこよかったり、仕事ができたりする優秀な男性に多く見られ、周りの人を下に見ています。
小さな頃から特別扱いされているこも多いので、直すのは難しそう。
付き合っていても凹んでしまうばかりなので、無理に一緒にいる必要がありませんよ。
モラハラ男子の特徴⑥相手の気持ちに寄り添おうとしない
モラハラ男子は、相手の気持ちに寄り添うことをしないのも特徴です。
例えば、自分が風邪を引いたとき、普通なら「大丈夫？」「何か食べたいものはある？」と声を優しくかけますよね。
恋人同士ではなくても、仲が良かったり、職場で親しくしていたりすれば、声をかけるのが一般的。
ですがモラハラ男子は、自分中心なので相手のことは何とも思っていないみたい。
「自分の健康管理が悪い」と言ってくることもあれば、逆に「俺の方が大変なんだよ」と気遣いを要求してくることも……。
ですので、相手の幸せを一緒に喜ぶこともありません。
仕事で成功したなど、嬉しいことがあっても、「そんなんで喜んでるんじゃまだまだだね」といちいち言ってくるでしょう。
モラハラ男子の特徴⑦自分への批判は受け付けない
モラハラ男子の心理状態を見てみると、どうやらプライドの高いことが特徴だそうです。
ある程度のプライドは男として必要ですが、度が過ぎるのもうまくいかないことが目に見えていますよね。
プライドが高いモラハラ男子は、とにかく自分への批判は受け付けません。
「もう少しチームで仕事しましょう」「いつものデートコースに飽きてきた」など、彼を批判するような言葉を少しでも言ってしまえば、「何か文句あるのか？」と相手を威圧して怖がらせる可能性があります。
相手の痛みには無関心なのに、自分の痛みには過剰なまでに反応する自分勝手な人間ですね。
そしてモラハラ男子は、おだてられることが弱点です。
褒めちぎることで気分が良くなっていると思うので、「やばい」と思ったときはおだてる作戦でいきましょう。
モラハラ男子の特徴⑧すぐ人のせいにする
モラハラ男子は、自己正当化する天才だといわれているのをご存知でしたか？
自己正当化とは、自分を正当化する心の働きのことです。
いつでも自分の判断は正しいと思っているのが特徴で、すぐに人のせいにします。
恋人同士の喧嘩になったとき、「お前が悪い」といつも彼女のせいにしている彼はいませんか？
彼が遅刻したとしても、自分の中で「こんな時間に待ち合わせをしようと言った彼女が悪い」と自己正当化するのです。
ですので、彼が謝ってくれることはないですし、何も悪くない彼女が謝るまで機嫌が悪いこともあるでしょう。
モラハラ男子の特徴⑨相手を支配しようとする
モラハラ男子は、相手への要求が高すぎるという特徴もあるようです。
“彼女ならこれくらいして当然”と思っていることが多いので、すぐにLINEなどの返信をするように要求してきたり、スマホチェックをしてきたりする場合があります。
この要求を断れば、「俺のこと本当は好きじゃないの？」と言葉で彼女を責めたり、「前の彼女はやってくれた」など非難するような言葉を言ってきたりするでしょう。
このように徐々に相手を支配しようとするので要注意。
女性側も彼の怒っている表情や暴言を真っ先に考えてしまうようになるので、彼中心で行動してしまうことも。
自分らしさをなくしてしまうので、モラハラ男子とは早めに別れた方が良さそうです。
モラハラ男子の特徴⑩常にストレスを抱えている
働くことが基本の男性にとって、仕事でのストレスはつきものですので、当然のことです。
ですが、モラハラ男子の特徴となり、問題になるのが常にストレスを抱えているかどうかというところなんですよ。
困難な案件、上司からの叱責などで一時的に抱えることは自然なストレスですが、常にストレスを抱えているようなら社会人として日常が上手くまわっていないということになるんだとか。
日常のストレスを溜め込みすぎているので、閉鎖された空間で爆発しやすく、相手を強く傷つけてしまうでしょう。
モラハラ男子の特徴⑪過保護かネグレクトで育った
モラハラ男子の特徴として最後に挙げるのは、その人の生い立ちです。
親から過保護かネグレクトで育った場合は、モラハラ気質であることが多いといわれています。
過保護で育った場合、自分の意見は何でも通ると思っているので、大人になっても自分中心のようです。
そしてネグレクト状態で親の愛情を知らずに育った男性も、彼女に深い愛を求めて過剰になってしまうそう。
彼の生い立ちを深く探ることは難しいでしょうが、チェックポイントとして覚えて置いてみてください。
モラハラ男子との付き合い方・別れ方
モラハラ男子と分かったとき、今度はどのようにモラハラ男子と接していくか考えなければなりません。
モラハラ男子と分かっても、好きなら付き合いたいと思う女性もいるでしょう。
その場合は、先ほどの特徴でお話ししたモラハラ男子の弱点を上手に活用してください。
モラハラ男子はおだてに弱いので、自分に何か言われそうになったときは、「○○くんって本当にすごいよね」と褒めちぎってみて！
「モラハラ男子は無理！」と思ったのであれば、上手な別れ方でさっぱりと縁を切りましょう。
後々面倒なことにならないためには、彼が好まない女性を演じるなど、「あなたといると私が辛いから別れましょう」とはっきり伝えてみてください。
プライドが高いモラハラ男子は執着してくることもあるので、別れた後はSNSの更新を控えるなどして、少しずつ距離を置いていきましょう。
モラハラ男子の特徴をご紹介させていただきました。
モラハラ男子と知らずに付き合い、後から辛い思いをするのは避けたいですよね。
目には見えないものなので分かりづらい部分もありますが、特徴をチェックして少しでも「ん？」と思ったところがあれば今後の付き合い方を考えてみてはいかがでしょうか。
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