10周年を記念したアルバムを発売される青山テルマさん♡
2007年9月5日(水)リリースシングル「ONE WAY」(ワン・ウェイ)から、2017年でデビュー10周年を迎える青山テルマ(あおやまテルマ)さん。2008年1月23日(水)にリリースされた「そばにいるね feat. SoulJa」がオリコン1位を獲得し、同年のNHK紅白歌合戦に出場。
聡明かつパワフル、そして感情豊かな歌声を絶妙にコントロールする、実力派アーティストです。ファッションやグラフィック、アートと多趣味であり、そのセンスは同世代の女性からカリスマ的な支持を得ており、Instagram(インスタグラム)のフォロワーは現在76万超!
現在、バラエティ番組に引っ張りだこの青山テルマさんが4MEEEに登場♪
4MEEE読者と同世代の彼女がSNS世代に対して思うこと、ライフスタイルなど詳しく教えてくださいました♡
青山テルマさんの「SNS時代を生き抜く女性たち」へのメッセージは必読!
———— それではよろしくお願いします!Instagramのストーリーが面白く、「◯◯な女」シリーズとも言われインターネット上でも話題となっていますよね。ネタはどこから集めるのですか?
「ストーリーは暇だからやっていて、ネタは特にないですね。いろいろな人を観察したり、こういう人いるだろうなって想像したりしてやっています。」
———— 他の投稿はおしゃれでインパクトがあるものばかりですね!加工方法や投稿するときに気にかけていることがあれば教えてください♪
「最近は使っている人も多い『VSCO』っていうカメラアプリの、C1やC3のフィルターを使っています。
投稿時に気にかけていることは、ネガティブなものを投稿しないようにすること。写真も文章もネガティブにせず、多くのことを書かないようにしています。
『これを書くことによって誰か傷つかないかな』『きつい言い方になっていないかな』って注意しています。」
———— 青山テルマさんはフリーペーパーの編集長もされていますよね。ファッションの写真はいつも違ったポーズで、おしゃれだなと思います。参考にしているものなどあれば教えてください♪
「ポーズはいつも気分でやっていて、ファッション誌も最近は読まないんですよね。
フリーペーパーの制作時には、雑誌を読むと見たものをインプットしちゃうからあまり見ないようにしています。
回りに回って真似になるのは嫌なので、海外に行ったり、Instagramをパパッと見たりする程度。デビュー当時は、モデルの動画を見ていたのですが、最近では変に誰かを意識したり、この人になりたいと思ったりすることはなくなりました。」
———— 真似しなくていいと思ったきっかけはありますか?
「年齢じゃないですかね。今の若い子たちって、SNSが生活の一部になっていて、昔よりも競争率が激しい時代になっていると思います。
私がデビューした当時は、SNSから情報を仕入れるよりも、雑誌を買ったり海外に行ったりしないと情報が入らない時代でした。
私も若い頃は比べることはありましたが、今年30歳になることもあって、徐々に人と比べることの必要性がないなと感じています。だって誰かに憧れて目指したとしても同じにはならないし、なれたとしても二番手になるわけだから。そこに魅力を感じなくなりましたね。」
「年齢を重ねて視野やコミュニティが広くなったことも、比べなくなった理由の一つかもしれません。自分しか知らない世界で生きるのってすごく狭くてもったいないことなんですよ。
よく誰かが『パクった』『真似してきた』とか言うけど、その世界しか知らないからそうやって言ってしまうんですよね。
自分だけの価値観で安易に判断するのは良くないんじゃないかな。」
———— 確かに、それだけで判断してしまうのは危ないですね。どのフィルターを使うかは個人の自由ですし。
「今は、こう見られたいっていう“自分の世界”を作れる時代じゃないですか。でも作りすぎると疲れちゃうし、それって全然リアルじゃない。見てほしいところしかSNSで見せないことには疑問を感じます。」
———— 今は写真を撮るためにカフェに行く人もいますからね。
「そういう時代だから、やるのはいいとは思うんです。例えば、風邪をひいて体温計の写真を投稿している人がいますけど、投稿する暇があるなら病院行けばいいって思うし。(笑)
誰でも心配されたくて「大丈夫?」の一言がほしいことってあるけど、それをやりすぎるのってしょうもないなって思います。」
———— SNSをやっていない女性って少ないし、知らぬ間に比べる環境にいることってきっと多いですよね。すごく勉強になるお話でした!ありがとうございます。
プロポーションを保つ秘訣は、考えすぎないこと!
———— 青山テルマさんは、スタイル抜群ですよね!プロポーションを維持する秘訣はありますか?
「プロポーションね〜、あんまり気にしないのが一番だと思うんですよね。」
———— 好きなものを食べますか?
「好きなものを食べますね!ただ、好きなものがヘルシーだから太らないのかも。
奈良県出身で、お祖父ちゃんが畑をやっていていつも畑の野菜を食べていたので、もともと野菜中心の食生活だったんです。3時のおやつは、ほうれん草やトマトを食べていました。この業界に入って初めて、ショートケーキやマカロン、焼肉など食べたんですよ。」
———— すごいヘルシー!甘いものとか食べたいと思わないんですか?
「いまだに昔からの食生活が身についているから、自然と甘いものやお菓子が苦手。差し入れでお菓子をもらっても減らないんですよね……。だから、ケーキバイキングなんて地獄!食べるものがないから行きたくない!
あとはライブをしているから体を動かすし、ジムに行ったりヨガをしたりします。逆に、体重を気にしすぎると減らないと思うんですよね。
お肌もそうで、例えばニキビができたら気にしていろんなものを取り入れる人が多いと思うけど、余計肌荒れしそう。『まぁよくなるっしょ』っていう感覚でやった方がいいですよ。自分が苦じゃない程度に、健康的に生活していればいいんじゃないかな。」
———— お肌もつるつるできれいですし、脚もすっきりしていますよね!
「脚も特に何もしていないんですけど、強いて言うならよく歩きます。散歩が好きなので、食べ過ぎたら家まで歩いて帰ります。
私、細いって言われるのがコンプレックスだから、あんまりボディラインのでる服は着ないんです。だからオーバーサイズでダボっとした服が多いですね。」
10周年を迎えて感じるのは「全部ウケる」
———— デビュー10周年を迎えて思うことはありますか?
「10年全部ウケるって感じでした。(笑)
いい時も、どん底も見てきたけど全部楽しくていい思い出でしかないです。辛いことも、当時は嫌な思い出になるなと思っていたけど、今振り返ってみるとまぁ楽しかったなって思えるようになりましたね。」
———— 普通は辛いときは辛くて、絶対に戻りたくないと思いますよね。ポジティブに捉えられるメンタル面のお話、聞かせてください!
「徐々に強くなるんじゃないかな。『辛い、もう無理。』って思うことは、もちろんありましたけど、失敗や挫折を経験してとことん落ち込んで、無理に元気にならないことが大切なんじゃないかな。
変に自分を作って、元気ぶる必要はないですよね。だって、落ち込んでいることも時間が経てばつまらなくなるから。
悲劇のヒロインぶるのって数日は面白いけど、3日以上経つと「私何やってんだ」って思うようになる。(笑) 落ち込んで傷ついているけど、それに対してどう対処すればいいのかというのを身につけることが重要!」
———— そこから学べることはたくさんありますよね。
「私の中では、落ち込むことって根本的につまらないんですよね。落ち込んでいる人と遊ぶのもつまらないし、落ち込んでいる自分が誰かと遊ぶのもつまらない。
自分が落ち込んでいるから元気にしてくれって、友達と話すのもおかしな話だと思うんですよね。自分がある程度復活してから会った方がいいですよ。友達に失礼!」
———— 友達を頼って、愚痴っちゃいますしね。
「愚痴れるってことはまだ元気だから!本当に傷ついたら愚痴る気力もないから!(笑)
ただ気をつけるべきなのは、言う相手を選ぶこと。今の時代、どうにでも伝わるから、誇張されないように相手を選ばなくちゃいけないですね。自分一人でとにかく落ち込んで、反省点を考えるなど自分と向き合ってから誰かと話した方がいいと思います。」
———— なるほど、青山テルマさんのお話は本当に勉強になります。いろいろなことを経験した10年ということでしょうか。
「そうですね。そういう意味では自分にしかできないこともわかって、いろんな経験をして勉強になったし、いろんな人との出会いもあり、いいことも悪いことも含めて最高だったなと思いますね。」
———— 区切りのいい10周年を迎えて発売されたアルバムの解説をお願いします。
「最初は10周年を意識していましたけど、作っている間に10周年だからという意識はなくなりました。素直に一曲一曲作っていき、いい意味で引き算したアルバムですね。音もガチャガチャせず、歌詞も会話のように丁寧な言葉遣いにしました。」
———— 特におすすめの曲を教えてください。
「おすすめの曲は、『一生仲間』。青山テルマ=失恋ソングっていうイメージが強いのですが、ここ10年過ごしてきてやっぱり仲間って最高だよなって思ったんです。それが家族か友達かは人それぞれですけど、誰にでも仲間はいるし、それって最高じゃん!っていう曲です。」
———— 4MEEEの読者層である、恋も仕事も頑張りたいアラサー女子におすすめしたい曲はありますか?
「『My Only Lover』はアラサー女子が“私でもまだ恋できる”と思えるような背中を押す一曲になっています。
あとは『なんだかんだ』もおすすめ!すべてを分かち合うことへのポジティブで前向きな曲です。」
———— ありがとうございます。では最後に、読者へメッセージをお願いします。
「人生、もっとガツガツしていいと思う!(笑)遠慮せず、自分がやりたいことをしてみてください。恋も仕事もガツガツして、自分が幸せだなと思う瞬間を少しでも多く感じられるようにしたほうがいいですね。
洋服やブランド品、◯◯が見えるからここに住みたいなどの“見える”ものに対してハングリーになることも大事だけど、何に本当の幸せを感じるのかを見つけることに、がむしゃらになればいいと思います。
このインタビュー記事は多くの人に読んでほしいけど、あまりスマートフォン中心で生きてほしくないな。(笑) スマートフォンの中に答えはないよって。外に出て、見て、聞いたものが一番楽しいって感じてほしいです。」
スタッフ一同、インタビューだということを忘れてしまうほど、大変勉強になるお話をしてくださいました。
青山テルマさん、どうもありがとうございました♡
今回は、青山テルマさんのサイン入りチェキを2名様にプレゼント♡
たくさんのご応募、お待ちしております。
応募〆切日時:2017年9月27日(水) 0:00
応募〆切いたしました!たくさんのご応募ありがとうございました。
※表示価格は記事執筆時点の価格です。現在の価格については各サイトでご確認ください。