頭脳派な柔道キング、ウルフ・アロン【ときめきから始めるSPORTS観戦!】#前編

頭脳派な柔道キング、ウルフ・アロン【ときめきから始めるSPORTS観戦!】#前編

LIFESTYLE

人気ブロガー・しげるちゃんの新連載!アラサー女性にドキドキを届ける、『ときめきから始めるSPORTS観戦!』の第3回。知れば知るほど好きになる“イケメンスポーツ選手”にフォーカスした、4MEEEにとっても初挑戦の新企画をお見逃しなく♡

“スポーツ観戦音痴”なオトナ女性に捧ぐ!
『ときめきから始めるSPORTS観戦!』

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

A.WOLF ウルフアロンさん(@aaron_wolf0225)がシェアした投稿 - 2019年 4月月29日午前7時37分PDT

オリンピックにパラリンピック、ワールドカップなどなど……日本中・世界中がスポーツに大熱狂する時代がやってきた!でもそんな中、ポツン……と置いてけぼりを食らってしまった、“スポーツ観戦音痴”な方もいるでしょう。

本作は、そんな「スポーツ観戦音痴女子」に捧げる新連載、『ときめきから始めるSPORTS観戦!』第3回。

「スポーツ音痴な自分には関係ない。」
「ルールがわからないから、スポーツ中継も見ないし観戦にも行かない。」

そんな風に、“嫌いじゃないけどわからないから”とスポーツの世界を避けてきた女性に向けて、まだ知らぬスポーツの魅力と男性アスリートの素顔をお届けいたします!

柔道、ウルフ・アロン選手が登場!

ウルフ・アロン

連載第3回目に登場してくれるのは、柔道界・ウルフ・アロン(うるふ・あろん)選手。日本人のお母様とアメリカ人のお父様を持つ、甘いお顔のハーフイケメンアスリートです。181cmと高身長な上、頭脳明晰。数々の大会で結果を残し続けている、今最も注目すべき柔道選手の一人です。

しげるちゃん

インタビュアーは、人気ブロガー、商品プロデューサーなどマルチに活躍するしげるちゃん。タレントやモデルなど芸能界のみならず、スポーツ選手や格闘家とも交流が深くて、幅広い業界の方から支持を得ている人気者。しげるちゃんと対談していただき、「選手としてのウルフ・アロン」と「1人の男性としてのウルフ・アロン」について、たくさん教えていただきます!

柔道は好きじゃないけれど、「年下に負けるのは許せない」

前編は、「選手としてのウルフ・アロン」について。まずは、“なぜ柔道というスポーツにのめり込んだのか”を伺います。

ウルフ・アロン

しげるちゃん

まず、柔道に熱中するようになったキッカケを聞かせて!確か、6歳から始めたんだよね?

ウルフ・アロン

小学生になる頃くらいに、後楽園の近くにある柔道クラブに通い始めました。僕、子どもの頃から体が大きくて、6歳で130cm・30kgもあったんですよ!“わんぱく相撲”で優勝して相撲部屋からスカウトされたこともありましたね(笑)だから、「柔道やってみたらどうだ?」って祖父が勧めてきて。でも、熱中したのは結構遅い時期……。特に、小学校の6年間は“言われてやっていた”感覚が強かったんです。試合にも全然勝てなかったし、勝つ気もなかった。

しげるちゃん

そうだったっんだ……。でも、そんな“やる気のない状態の小学生”だったのに、6年間ちゃんと続けたのは偉い!

ウルフ・アロン

僕が柔道を始めた頃、シドニーオリンピックやアテネオリンピックに出場した井上康生(いのうえこうせい)選手をテレビで見ていて、その活躍に影響を受けたので、小学校低学年の頃はもう少し意欲的にやっていたかな。東京都の同世代選手の中で2・3番手を獲るくらい。それでも個人で全国大会に出られることはなくって、柔道辞めようかなって考えていました。

しげるちゃん

そこからどうやってモチベーションを持ち直したの?

ウルフ・アロン

中学校に入ると僕のモチベーションは“勉学”へ移り、テストで学年3位になるくらい勉強を頑張っていました。でも柔道の成績は落ちるばかりで、中1の時は都大会1回戦負け。中2に上がると、後輩にも勝てなくなってしまったんです。その頃ですかね。スイッチが入ったのは!僕、もともと変にプライドが高いので「年下に負けるのは許せない」って気持ちが湧いてきて。そこから、「もう一度柔道頑張ろう」って思ったんです。

ウルフ・アロン

しげるちゃん

悔しくって、やる気スイッチが入ったわけね。でも、それまであまり好きじゃなかった柔道を、どうやって好きになっていったのかな。

ウルフ・アロン

柔道が好きって思えるようになったのは、試合に勝てるようになってからですね。それまでは「言われてやっていた」けれど、後輩に負けて悔しくって、自分の意思で練習外トレーニングやランニングをするなどの“努力”をするようになってからは、どんどん実力がついてきたんです。日頃の成果から勝利を手にできた時、「柔道って面白い、楽しいもんなんだな」って気付きました。

しげるちゃん

頑張ってきたことが実を結ぶと、嬉しいものよね!でも、それまで頑張っていた“勉強”に集中したいなって思ったりした?他にもさ、学生の頃って「アルバイトしたい」とか「女の子とデートしたい」とか、たくさんやりたいことがあるじゃない。他のことを我慢するのは辛くなかったのかな。

ウルフ・アロン

「遊ぶ時間がもったいない」って思うくらい柔道に熱中してたし、単純に忙しかったんですよね。朝は5時に起きて、学校行く前に10km走ってたんです授業が終わったら柔道部の部活があって、その後柔道クラブへ行っていたんです。練習が終わってご飯を食べたらすぐ爆睡!毎日ヘトヘトだったけど、「どうやったら強くなれるんだろう」って考えたときに、中学生の僕がたどり着いた答えが“とにかく走る”ってことだったんです。すごく浅はかだなと思うけれど……(笑)

しげるちゃん

えーーー毎日10kmなんてすごい!そっか、クラブだけだと思ってたけど、学校の柔道部でも練習していたんだね。それって大変じゃない?しげるみたいな普通の学生時代を過ごしていたらプロのアスリートにはなれないってことだ(笑)

ウルフ・アロン

この練習環境はちょっと特殊だと思います。でも、部活に所属しないと全国中学校大会に出られないんですよ。当時も今も、周囲からは「練習しすぎ」「頑張りすぎ」ってよく言われるけれど、僕自身はそんな風には思っていないです。

結果を残し続けるアロン選手だけれど……
「泣きながらパスタを食べました(笑)」

ウルフ・アロン

しげるちゃん

一番嬉しかった試合とか、プロになろうって思った出来事、覚えてる?

ウルフ・アロン

全国中学校大会で優勝しているすごく強い選手がいたんですが、僕だけが唯一その人に勝てた時は、ますます火がつきましたね。その後、高校3年生の時にインターハイ個人戦で日本1になってからは、大学でも柔道を続けて「生涯柔道でやっていこう」って思っていました

しげるちゃん

結構順風満帆な柔道経歴に思えるけれど、特に悔しかった試合や挫折はあったのかな。自分が想い描いていた柔道家としての人生にギャップを感じたことはある?

ウルフ・アロン

僕、去年の1月に膝の半月板を損傷しちゃって、5ヶ月程試合に出られなかった期間があったんです。でも、「怪我をする前よりも良い状態で現場に戻りたい」って思いがあったから、上半身を鍛えたりして、怪我に囚われないように努力をしました。でも、この世界は怪我したら一瞬で終わるからそう甘くない……って改めて感じましたね。過去の成績を優遇してもらって、なんとか世界選手権には出させてもらえたけれど結果は5位。あの時は苦しかったです。でも、その後は調子を取り戻して、コンスタントに結果が残る試合をできているので、“挫折”を感じたことはないのかもしれません。

しげるちゃん

ちゃんと結果にこだわっている感じが伝わってくる。「勝つために」を考え続けるってすごいことだよね。

ウルフ・アロン

でも、大学2年の時にグランドスラム・東京(国際柔道連盟主催の柔道の大会)に初戦敗退した時はさすがに出鼻くじかれましたね。それまでは日本の試合ばかり出ていて、海外選手との試合はジュニアの大会しか経験してこなかったんですよ。その後すぐ、ヨーロッパ遠征に呼ばれることになるんですが、そこでまた1回戦負け。何10時間かけてヨーロッパまで行ったのに、試合開始2分で終了して、すごく悔しかったのを覚えています。泣きながらパスタを食べましたよ(笑)

しげるちゃん

へ〜そんなこともあったんだね……。でも、負け続きにはならないのがすごい所だね。どうやって持ち直したの?

ウルフ・アロン

それまでは、力任せな柔道スタイルで相手を押さえつける手法で勝とうしていたのですが、外国人選手にパワーで勝とうとしても通用しなくいってことに気が付いたんです。同じ方法で闘って2回も負けて、そこから自分の柔道スタイルを考え直しました。

「勝利の波に乗り続けないといけない」柔道の世界

ウルフ・アロン

しげるちゃん

ウルフ選手は、自分の試合を観返したり、他のスポーツを観たりはするの?

ウルフ・アロン

僕、スポーツ観戦ってあまりしないんですよね。自分が負けた試合だけは、なんで負けたのか研究するために見ることもあるのですが、極力恥ずかしいから振り返らないんです。でも、プロレスの試合だけは大好きです!ダイナミックだし、見てる側も「痛そう」って感じるくらい迫力があって、体張っている感じがすごく刺激的なんですよね。血が出るシーンもあれば、気絶している選手なんかもたまにいて。

しげるちゃん

同上……(笑)プロレスって、柔道選手から見ても刺激的なスポーツなんだ(笑)ウルフ選手が思う、柔道をあまり知らない人が楽しく観戦できる秘訣って何かな?

ウルフ・アロン

柔道は、才能やセンスがなくても考える力を身につければ勝てるスポーツだと僕は思っています。絶対投げられない体幹とか、相手を跳ねるバネを元から持っている選手も中にはいて、恵まれているなあって思うけれど、そういう選手を「どうやって倒すか」「何をしたら相手が嫌がるか」を考えるのが楽しい!僕より10cm以上身長の高い選手なら、下から攻めて後ろを掴ませないように……とかね。華やかな技はないし泥臭いけれど、駆け引きしながら頭脳で戦っている選手の姿は、女性が見ていても面白いと思いますよ。

しげるちゃん

すっごく聞きたくて仕方なかったことがあるんだけど!ウルフ選手は100kg級の選手でしょ、格闘技みたく、ツライ減量とかがあって試合の前日に体重計に乗らされるの?

ウルフ・アロン

そうですよ!国際大会は前日の20時に計量があって、90.1〜100.0kgまでOK。トーナメント戦なので、一人が出れなくても大会的にはどうってことないから、重量オーバーは即アウトです。それとは別に、当日計量っていうのもあって、抜き打ちで数人の選手が指名されて試合開始1時間半前に体重計に乗ることもあります。そこで5%オーバーだったら失格っていうルール。でも僕、いつも前日の計量が終わったらめっちゃ食べるから、朝起きたら106kgくらいあるので超怖いです(笑)恐怖で朝ごはんは食べられないですね。

しげるちゃん

柔道での減量シーンって、見たことがなかったなあ。でももし、重量オーバーで失格になっちゃったらツライよねえ。柔道選手としての苦悩って、他にどんなことがある?

ウルフ・アロン

僕は減量が一番キツイですね。直近の大会では、軽量当日の朝に3.5kgオーバーで……!サウナでボクシングをして最後は目眩がするほど水抜きして何とか通過しましたが。だから、いつも試合直前の僕はもう少しシュッとしていますよ(笑)あとは、試合が限られているから“チャンスが少ない”ってことかな。大きな試合の数が限られているから、「この試合に勝たなきゃ、日本代表選手に選ばれない」っていうことが起こるんです。国内選手との争いが激しくって、代表選手になるには“勝利の波”に乗り続けないといけないんですよ。

しげるちゃん

具体的にどんな“波”?いくつの試合で勝たなきゃいけないんだろう……。

ウルフ・アロン

ウルフ・アロン

世界選手権とグランドスラム・大阪、どちらも優勝すれば、東京オリンピック代表の内定をもらえます。なので、それが1番最短ルートですね。でも、どちらも優勝するのは簡単ではありません。最短ルート以外の道は険しくて、まず講道館杯(体重別柔道日本一を決定する大会)で結果を残して、それからグランドスラム・大阪に選ばれることが絶対条件。そこで結果を残すことができれば、春のヨーロッパ遠征→選抜柔道体重別選手権→世界選手権に選ばれるかなって流れですね。でもどれかでコケるとパーになる。本当に全部逃せない大会なんです。でも、試合が多すぎると怪我に繋がるので、限られた試合で結果を残すっていうことが重要なんです。僕は今年、世界選手権3位だったからすごく悔しいです。

しげるちゃん

そうだったよね〜この夏開催された世界選手権はウルフ選手3位だったね、おめでとう!でも、その険しい道のりを聞いてしまうと、やっぱり悔しいのかなって思えるね。しげるからしたら、3位って十分すごいじゃないって思ってたけど。柔道選手としてのゴールは考えている?

ウルフ・アロン

そうですね。でも、最終目標はオリンピックなので、そこで優勝できれば関係ないです!まずは11月末に開催されるグランドスラム大阪で優勝を目指します。

エピローグ

ウルフ・アロン

世界選手権の銅メダルを、取材に持ってきてくれたウルフ・アロン選手。“悔しさの残る試合だった”とは言えど、形に残る記録を手にすることの凄さは、計り知れません。今後の活躍に、益々期待が高まります!

「勝つことの喜びよりも、負けることの悔しさの方が大きい、だから、負けたくないという気持ちでいつも勝ちにいっているんです。」と、少し控えめな言葉も時折見せる彼ですが、自分に負けないその強さが、人々の感動を生んでいるのでしょう。

10月25日(金)配信予定の後編では、「1人の男性としてのウルフ・アロン」に迫ります。お楽しみに♡

◆ウルフ・アロン(うるふ・あろん)Instagram
生年月日:1996年2月25日生まれ。
出身地:東京都葛飾区
階級:100kg級
2019年 世界柔道選手権 3位

◆しげるちゃん Instagram
商品プロデューサー、人気ブロガーとして活躍中!芸能人やタレント、モデル、スポーツ選手に格闘家など、様々な業界の著名人と交流が深い。
しげるちゃんがプロデュースするアイテムは、そんな多くの著名人が愛用することで知られ、メディアやSNSでも話題に。また、CS局の旅番組にも多数出演、海外のファッション・流行などをナビゲートしている。

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Photographer : Chiai
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