なんでこんなに残高少ないの……?3つの「貯めグセ」をFPが指南!

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今月こそもっと貯金できると思ったのに……
毎月「ああもうこんな自分がイヤ!」ってストレスを感じてませんか?そんなあなたでも大丈夫。イライラせずに、自分を大事にしながらできる貯金のコツがあるんだそうです!ウェルスナビのFP、「こまつ先生」に聞いてみました♪

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そもそも、なんでお金って貯まらないんだろう…

豚の貯金箱にお金を入れる女性出典:www.shutterstock.com

お金が貯まらないのって、実は人間の心理が関係してるんです。

人はみんな「お金はあればあるだけ使ってしまう」クセがあります。これは「パーキンソンの法則」といって、学者さんが研究してきた立派な法則なんですよ。

誰もが持っているクセを見越して、3つの“貯めグセ”を作ってしまいましょう!

“貯めグセ”って?

ネットショッピングをしている女性出典:www.shutterstock.com

その1:「お金の自分軸」をつくっちゃう

お金を貯めるならまず節約!って考えがちですけど、それって結構大変ですよね。

SNSを見ていると、有名人が紹介しているおいしそうなお店や洋服など、「生活をもっとキラキラさせてくれそう」と思うものがたくさんあります。口コミで評判だったからと、思わずコンビニやドラッグストアであれこれ買ってしまうこともあります。計画通りでない出費は、どうしても出てきてしまうものです。

 でも、一度「私が本当に好きなのはなんだろう」と立ち止まってみてください。「これにはお金は使ってOK、あとは節約しよう」とメリハリをつけてみてください。

  • 食事は作るのが苦手だから、外食もコンビニも必要経費!でも服はプチプラでやりくりする
  • 推しのグッズでほしいものは悩まず買う!普段は自炊にして会社にはお弁当を持っていく
  • 部屋は家賃を抑えて駅から遠めに!そして年に一度の親友との旅行は絶対に行く!

などなど。あれもこれも節約しようとすると、続けにくいですし、ストレスがたまります。これはお金を使ってOK!っていう自分軸をつくると、「好きなもの・ゆずれないもの」がわかってきます。そうすると、自然と浪費をしなくなってきますよ。

その2:貯金専用の口座をつくって、達成感にひたる!

お給料が入る口座以外に、貯金専用の口座、つくってますか?意外とこれが大事なんです。

口座が別にあると「使いたくなくなる」のです。お金が少しずつ貯まっていくと、「ここまで頑張った!」という達成感が出てきます。

全部口座を一緒にしてる方は、お使いの銀行などで別の口座もつくってみてください。すでにお持ちの方は、時々その口座の残高をみて「わたし頑張ったな」と自分をほめてあげてください。

その3:毎月、自動でお金を動かす!

「毎月の収入から支出を引いて、残った分を貯金!」というのが、実は失敗の元です。お金はあればあるだけ、使ってしまうものだからです。

だから、大事なのは「自動で貯める仕組み」をつくること。

  1. 給料日近くに、一定の額を貯金口座に自動で移すようにする!
  2. 残ったお金で生活する!

以上2ステップです。

どのくらい貯金すればいいの?は人それぞれですが、手取りの1割をまずは目標にしてみてください。でも、無理はNG。ストレスフリーに続けるためには、コツコツできるところから始めるのが大事です。

いかがでしたか?3つの貯めグセ、少しずつでいいので始めてみてくださいね!

答えてくれたのは……

小松原和仁

◆小松原和仁/ウェルスナビ

こまつばら・かずひと。ウェルスナビ セミナー講師。1984年生まれ。石川県出身。1級ファイナンシャル・プランニング技能士、宅地建物取引士。全自動で資産運用をおまかせできるロボアドバイザーを提供するウェルスナビで、セミナー講師を務める。週に2〜3回、オンラインセミナーで視聴者からのお金に関する相談に答えている。同志社大学卒業後、2008年に証券会社に入社。リーマン・ショックを経験した。その後、保険会社と信託銀行でも勤務。「働く世代が豊かさを実感できる社会をつくりたい」と2018年にウェルスナビに入社。各ウェブメディアで家計にまつわる記事を執筆しているほか、大学生向けの講義やYouTubeへの出演も行っている。趣味は野球観戦。

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小松原和仁/ウェルスナビ

こまつばら・かずひと。ウェルスナビ セミナー講師。1984年生まれ。石川県出身。1級ファイナンシャル・プランニング技能士、宅地建物取引士。全自動で資産運用をおまかせできるロボアドバイザーを提供するウェルスナビで、セミナー講師を務める。週に2~3回、オンラインセミナーで視聴者からのお金に関する相談に答えている。同志社大学卒業後、2008年に証券会社に入社。リーマン・ショックを経験した。その後、保険会社と信託銀行でも勤務。「働く世代が豊かさを実感できる社会をつくりたい」と2018年にウェルスナビに入社。各ウェブメディアで家計にまつわる記事を執筆しているほか、大学生向けの講義やYouTubeへの出演も行っている。趣味は野球観戦。

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