愛情を深めることのできる「ハグ」
大好きな人との愛情を深めることのできるコミュニケーション、「ハグ」。
抱きしめあうことは当然ながら、お互いのぬくもりを感じ合うことができるため、安心感を与えあったり性的興奮を高めたりするのにも効果的です。
そんなハグは、実は手の位置によって、相手の心理状態があらわれていることも。
また、自分の手の位置を変えることによって、相手に伝えたい気持ちを表現することもできます。
今回は、ハグにおける手の位置について解説。
ハグのときの手の位置でわかる男性心理や、男性が喜ぶ女性の手の位置などを紹介します。
正面からのハグの手の位置でわかる男性心理とは
スタンダードなのは、やはり正面からのハグ。
友人などライトな関係でも行えるスタイルであり、海外の人とはあいさつがてらすることも多い方法です。
そんな正面からのハグを、恋人同士や気になる異性との間で行ったとき、手の位置に着目することによって相手の心理を知ることができます。
身体の前に垂らしている
突然のハグをされたときは、された側の人の手が身体の前に垂れた状態になりがちです。
この状態が示すのは、驚きや動揺。
あるいはこれからどう動いていいかわからないという、戸惑いや緊張です。
このあとで突き放すようなそぶりがあれば、ハグされたことを好意的に思っていないということになります。
抱きしめかえしてくるようであれば、ある程度信頼関係ができており、好意的に受けとめていると考えていて良いでしょう。
じっと動かない場合は、気持ちの整理がついていない状態である可能性が高いといえます。
胸の前においている
こちらも、突然抱きしめられたときにとりがちな体勢ですが、手が胸の前あたりにおいている場合も心理状態があらわれます。
注目すべきは手のひら。
基本的に、手のひらが胸の前にある状態は、あまり好意的な心理をあらわしてはいません。
手のひらが相手のほうを向いている場合は、相手を拒絶したい心理状態。
また、手のひらが自分のほうを向いている場合は、相手と一線引いておきたいという心理状態をあらわします。
ただし、突然のハグでこの体勢になっている場合、抱きしめられているうちに意図的に手の位置を変える場合があります。
抱きしめかえしてきた場合などは、好意的な気持ちがあるといえるでしょう。
相手の腰に添えている
相手の男性が女性の腰の側面に手を添えていて、なおかつ女性も男性の腰の側面に手を添えている場合、恋愛感情というよりは友好的な関係をあらわすハグといえるでしょう。
信頼関係があることには変わりなく、男女としては距離を保ってはいるものの親しい間柄であるといえます。
ただし、このとき下半身が密着している場合は別です。
その場合は、同じ信頼関係であっても深い恋愛関係がある前提となります。
深い恋愛関係があることを示すハグのかたちは、下半身が密着しているというもの。
逆に下半身が離れていると、精神的な距離感があることを示しています。
相手の腰に手をまわしている
お互いの腰に手をまわしているのは、恋人同士のスタンダードなハグのかたちです。
相手の腰に手をまわすのは癒しを求め、安らぎを感じている証拠。
ストレス解消にも適したハグのスタイルです。
愛情が深いときには強く抱きしめる傾向があり、恋愛関係の深さはハグの強さでわかるといえます。
またほかの体勢でもそうですが、恋人であるにも関わらずハグの際に下半身をくっつけない場合は、恋愛感情が深まっていない状態です。
また、どちらかに隠し事をしている心理があらわれている可能性があります。
手をつないでいる
ハグの際に、片方が相手の腰などに手を巻き付け、もう片方がその手に自分の手を添えているときは、いわゆる手をつないだ状態になるでしょう。
この状態のハグもまた、濃密な関係をあらわしています。
恋人同士など、深い恋愛感情を持っている状態です。
また、リラックスした状態でのハグの場合は、相手のおしりのポケットに手を入れたりする人もいるでしょう。
いずれもある程度親密な関係が出来上がってから行うタイプのハグと言えます。
相手の首より上に添えている
両腕が上がっており、身体どうしがくっついているハグは、愛情を感じさせるハグです。
なぜなら身体が無防備な状態で密着しており、お互いの胸を押し付け合っている形だからです。
さらにその状態で男性が顔をくっつけてきたら、執着心が強い状態ともいえます。
また、男性が女性の頭に手を置き、なでたりポンポンしたりしている場合は、「いとおしい」という気持ちのあらわれ。
守りたいという気持ちや、かわいがりたいという気持ちが前面に出ているしぐさといえるでしょう。
さらにほほに手を添えているときは、キスしたい気持ちをあらわしています。
肩甲骨あたりにおいている
肩甲骨あたりというのは、身長差にもよるとはいえ、ハグするにあたっては比較的高い位置に手をおいているということにあります。
この位置で強く抱きしめるのは、独占欲のあらわれ。
なぜなら必然的に相手の胸や肩に顔をうずめる体勢になることで、相手の顔を見ない位置関係になるからです。
この体勢であれば、抱きしめる力や相手の温もりを強く感じることができ、安心感を得ることも可能で、相手の愛情の深さを感じやすいのです。
相手を誰にも渡したくない、自分だけのものにしたい、離れないでほしい……。
そういった心理状態にあるときにとりやすい体勢です。
おしりをつかむ
ハグした状態でおしりをつかむのは、性的に興奮している状態を示しています。
流れでそのまま、ハグ以上のことをしたいときの手の位置です。
恋人同士であれば問題ありませんが、お付き合いをしていない段階でこういった体勢になる場合は、お互いの意識に食い違いが出ていることも。
相手からすると、セックスに持ち込めると判断されての行動であるといえるでしょう。
相手に下心があるのはほぼ間違いありませんから、そのつもりがないようであればきちんと距離をとり、拒むことが大切です。
バックハグの手の位置でわかる男性心理とは
「バックハグ」とは、正面からのハグではなく後ろから抱きしめるハグのことをいいます。
シチュエーションとしては、不意打ちで行われることが多いハグです。
女性の身体を後ろから覆うかたちになるので、「自分だけのものでいてほしい」という独占欲や、「包み込んで守ってあげたい」という気持ちがあらわれていることが多いといえます。
首に手をまわす
バックハグを男性が突然行う場合は、自分自身が女性に甘え、癒されたいという心理が働いているといえます。
そしてバックハグの体勢から、肩の上に腕を乗せて首に手を回すのは、いちゃつきたいという気持ちのあらわれです。
子どものようにいたずらっぽくふるまうこともあれば、無言のまま抱きしめて色っぽさを演出することも。
それによって多少の意図の違いはあるにせよ、ぬくもりを感じて安心感を得たいという気持ちは共通でしょう。
男性が普段甘えるところもなく疲れをためやすい人であるほど、彼女の存在が大きいといえます。
力強くだきしめる
そもそも、背中はとても無防備な部位。
信頼関係がないとなかなか後ろから抱きしめることは難しいともいえます。
そのうえであえてバックハグをするということは、お互いの信頼関係を確かめる意味合いもあります。
そんなバックハグを力強くする場合は、女性のことを「守りたい」という意識が強く働いている証拠。
特に女性が疲れを見せていたり、不安や悲しみに襲われたりしているときなど、言葉よりも行動で表現したいときに行います。
男性としても、好きな女性が悩んだり落ち込んだりしている姿を見ると落ち着かないのでしょう。
力強いバックハグは「彼女を守っている自分」をも認識することができます。
下腹部をさわる
バックハグから下腹部に手がのびてきたときは、性的興奮が高まっているとき。
ほぼ間違いなく下心があり、セックスに持ち込みたい意思表示といえます。
恋人同士の関係性で、男性の気持ちに応じたいと思えるようなら、キスやスキンシップを重ねながらよりムードを高めていきましょう。
しかし、恋人ではない男性からこういった行為をされたり、乗り気ではないのに下腹部をさわられたりしたときには、はっきりと断りましょう。
あいまいな態度は男性に誤解を与えてしまいます。
胸を触る
バックハグをしている最中に胸をさわるのは、下腹部をさわるのと同様、下心があって性的興奮が高まっているときに行いやすい行為。
しかし、下腹部をさわるよりは、女性のやわらかさを感じたくてさわっている場合も多くあります。
女性の胸は、男性にはない部分。
女性のやわらかな感触を味わいたいときについつい手が伸びてしまう場所でもあります。
やわらかさを感じて癒されたいときにもさわる傾向にあるので、じゃれるようにして胸をさわってきたときには、少し甘えさせてあげると良いかもしれません。
遠慮しているときのハグの手の位置とは
背中にそっと手をおいている状態だけのハグや、肩や腕に手を添えている状態のハグは、まだ関係がそこまで深くなく遠慮しがちなときに見られます。
恋人同士の場合でも、恋愛経験が浅く力加減がわからない場合や、まだ付き合って日が浅いため気恥ずかしさがある場合のハグといえるでしょう。
特に、相手の気持ちがわからずに不安でいるときには、なかなか思い切った行動はできません。
「もっと関係を深めたい」「もっと力強く抱きしめてほしい」という場合には、自分から少し強めに抱きしめかえしてみるのがおすすめ。
「大丈夫、受け入れるよ」という姿勢を、ハグを通して伝えてみましょう。
ハグで心理的に好まれる女性の手の位置とは
ハグの際、男性が心理的に好む女性の手の位置があります。
愛情を確認することができたり、性的に興奮させられたりと、女性の手の位置によって男性のとらえ方は微妙に変わります。
また、女性の手の位置によっては、ハグの後の展開が変わることも。
ここでは、ハグのときに男性をときめかせる、おすすめの女性の手の位置を紹介します。
首に手をまわす
ハグの最中に首に手をまわすのは、男性に色気を感じさせるしぐさのひとつ。
首をさわられることに敏感で、性感帯になっている男性もいるので、抱きしめあいながら触れることでどんどん甘いムードが演出できるようになるはず。
首にさわった流れで耳元をさわると、より一層男性をドキドキさせられますし、ほほや口元に触れることでキスに持ち込むこともできるでしょう。
「もう少しいちゃついていたい」「このままベッドに向かいたい」という思いがありつつも、言葉で誘うのが恥ずかしいという場合には、ハグを通して気持ちの高まりを伝えるのが良いといえます。
首筋や胸をなでる
首や耳などに触れるハグはムードを高めますが、さらになまめかしさを演出したいのであれば、男性の首筋や胸元をやさしくなでてみましょう。
ふれるかふれないかくらいの軽いタッチで体をさわってみたり、男性の鎖骨やデコルテラインをなぞってみたりすることで、男性はゾクゾクしてしまうこと間違いなし。
甘い夜を過ごしたい日には、ふたりきりの空間でセクシャルなハグをして、思う存分に彼を誘惑してみましょう。
きっと我慢しきれずに、強く抱きしめかえしてきたり、キスをねだられたりするはずです。
背中や腰に手をおく
ハグのときにスタンダードなのは、背中や腰に手を添えること。
もし付き合い始めや、これから関係を深めていきたいときなど、遠慮があったり緊張していたりするときには、やさしく手を置くだけでも大丈夫です。
余裕が出てきたら、スキンシップをかねて体のあちこちに触れたり、強く抱きしめたりするなどして自分の好意をアピールしましょう。
男性がまだ女性の気持ちを探っている段階では、あまり強く抱きしめられることはないかもしれませんが、こちらから強く抱きしめることで「受け入れてもらえたのだ」と感じられます。
手をつなぐ
背中に手をまわしているときには難しいかもしれませんが、腰回りなどに相手の手があるときには、その手に自分の手をからめるようにして、手をつなぐのも良いでしょう。
もちろん、つなぎかたは恋人つなぎがおすすめ。
手をつなぐことで、より深く心のつながりを感じることができるでしょう。
片方の手はつないだまま、もう片方の手で強く引き寄せて抱きしめたり、顔や首元をさわったりなどすると、より一層情熱的なハグになります。
たまには身体を少しだけ離して、手をつないだまま見つめ合うのもロマンチックなハグといえます。
下半身にふれる
ハグの最中に下半身に触れるのは、その後の甘い展開を予想させ、彼を誘惑する手段になります。
おしりを引き寄せてつかんだり、男性の下腹部にそっと触れるようなしぐさをしたりすることで、性的な興奮を相手に伝えることができます。
特に女性から下半身にふれるというのは、男性からするととても積極的な行動に映るもの。
好きな女性に性的に求められて、興奮しない男性はいません。
「今日はまっすぐ帰らず、甘い一夜を過ごしたい」というときに、言葉で表現することに抵抗がある人は、ハグでアピールすることで相手に意思が伝わることでしょう。
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ハグの手の位置で男性心理を汲んだアプローチをしよう
ひとことでハグと言っても、抱きしめ方や手の位置で、心理的な意味合いは変わってきます。
また、関係を進展させるためにもハグは有効な手段。
大好きな気持ちを表現したり、落ち込んだ時に甘えてみたり、さらには夜のお誘いの入り口として使ってみたりと、ハグで伝えられる思いはさまざま。
少なくともハグをしあう関係は、好意的で前向きなものであることは間違いありません。
ハグの手の位置で男性の心理状態を把握しつつ、自分からも積極的にハグを活用して、より効果のあるアプローチをしていきましょう。
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