どうしてこの人が彼氏なの?
もうかれこれどのくらいのお付き合いがあるかは知りませんけど、近頃一緒にいる彼氏に対する自分の気持ちに、自信が持てなくなって来ているんじゃないでしょうか?
好きかどうかわからない……そんな考えが頭を巡って、今まさに目の前に彼氏がそこにいるのに、どうしてこの人が彼氏なの?なんて思ったりです。
これ、どうやらあなたの恋愛観や、付き合っていくにつれて変わる彼氏への心象など、いろいろな要因により好きかどうかわからないという気持ちを生んでいるようです。
今回は、あなたの彼氏に対する好きかどうかわからない気持ちがどうして生まれるのか、その理由について考えられるものをピックアップしてみました。
「好きかどうかわからない」ということで、気持ちが大切な恋愛でそんな風になってあなたは嫌な感情を抱くかもですけど、一時的なことも多いのでリラックスして下さいね?
好きの感情がわからなくなってきた理由①出会った頃のドキドキ感がなくなったから
今でこそ好きかどうかわからないという状態ですけど、出会った頃くらいの新鮮な時期は、あなたも彼氏に対してドキドキしていたんだと思います。
「ドキドキ」なんて、まさに好きという感情の代表的な表現ですから、本当にお互い気持ちが一杯だったことが伺えます。
でも今は好きかどうかわからないだなんて、そんな曖昧な感情にまで転落してしまう始末...どうしてこんなことになってしまうんでしょう?
ここまでで、何かお気付きになったことはありませんか?
最初はドキドキするくらい好き、でも今は好きかどうかわからない……もうこれだけで答えは出るはずです。
要は「気持ちのギャップ」が、好きかどうかわからないという気持ちを生み出していると考えられるんです。
大好きだからドキドキしている、でも日を追うごとにドキドキ感は消えて行って、今は空気のような存在...これでは、彼氏のことが好きかどうかわからないようになっても仕方ありません。
でもそれ、あまり問題がないように思えます。
理由は、ドキドキ感がなくなって空気のような存在になったのは、二人の関係が安定期に入ったからなんだと考えられるからです。
自分が認識出来るほどの好意は、たしかに好きな気持ちを自分が持っている証になりますし、一番「自分の気持ち」として分かりやすいんですけど、それじゃ恋愛って長く続かないんです。
だって、ずっとドキドキしてるなんて、喜ばしい反面疲れてしまいますよね?
きっと今の好きかどうかわからない感情は、「ドキドキはそろそろお暇をもらって、ゆっくりと恋愛しよう」という、本能的な行動なんだと思います。
好きの感情がわからなくなってきた理由②嫌なところが目に付くようになったから
付き合いの最初こそ、大好きな彼氏を前にすると舞い上がって、その表面上の性格や良いところしか見えなくなるのが普通です。
さらに舞い上がりも度が過ぎると、明らかに「悪いところ」と言える部分ですらも良い方向に解釈し、「良いところ」としてしまうことも少なくなく、如何に「恋は盲目」なのかが分かりますね。
でもお付き合いもひとしお、最初の舞い上がりはどこへやら、冷静さを取り戻し彼氏の嫌なところが目に付くようになって、結果「好きかどうかわからない」実はこれ、よくあることなんです。
「舞い上がる」という現象は、当人が思う以上に冷静さを欠くことに繋がるみたいで、「好意」というポジティブな思考によって、まず彼氏に悪い評価を下すことはないと考えられます。
ですが、付き合いが続くにつれて舞い上がりは収まり、冷静さを取り戻すことになって、高止まりしていた好意というポジティブな思考は、やがて平坦化することになるんです。
それにより、「ずっと良い評価」だったはずが冷静さ、思考の平坦化によって彼氏の細かな性格や性状まで見えるようになってしまったんだと思われます。
それにより、恋人なのに第三者的な評価を下してしまった結果、好きかどうかわからない...これが大まかな経緯となるんじゃないでしょうか?
なおこの現象による好きかどうかわからないという感情は、マンネリ化によるところも大きいようです。
付き合いも長くなってきて、デートなどもパターン化してくると、彼氏やそのデート以外のことを考える余裕が現れるので、つい余計なことを考えたり見たりしてしまうんです。
加えて、その冷静さや気持ちの平坦化が彼氏の印象をさらに悪くしてしまい、それも好きかどうかわからない要因のひとつになっているものだと考えられます。
このパターンで、好きかどうかわからないようになってしまった方は、経緯は上記のとおりなんですけど、その嫌なところをどうして行くかが問われます。
まずはマンネリ化していないかなど、カップルとしての欠点をひとつずつ解消していくことが、好きかどうかわからない気持ちに終止符を打つ手立てになるものだと思われます。
好きの感情がわからなくなってきた理由③彼氏以外の人といる方が楽しさがある
結局彼氏って、恋人という関係ながらも「同一人物と長く一緒にいる」分には、恋人同士がする行為を除けば他の人と一緒にいるのと変わりはありません。
同一人物とずっと一緒ということは、良く言えば慣れ親しめる、悪く言えば飽きてくる訳で、この場合は悪い意味合いが働いてしまうことになるんです。
飽きてくるから全くの他人や普段会わない人に会うと楽しい、新鮮という印象を受け、その結果彼氏のことが好きかどうかわからないようになるんだと考えられます。
例えるならあなたの友人や、付き合い合コンでお話しした別の男性などが該当するんですけど、これらの人たちってそんなに頻繁には会わないですよね?
頻繁に会わないから楽しい、初めて会うから新鮮、でも彼氏はいつも会ってるから楽しめないし新鮮でもない、そんな比較をしてしまうのが避けられないんです。
人は「たまに」だったり「初めて」の出来事に対して楽しい、新鮮な気持ちになれるのは、あなたもご理解いただけるところだと思います。
そして、どうしても彼氏とはいつも一緒にいることから、そんな楽しい、新鮮な気持ちと彼氏と一緒にいるときの気持ちを比べてしまうんです。
その結果、彼氏と一緒にいるときは楽しくない、新鮮じゃないと判断して、好きかどうかわからないようになってしまうのでしょうね。
要するに、その好きかどうかわからないという感情は、そんな楽しい、新鮮な気持ちが現れたことに伴う、副作用なんだと考えられます。
でもこれ、そんな「たまに」「初めて」も経験が続けば楽しさも新鮮さもなくなり、やがて好きかどうかわからない感情も落ち着くものと思われます。
一定数、好きかどうかわからない感情が落ち着く前に、彼氏を見限って致命的な行動を取る女性も案外いますので、一時的なものに振り回されないようにしなければなりません。
好きかどうかわからない状態でそのような行動に及べば、もはや取り返しが付かないので、彼氏から見限られることになります。
大切なものは失ってから気付く
これまでのとおり、好きかどうかわからないという感情が生まれること自体は、何もおかしいことではありませんし、長く付き合いがある以上むしろ自然な反応です。
なので、彼氏のことを好きかどうかわからないようになったとしても、それは不安に思うこともありませんし、自信を持っても大丈夫と言えるんです。
彼氏を好きかどうかわからない...でもそれは一時的、私たちは大丈夫!と思うことが重要だと思います。
問題は、好きかどうかわからないようになってからの行動です。
彼氏を好きかどうかわからないから、もう彼氏のことはいいから別の男性と...など、この考えはかなり危険です。
好きかどうかわからないということは、少なくとも嫌いな訳じゃない上に、いつでも「好き」に転がる可能性があるんです。
一時の感情に惑わされて妙な行動を起こしたら、好きかどうかわからない疑問が解消されたところで、彼氏はあなたの元から去ってしまうでしょう。
大切なものは、失ってから気付いても遅いんです。
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