どんなドラマ?
『Mother』は、脚本家・坂元裕二さんによる完全オリジナルストーリー作品。
主人公は、小学校教師の鈴原奈緒。彼女が親から虐待を受ける道木怜南を誘拐し、親子になりすましながら逃亡生活を送るさまが描かれています。
2010年4月から日本テレビ系「水曜ドラマ」枠で放送された本作。現在はHuluで絶賛配信中!
放送当時5歳だった芦田愛菜さんの名演技が話題になったドラマですよ♡
配信サービス
・Hulu(フールー)
登場人物
・鈴原奈緒……松雪泰子(まつゆきやすこ)
・道木怜南……芦田愛菜(あしだまな)
・道木仁美……尾野真千子(おのまちこ)
・藤吉駿輔……山本耕史(やまもとこうじ)
・鈴原芽衣……酒井若菜(さかいわかな)
あらすじ
鈴原奈緒(松雪泰子)は室蘭の大学で渡り鳥の研究に励んでいたが、突如研究室が閉鎖され、仕方なく小学校教師の道を歩むことに。産休の教師の代理として、一年生の担任を任される。
そこで出会った道木怜南(芦田愛菜)は、クラスで浮いた存在で、奈緒もどこか苦手意識を持っていた。一方で、奈緒のことを慕う怜南。奈緒は怜南と接するうちに、彼女の身体にいくつもの痣があることに気づいてしまう。
そんななか、ある日奈緒は黒いビニール袋に入れられ捨てられている怜南を発見する。弱りきった怜南をみて、奈緒は怜南を誘拐して“母”になる決意を固めるのだった……。
「母性とは、母とは」を問いかける
本ドラマは、現代を生きる“女性たち”の物語。
怜南を誘拐し、本物の母になろうとする奈緒、子どもを手離さざるをえなかった奈緒の実母・葉菜、強い愛情を持って接した奈緒の育ての母・籐子、怜南を虐待する本当の母・仁美……。
さまざまな母の視点から「母性とは?」「母とは?」を問いかけられ、その答えを探るように進んでいく物語に心が強く動かされます。
胸を打つセリフの数々から描写のきめ細やかさまで、すべてが繊細につくられており、まさに一度見たら忘れられないドラマといえるでしょう。
鈴原奈緒役を演じた松雪泰子さんは、本ドラマに対し「命がけでの撮影でした」と語っており、この作品がいかに役者やスタッフたちにとっても重厚な作品であったかを伝えています。
さらに、道木怜南役を演じた芦田愛菜さんは、当時5歳。そのナチュラルな演技は圧巻で、ストーリーをさらに奥深いものにしています。
繊細で濃密な脚本と俳優陣の魂のこもった演技が融合した秀作、必見ですよ♪
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