「海軍の良心」としての存在感
コビーは現在、海軍の中でも自分たちの意志で行動できる稀有な立場にある“SWORD”の一員です。この部隊は、命令に従う義務を持たない特殊部隊で、従来の「正義の押し付け」とは一線を画した行動原理を持っています。
コビー自身も、奴隷を保護しようとした行動や、民間人を守る判断からもわかるように、「人命を最優先に考える海兵」です。それゆえに、ガープ中将の後継者として“真の正義”を体現するキャラクターになりつつあります。
この「良心」の存在が、後の海軍改革の鍵になる可能性は極めて高いでしょう。
「黒ひげ」との接触がもたらしたもの
コビーは最新話までの展開で、黒ひげティーチに捕らえられ、ハチノスに監禁されていたことが判明しています。しかしその後、ガープやSWORDの仲間たちとともに救出作戦が敢行され、激しい戦いの中で“自分の意志で戦う覚悟”を見せました。特に注目したいのは、とても強い自己犠牲精神を見せたこと。
海軍の若手や一般市民からも“英雄”と呼ばれるようになったコビーは、今や物語全体における影響力の高い人物の一人です。
最終章で果たす“対ルフィ”の可能性
初登場から現在に至るまで、コビーとルフィの関係は常に“友であり、敵でもある”という微妙なバランスを保っています。もし海軍とルフィたちが本格的に衝突する局面が来れば、コビーが最前線でルフィの前に立つ可能性もあるでしょう。ただし、彼は単なる敵役ではなく、“対話を試みる者”として描かれるはずです。
なぜなら、ルフィの「自由の意志」とコビーの「正義の意志」は、根本的には共通して「人々を救う」という目的を持っているからです。物語の終盤では、世界政府の崩壊や海軍の再編が描かれる可能性が高いため、コビーが“新海軍”を導く象徴的存在になる未来も十分考えられます。
まとめ
コビーは、単なるルフィの“ライバル”ではなく、「正義の進化形」として描かれています。黒ひげ編での活躍は、命を懸けた“英雄性”を世界に印象づけました。最終章では、ルフィと対立するかもしれませんが、その本質は「対話と改革」にあります。
ゆくゆくは、海軍の“改革者”または“新たな大将”として歴史に名を刻む可能性が期待されるでしょう。

◆misaki
美容やアニメ、マンガをこよなく愛するアラサー女子のmisakiです♪
日々のお仕事では、読者の「気になる!」をくすぐるような記事を心がけて執筆しています。
中でも大好きなアニメ『ONE PIECE(ワンピース)』の考察記事や、美容・ライフスタイル系の情報発信には特に力を入れています。
休日には、大好きなカフェラテを片手に映画やアニメをゆっくり楽しむのが至福の時間♡
そんな「好き」が詰まった記事で、読んでくれる方の心をふっと明るくできたら嬉しいです。
これからも、読む度にわくわくするような、心が躍るコンテンツを発信していきます。
※表示価格は記事執筆時点の価格です。現在の価格については各サイトでご確認ください。