お風呂上りの保湿は順番が肝心!
お風呂上がりは、何よりも保湿が大切だといわれています。
しかし、その保湿が1箇所なら楽なのですが、顔だけでなく、髪や身体も肝心だといわれているので「一度に全身の保湿なんてできない」と、思ったことがある女性も多いはず!
そのことから一番大事にしたい部分を優先してしまい、他の保湿は後回しにしたり、忘れてしまったりすることもあるのではないでしょうか。
ですが、お風呂上りの保湿は5年後、10年後の自分の髪や肌に関わってくるので、ひとつも疎かにしたくないのが女性の本音!
そこで今回ご紹介するのが、全身を上手に保湿する順番です。
あっちもこっちもと、パニックになってしまいそうですが、ちゃんと順を追っていけばお風呂上りも見事に保湿することができるんですよ♪
効果的な保湿の順番の前に、お風呂上がりはなぜ乾燥しやすいのか原因をチェック。
保湿をするおすすめの順番の前に、そもそも、なぜお風呂上がりは乾燥しやすいといわれているのでしょうか。
・入浴中に潤いを逃しやすくなる
入浴は疲れを癒したり、リラックスするために欠かせませんが、長時間お風呂に浸かっていると、通常は隙間なく並んでいる角質が水分を含むことで膨らみ、角質間に隙間ができてしまうそうです。
これによって肌の保湿成分が流れ出し、水分が蒸発しやすくなるので、「お風呂上がりから15分経つだけで入浴前の肌よりも水分量が減ってしまう」といわれています。
・水分の拭き残し
お風呂上りはゴシゴシ拭いて肌や髪に摩擦を与えることはよくありません。
しかし、水分の拭き残しはもっと良くないことで、肌や髪に残った水分が蒸発するときに体内の水分まで一緒に蒸発してしまうんだそう……。
乾燥しやすいタイミングではありますが、お風呂上がりは身体が温まり皮膚もやわらかくなって、保湿成分が浸透しやすいナイスなタイミングでもあるので、逃さないようにしましょう!
お風呂上がりの乾燥を防ぐ!効果的な保湿の順番
①濡れた身体にボディオイルを塗る
まず、順番として1番最初にすべきことは、浴室を出る前に塗れた肌へボディオイルを塗ること!
最近では、塗れた肌に使えるボディオイルも多く、サラッと馴染んでくれるのでお風呂上がりでも嫌なベタつきを感じないことが多いですよ。
もちろん、ボディクリームが好みならボディークリームでもOK!
自分の好みのテクスチャーや香りで用意してみてください。
ボディクリームを塗るときは、脚や腕はもちろん、乾燥しやすいデコルテや背中もしっかり塗って保湿しましょう。
②濡れた顔に化粧水をつける
ボディオイルだけでなく、塗れたままの肌に化粧水を浸透させることもおすすめです。
洗顔をし、顔の汚れをキレイにしたら軽く水分を払って普段使っている化粧水を馴染ませましょう。
顔にも身体にも塗れた状態で浸透させるので、顔が先でも身体が先でも自分のやりやすい順番で大丈夫ですよ。
また、化粧水は浸透させてから2〜3分ほど置いてから美容液や乳液をつけたほうが保湿効果が高まるといわれています。
乳液をつけるまでにまだステップがあるので、ベストなタイミングで行うならお風呂上がりではなく、浴室を出る直前に化粧水をつけるのがおすすめ♪
フェイスパックを毎日取り入れているなら、化粧水変わりに浴室を出る直前につけましょう。
湯船に浸かりながらだとパックの水分がすぐに蒸発してしまい、十分にパックの保湿効果を発揮させることができませんよ。
③全身の水分をふき取る
お風呂上がりボディオイルや化粧水で保湿をして、浴室から出たら、まずは髪の水分が落ちないように頭にタオルを巻きつけておくと便利です。
そして身体を拭いていくのですが、せっかく保湿しているのでゴシゴシ拭きはしないようにしましょう!
肌を傷つけることになるので、より乾燥しやすくなってしまいます。
タオルの吸収力に任せるよう、肌に優しく押し当てるようなイメージで水分を取ってみてください。
そして身体を冷やさないように、この全身の水分をふき取った順番の後ルームウェアを着てしまうのがおすすめですよ。
④髪をタオルドライする
ルームウェアに着替えたところでタオルドライしましょう。
このタイミングで髪をタオルドライするというのも、お風呂上がりの乾燥を防ぐ、効果的な保湿ケアの順番になります。
ドライヤーの熱で髪の毛は傷みやすいので、長時間当てなくて済むように、できるだけ水分を取っておいてくださいね。
タオルドライをするときもポイントがあって、肌と同じようにゴシゴシ拭かないようにしてください。
髪もタオルの吸収力に任せて、パッティングするように水分をふき取ることがポイントです。
毛先から水分が垂れなくなるくらいまでが目安ですよ。
⑤美容液や乳液をつける
タオルドライが終わったら一度、美容液や乳液をお肌に浸透させます。
化粧水と美容液に少し時間を空けることで、化粧水が肌の奥まで浸透してくれるので、導入としての効果を引き出すことができますよ。
お風呂上がりの乾燥を少しでも防ぐために、浴室を出て、先ほどご紹介した保湿ケアを順番にこなし、5分以内に美容液に取り掛かれるよう、意識してみてください。
乳液で潤いに蓋をしたら、スキンケアは終わりです。
パックをしている場合は、顔からパックをとったらシートを折りたたみ、肌の上を優しく滑らせながら余った化粧水を隅々まで広げていきます。
手のひらで包み込むように化粧水を浸透させたら、同じように美容液や乳液を使いましょう。
⑥アウトバストリートメントをつける
スキンケアを終えたら、次は髪を乾かしていきます。
ドライヤーの熱で髪が傷むからといって、塗れたまま放置するのは禁物!
細菌が繁殖しやすくなり、ニオイの原因になったり思わぬ頭皮トラブルに繋がったりしてしまうこともあるので、美髪を育むために必ず乾かすようにしましょう。
ここでのポイントは、ドライヤー前にアウトバストリートメントを使うことです。
クリームタイプやオイルタイプがあるのですが、ドライヤー前に使うことで髪の表面を保護することができますよ。
この順番でアウトバストリートメントをつけるのも、お風呂上がりの乾燥を防ぐ、効果的な保湿ケアの方法の1つ!
油分によって膜を張ることができるので、ドライヤーの熱による刺激を軽減することができ、乾いたあともサラサラになりますよ。
⑦ドライヤーで乾かす
お風呂上がりの乾燥を防ぐ、効果的な保湿をするために、アウトバストリートメントを馴染ませたら、早速ドライヤーで乾かしていきます。
ドライヤーを使うときのポイントは、頭から10〜20cmほど離し、根元から乾かしていくこと!
一点に当て続けるのではなく、ドライヤーを上下左右に動かしていくといいですよ。
髪全体が乾いてきたら、最後は冷風に切り替えましょう!
温風、冷風の順番で当てることで、髪の潤いを保護しているキューティクルを引き締めることができ、ツヤを出すことができます。
お風呂上りの保湿がきちんと順番通り終わったら、リラックスしてケアを続けよう♪
髪が乾いたら、お風呂上りの保湿ケアは完了です。
保湿がきちんと順番通り終わったら、あとはソファやベッドの上でリラックスしながら、ボデイマッサージや、フェイスローラーなどを使ってケアの時間を充実させましょう♪
まだ身体が温まっていると思うので、マッサージなどで老廃物を流していけば、むくみを改善することもできそう!
毎日続けていけば、フェイスラインも脚もすっきりしていきますよ。
上手にケアするために覚えておきたい、お風呂上りの保湿の順番をご紹介させていただきました。
日ごろから全身をしっかり保湿しておくことで、髪も肌もうるおって女性としての魅力もアップさせることができますよ。
乾燥しやすいですが、浸透しやすくもなっているときなので、賢くケアして全身をうるおいで満たしましょう♪
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