4MEEEアカデミー「ゼロから始めるファッションECオーナーへの道♡」
様々な働き方が選べる今の時代、副業をされる方も増えてきましたよね。副業をOKとする会社もちらほら。
今回、4MEEEは「ファッションEC運営を学びたい!」と思っている女性のために、株式会社BUYONの代表取締役社長・三浦由理さんを講師に迎え、4MEEEアカデミー「ゼロから始めるファッションECオーナーへの道♡」を2回にわたって開講しました♪
今回は「私の経験をたくさんの人に伝えたい!」という三浦由理社長の想いから、特別に講義内容の一部をご紹介。前編・後編で記事を配信するので、参加できなかった方必見です!
EC開業の入り口の広さ=簡単さではない
そもそも皆さんは、「EC」という言葉の意味を知っていますか?
……電子商取引のことで、インターネット上でモノやサービス等が売買されること。
つまり、私たちの生活になくてはならない存在になっている、ネット販売こそECということになります。
副業で「ネット販売」(以下EC)を選ぶ方が多いと言われていますが、では 副業には様々な種類があるにも関わらず、なぜ多くの人が「EC」を選ぶのでしょうか?
その理由は『手軽に始められる』と思っている方が多いからなんだそう。
でも……
「手軽に始めやすい」のと「実際に売れる」のは違います。膨大な数のショップがインターネット上には存在し、その中から見つけてもらうことはとても困難で厳しい世界なんです。なので、「手軽に始めること」と「利益を残す」は全く異なるということをまずは知ってほしいですね。
簡単に手を出しやすい世界だからこそ厳しく、競争率も高くなってしまうというマイナス面もあるんですね。では、数あるネットショップの中で埋もれないためには、どうしたらいいのでしょうか?
由理さんが考える“開業資金”とは?
ECサイトを開業するにあたって、まず必要になってくるのは開業資金ですよね。
資金に関することは誰もが悩む部分なのではないでしょうか?
そのような心配を抱えている受講者の皆さんに、由理さんがアドバイスをくださいました♪
ネットショップ=手軽だと思っている方も多いことから、低資金でスタートする人もいます。でも、私の指している開業資金とは、開業する際に一度に使う額のことではなく「軌道に乗るまで計画的に使っていく額」のことです。とりあえず最低限の金額だけでスタートし、また足りない時には後から追加すればいいと思う方も多いのですが、そうなると軌道に乗るまで遠回りし、結局は時間も労力も数倍かかってしまうんですよね。結局、後から資金が足りなくなり、どんどん出費が細かく増えてしまうということになりかねないんです。最初は大変かもしれませんが、ベースをしっかりと固めてあげることが大事です。
副業を始めるには土台づくりが大切だと受講者に話してくださった由理さん。
では、土台づくりさえしっかりしていれば、多くのECショップの中でも生き残れるのでしょうか……?
ファッションECにおいて、私は成功なんてないと思います。続けて来た人が生き残るだけ。私は自分の可能性を決して否定せずにやり続けて来たから、今に至っているだけですよ。売上に関してもそうですが、目先のことばかりに気をとらわれずに長い目で見て考え、実行することが、成功ではなく失敗しないための秘訣だと思います。
新しいことに挑戦するときは誰しも「成功する方法」だけを考えて行動してしまうのではないでしょうか。ECショップを続けていくためには、成功よりも失敗にフォーカスを当ててみるのもいいかもしれませんね。
ショップコンセプトになる4つのキーワード
次に、ECショップを開業する際のポイントを教えてくださいました!
由理さんが言うには、お店を立ち上げる時に必要な「4つの項目」があるんだそう。
✔誰のために?……ターゲット層=どんな人に向けて売るのか?
✔何を売るのか?……メイン商品=ショップのメインとなる商品ジャンルなど。
✔どう売るのか?……どんな表現で伝えるか?=プチプラを売りにしたい!など
この4つの項目を決めることによって見えてくるのが、ショップコンセプトなんだとか。
ショップコンセプトと言われると難しいことのように思えてしまいますが、この4つの項目を考えるだけで、自分が理想とするECショップのビジョンが見えてくるそう。
さらにもう一つ、ECショップを立ち上げる時のアドバイス!
差別化を図るために自分のスタイル(個性)を表現することも大切ですが、「自分目線だけで表現しないこと」、「表現方法や世界観は一貫させること」が重要です。そうすることがブランディングとなり、他のショップと区別がつき、次第に認知されていくことで売上も徐々に安定してくるはずです。
ショップもSNSも俯瞰して見ることが大切!
今回の講座で由理さんが一番と言ってもいいほど大事だと教えてくださったのが「客観視・常に俯瞰して分析する」ということ。
先ほど由理さんがいっていたように、たくさんの中から選ばれるショップになるためには、お客様の気持ちになって考えることが何よりも大切なんだそう。
私はこれまで多くのショップを見てきましたが、売れているショップは、ユーザー心理を理解していますし、SNSでもユーザー心理を理解した上でショップ情報を発信しています。自分のエゴだけでやるとそれはショップ運営ではなく趣味になってしまいます。いくら売上が高くても一時的であり、長く愛されるショップにはならないでしょう。見る・買う相手の気持ちになって考えることが最も重要です。
今の時代、ショップ運営と同時にSNS発信は当たり前の時代ですが、「自分に合ったSNSを見つけることも大事だと」教えてくれました。
InstagramやTwitter、Facebookなど様々な発信ツールがありますが、ただいろんなSNSを単にやるのではなく、どのSNSを主に使うかも重要。SNSのユーザー特徴を理解し、ショップターゲット層に合ったSNSを選び、見る人の気持ちを考えながら、継続的に発信することが大事なんだそうです。
ショップ運営の基本は「客観視と継続」
いかがでしたか?
4MEEEアカデミー1日目で由理さんが伝えてくれたのは、ショップ運営に大事な「考え方」。
すでにECショップ運営をしている人も、これからスタートする人も、改めて何か大切なことに気づくことができたのではないでしょうか。
これまで実績を重ねてこられた由理さんだからこその説得力!に受講者の皆さんも圧倒された3時間でした♪
次回は、4MEEEアカデミー2日目の様子をお届けします。
SNSの運用方法についてフォーカスを当てた内容になっているので、ぜひそちらも参考にしてくださいね。
※表示価格は記事執筆時点の価格です。現在の価格については各サイトでご確認ください。