モデルの八木アリサ

14年間のモデル人生をふりかえるとき【八木アリサさんインタビュー前編】

Beauty

2021年末。10年間つとめあげた人気女性ファッション誌の専属モデル卒業を発表し、新たなスタートに注目が集まる八木アリサ(やぎありさ)さん。これまでのモデル人生をふりかえり今思うことをうかがいしました。

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2021.12.18

八木アリサのモデル年表

八木アリサ インタビュー 前編

高校1年生で人気女性ファッション誌の専属モデルに抜擢され、永くトップモデルとして輝き続ける八木アリサ(やぎありさ)さん。専属歴10年を迎えた今年、同誌卒業を発表。

幼い頃からスタートしたモデル人生について、美しさを保つ秘訣についてインタビューしました。

————素敵なお衣装ですね!

ありがとうございます!実は私服なんです♡

どこの専属モデルでもない“今の八木アリサ”を表すには、私服が1番かなと思って。Ameri VINTAGE(アメリ ヴィンテージ)のちょっと大人なイメージのドレスを選びました。

————モデルをはじめたのは小学生の頃だったとか。これまでのモデル人生をふりかえってみて、今どんなことを感じますか?

初めて雑誌に掲載していただいたのが小学校6年生のときなので、モデル歴は今年で14年目になります。

最初の4年間はティーン誌に出させていただいていたのですが、北海道から通っていたということもあり撮影の頻度は少なかったですし、部活のような感覚でした。あの頃は、ただ「楽しい!」と思いながら撮影していましたね。高校1年生の10月に愛読していたファッション誌・ViVi に出演することが決まってからが、本当の意味でのモデル人生のスタートだと思っています。

一番最初の撮影は、先輩モデルさん3人と私の4人で。先輩方にお会いしたときに「世の中にはこんなに美しい女性がいるのか!」と、とても衝撃を受けたことを覚えています。その撮影がきっかけで、本格的にモデルの道を歩みたいと決意しました。

やると決めたからには、逃げ道はつくらない

八木アリサ インタビュー 前編

————モデルを本気で目指すと決めてから、どんな変化がありましたか?

小学生のころからモデルのお仕事をしていたものの、頻繁に撮影に呼ばれるわけでもなく、「私はこの世界に向いていないんじゃないかな?」と思っていました。地元の北海道で外国語の勉強ができる高校に進学して、将来も語学を活かした仕事に就きたいなと思っていて……。

そんなときに、憧れの雑誌に呼んでいただいたんです。チャンスを逃すまい!とすぐに転校を決めて、2ヶ月後には東京に出てきていました。

————すごい行動力ですね!そこから10年間専属モデルとしてご活躍されるわけですが、苦しくなったり、辞めたいと思ったことはなかったですか?

辞めたいと思ったことは1度もないです。

猛勉強をして合格した学校を辞めるのは勇気がいることでしたし、卒業してから上京するという慎重な選択もあったと思うのですが、覚悟を決めて頑張らないと(モデルの世界で)てっぺんには登れないと思ったので、転校・上京することで自ら逃げ道を断ちました。だから、やめたいとは言えないし思えない。

ただ、10年の間で2回くらいひどく落ち込んだ時期はありました。家で泣いたり悲しんだりするタイプではないので、エアロ・スミスとかボン・ジョヴィとか激しい音楽を聞きながら(笑)、ランニングマシンでひたすら走ってどうにか抜け出そうともがいていました。あとは、モヤモヤな気持ちをそのままにはできないので、マネージャーさんに「これがしたいと思っているのだけど、どうしたらいいですか?」と相談して、きちんとその場で解決できるようにしました。

八木アリサ流 「美の3か条」

八木アリサ インタビュー 前編

————マネージャーさんと二人三脚で頑張ってこられたのですね。八木さんといえば、モデル界の中でも特に美容にストイックな印象がありますが、美に目覚めたきっかけはあったのですか?

撮影やファッションショーでたくさん美しいモデルさんたちと出会って、純粋にかっこいいなと思ったことが始まりです。元からランウェイで堂々とかっこよく歩ける人もいるのですが、私は下を向いて歩いてばかりで自信がなくて。

自分を磨くために運動や美容を頑張っていたのですが、途中からは美容そのものにハマって趣味になっていきました。

————美容を極めてきた八木さんの、とっておきの美容法を教えてほしいです!

では、八木の3か条をお教えします!

  1. 発汗すること
  2. 体の内側・外側から保湿すること
  3. 自分にご褒美を与えること

運動は毎日じゃなくてもよくて、サウナに行ったり、湯船に浸かったりして汗をかくことを習慣化させています。体のめぐりをよくすることは大切です。

次に、保湿をすることですね。お水をたくさん飲んで内側から保湿をして、ボディクリームを塗ったりスキンケアをしたりして外側からもうるおいを与えています。

最後は、自分のご機嫌を取る方法を知っておくこと!例えば、ダイエット中など食べたいものを少し我慢しなければいけない……というときがあると思うのですが、美味しいグルテンフリーのおやつを買ってみたり、時間を考慮して好きなものを食べたりして、ストレスを溜めすぎないことを意識しています。私にとっては、ココアがご褒美。飲むとすごく幸せになれるので、「今日は疲れたな」「頑張ったな」と思う日に飲んでいます♡

あとは、可愛い女の子を見るのが好きで、習慣になっています。韓国や日本のアイドルの子をYouTubeでひたすら見ていると、可愛くて癒やされるし、自分もキレイにならなきゃってやる気にも繋がるんです!

チェックリストを達成していくことがモチベーションに

八木アリサ インタビュー 前編

————常に美しくいるのって、疲れるし、大変じゃないですか?

私、上京してきた16歳のころから、目標のチェックリストを作成していたんです。

最初は「複数ページに掲載される」をクリアして、次は「アリサ特集が組まれる」、「表紙に載る」、「単独で表紙を飾る」をクリアして。そのチェックリストを1つずつ達成していくことが、モチベーションの維持に繋がっていました。

チェックがすべて埋まった後は、後輩モデルたちにどう継承していくかが課題。10年前とは雑誌業界全体の状況が変わってきているから、私の経験すべてが今にハマるとは思わないけれど、色んなことにチャレンジし続ける背中を見せていたいなと思って頑張ってきました。

常にかっこいい先輩でいたいから、美容や自分磨きに対してモチベーションが保てているのだと思います。

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モデルとしても、女性としても、いつでもキレイにを維持するためにストイックに自分と向き合う八木さん。

後編では、八木さんの生い立ちや恋愛のお話など、プライベートな面についてお伺いしました!

 

◆八木アリサ・やぎありさ/モデル Instagram
1995年7月31日生まれ、北海道出身。幼い頃から海外へ渡航していた経験があり、日本語を含む4ヶ国語を話せるマルチリンガル。現在は、モデル業、女優業、プロデュース業と幅広く活躍中。10年間つとめあげたファッション誌の専属モデルを2021年12月に卒業することを発表し、今後の活動に注目が高まっている。

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Model:Alissa Yagi
Photographer : Yusuke Ikuta
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