スターバックス家庭用コーヒーのマーケティング担当
連載第23回目に登場いただくのは、常盤馨(ときわかおり)さん27歳。
大学卒業後、ネスレ日本に入社し今年で5年目。入社後、資材やサービスの調達部に配属となり2年が経った頃に、念願だったマーケティングの部署へ異動。
その後は、ネスレが2018年からグローバル規模で協業を行っている、スターバックスの家庭用コーヒー製品の製品担当として活躍されています。
Q.具体的にどんなことをしているの?
「スターバックス家庭用コーヒーはこれまでさまざまな種類のものを発売しているのですが、私が担当しているのは主にレギュラーコーヒーの定番製品や季節限定製品です。世界各国で展開しているグローバルブランドを日本で広めていくために、製品開発や宣伝広告、キャンペーンなどの企画を立案・進行しています。
直近では、2023年9月1日に発売した『スターバックス コーヒー コロンビア 220g(豆)』を担当。肌寒くなりコーヒーの需要が高まってくる秋の時期に、この新製品を選んでもらえるように、これからさらに施策を練って盛り上げようとしているところです。
入社する前から、消費者に向けてどうアプローチすれば製品に興味を持ってもらえるか、などを考えるマーケティングの職種に興味がありました。この仕事をすることが目標の1つでもあったので、今実現できていてとても楽しいです」
Q.ネスレ日本で働く理由は?
「第一に、働いている人が良いこと。入社前のインターンシップのときから社員の方が親身になってくれる印象があったのですが、今でもそれを感じています。
職種柄、営業や開発、製造などさまざまな部署の人たちと一緒に仕事をします。専門的なことでもわかりやすく丁寧に説明してくれますし、本当に良いものを届けたいという熱い想いを皆さんが持っていらっしゃいます。そんな方々とチーム一丸となって製品を作り上げていく感覚がとても好きです。
そうやって一生懸命に作ったものが消費者の皆さんの手に渡り、SNSなどでいろいろなコメントをいただくと参考になりますし、日々励みになっています」
Q.QOL向上活動を教えて!
「コロナ禍でお家時間が増えたことと、コーヒーを扱っている仕事ということもあり、ゆっくりとコーヒーやお茶を楽しんでいる時間が癒やしです。ほとんどリモートで仕事をしているので、始業前や休憩時間にお気に入りのコーヒーを淹れて、見た目と香りを楽しんでいます。
入社する前はコーヒーはただカフェインを摂取するためのもの、としか思っていなかったのですが、段々と自分好みの味がわかってきました。でも、コーヒーは本当に奥が深いのでまだまだ追求すべきことがたくさんありそうです。
あとは、ずっとインドア派だったのですが、最近東京に引っ越してきて、近所をお散歩する趣味ができました。最寄り駅までの通勤路でもよく見るとカフェや雑貨屋さんがあって、発見が多くて楽しいんです」
Q.目標や夢はある?
「マーケティング職に就いて3年目になりますが、いずれはマネージャーポジションを目指していきたいです。自分がリーダーとなりチームを率いて、ブランドの展開や成長を加速させられるように、もっと知識やスキルを身に着けたいですね。
プライベート面では、昨年結婚したばかりなので、いつかは妊娠・出産もしたいなと考えています。弊社は業務や部署によりますが、リモート勤務・フレックスタイムの活用がしやすいなど、さまざまな制度が整っているので、ライフスタイルに応じてフレキシブルに働けると思います。実際に仕事と育児を両立させている方がたくさんいるので、参考にしながら、今後どのように働いていくか考えていきたいです」
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製品が発売されるまで長い時間をかけて作り上げていくので、出来上がったものは我が子のように愛着があると話されていた常盤さん。ネスレ日本には常盤さんのように、製品のことを熱心に考えている方がたくさんいるからこそ、業界の第一線を走り続けられているのだろうと感じました。
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Special Thanks:Kaori Tokiwa(Nestlé)
Photographer : Chiai
Interview:4MEEE
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