LINE GAME「LINE ポコポコ」のプロデューサー
連載第20回目に登場いただくのは、小田倉早紀(おだくらさき)さん。
LINE(ライン)に入社して今年で5年目。さまざまなサービスがあるうちのLINE GAME(ライン ゲーム)「LINE ポコポコ」の担当。アソシエイトプロデューサーを経て、2022年12月からプロデューサーとしてご活躍されています。
大学生のころはデザインの勉強をされていたそうで、当時は卒業後に起業を考えていたとのこと。そんな彼女がなぜLINEに入社し、ゲームのプロデューサーになったのか、聞いてみました。
Q.具体的にどんなことをしているの?
「LINE GAMEはゲーム業界でいうパブリッシャーです。ゲームを開発してくれる会社は別にあって、企画や宣伝・販売などは弊社が担います。私はLINE ポコポコのプロデューサーとして、ゲーム内のイベントを企画したり、テレビCMなどのマーケティング施策を考えたりなど、サービスの方向性を決める仕事をしています。
LINE GAMEは2022年11月に10周年、LINE ポコポコは2023年9月に9周年を迎えます。多くの方に長く愛していただいていることへの感謝を込めて、LINE GAMEでは現在大感謝祭を開催中です。LINE ポコポコもこれから周年を迎えるので、いろいろと企画中!楽しみにしていてほしいです」
Q.LINEで働く理由は?
「大学生のときにデザインの勉強をしていて、商品化したいアイデアはたくさんあったのですが、“売り方”を全く知らなかったんです。だから起業をしたいと思っていたけれど、今の状態ではできないなと思い、ビジネスのことを学べるところに就職をしようと。
新卒入社でプロダクトの運営を1から学べる会社はあまりなかったのですが、ヒットしたのがLINEのLINE GAME配属というポジションでした。正直なところ、最初はゲームへの興味はあまりなかったし、パブリッシャーという業種も知らなかったんです。ですが、調べていくと裁量を与えてくれるし、プロモーションのことも学べて、商材の企画もできるという私が学びたかったことの全部ができそうな環境だと思い、入社を決意しました。
LINEは副業するのがOKなので、本業とは別に成長の機会を作れるところも魅力だと思います。私は今、副業でサービスを作っていて学生のころに描いていた目標を叶えている途中です。この挑戦を会社が応援してくれているので、ありがたいですし働きやすいなと思います」
Q.QOL向上活動を教えて!
「読書が好きなんですが、インプットしたことを活かしてモノやサービスを作るという作業に魅力を感じています。『世の中にはまだない、こういうモノがあったら社会はどう変わるかな』と考えるのが楽しいです。
あとは、旅行が好きで去年はドイツ・チェコ・オーストリアに行きました。アウトバーンを運転してみたくて!日本では絶対にできない時速180kmでの走行を体験してテンションが上りました。こういう旅行のときも、見ている景色を作っているサービスに反映できないかな……と考えているので、あまりプライベートと仕事の切り分けがないタイプかもしれないです。
完全な趣味でいうと、友だちとテレビ電話を繋ぎながら恋愛バラエティを見るという女子会(笑)。学生のころからの友だちでも段々と身の回りの環境がお互い変わってきているので、みんなで集合するということは頻繁にはできませんが、オンラインでおしゃべりしてリフレッシュしています」
Q.目標や夢はある?
「仕事に関しては、本業と副業どちらも楽しいと思っているので今のところは両立していきたいと思っています。LINE ポコポコは9周年を迎えますが、リリース当時からずっと楽しんでくれているユーザーの方がたくさんいます。その方々にこれからも楽しんでもらえるように、プロデューサーとしてサービスをもっと進化させていきたいですね。
また、やりたいことが出てきたときにすぐに飛び込んでいけるような環境に常に身を置きたいと思っているので、その環境整備をしていくことも目標です。
プライベート面でいうと、自分の人生なのでやりたいことを追求し続けたいのですが、出産もしたいなと思っています。だから、タイミングを計れるように卵子凍結という方法を考えているところです。選択肢を増やしておいて、将来の自分がどういう意志を持ったとしても後悔しないようにしておきたいですね」
キャリアと出産。多くの女性が悩むポイントですが、小田倉さんはご自身なりにベストな選択ができるよう準備をされているとのこと。LINEは役員をはじめ多くの女性が活躍している会社だそうで、小田倉さんもそんな方々に勇気をもらっていると話されていました。これからどのような選択をして、どのような人生を歩まれていくのか、楽しみです。
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Special Thanks:Saki Odakura(LINE)
Photographer : Chiai
Interview:4MEEE
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※本内容は取材当時の情報です。
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