もう一度会いたいと思うのは、現実逃避かも
終わった恋のお相手にもう一度会いたいと思ってしまうのは、あなたの欲求ですよね。
そして、もう一度会いたいと思う相手にはそう簡単に会えないことが多いです。
終わった恋のお相手であろうとも、友達であり気軽に連絡を取り合える仲であれば、もう一度会いたいなんて切実に思うことはありません。
つまり、もう一度会いたいと思ってもなかなか叶わないから、その思いが募って厄介になっている欲求ということになります。
仮にもう一度会いたいというあなたの欲求が叶ったとして、その実現化があなたの欲求を満たしてくれるのでしょうか。
きっと、満たされることはないでしょう。
そして、そのことも分かった上でもう一度会いたいと思ってしまいます。
考えれば考える程、もう一度会いたいと思う気持ちは厄介だなと感じてしまいますけれども、もう一度会いたいと思うことで、あなたの心が少し軽くなるのだと思います。
厄介は厄介なんですけれど、もう一度会いたいと思うことで、まだ終わった恋のお相手と繋がっていられる訳です。
それは決して現実的に繋がっている訳ではありません。
あなたの中だけの話ですが、それでも良いのです。
そうやってある種の現実逃避をすることで、もう一度会いたいと思う気持ち以上に、厄介で苦しい感情から離れられるのだと思います。
もう一度会いたいと思うのは、好きだから
もう一度会いたいと思う理由で一番多いのはきっとこれでしょうね。
終わってしまった恋だけれど、まだ好きだからもう一度会いたいのです。
未練と言ってしまえばそうなのでしょうけれど、もう一度会いたいというのは、気持ちをもう一度伝えるためという目的ではありません。
ただただ、もう一度会いたいということなのです。
とても健気な欲求だなと思います。
しかし、もう一度会いたいという欲求が叶ったとして、その時はとても嬉しいかもしれません。
もう一度会ってくれたことに、感謝する程かもしれません。
でも、それは満たされるということではありません。
好きな人に会って、嬉しくなって、その時は満たされるかもしれませんけど、やっぱり好きだと思って、またもう一度会いたいと思ってしまうのです。
このループは今以上にあなたを苦しい気持ちにさせます。
1度目のもう一度会いたいは、終わった恋のお相手も受け入れてくれるかもしれません。
どんな終わり方だったかは分かりませんが、まだあなたへの優しさが残っているから、もう一度会いたいというあなたの欲求を叶えてくれるのです。
しかし、2度目以降のもう一度会いたいは「もう一度じゃないよ?」と指摘されて終わります。
「お願いお願い。これで最後にするから。」というあなたの懇願に渋々応えてくれたお相手も、面倒だなという気持ちになっています。
1度目の優しさで終わった方が良かったですし、もう3度目は無理だとさすがに分かりますから、2度目のもう一度はマイナスです。
もう3度目は無理だと分かっていても、心の中ではもう一度会いたいという気持ちがくすぶり続けます。
こんな風になるのなら、1度目のもう一度会いたいを我慢しておけば良かったと後悔すると思います。
会うことでまだ好きだという気持ちが強くなるのなら、会わなければ気持ちが落ち着いていく日が早く訪れる訳ですからね。
もう一度会いたいを叶えて諦めたい
まだ好きな気持ちがあるためにもう一度会いたいと思うケースでも、ただ会いたいからではない理由があります。
それは、自分の気持ちにケリをつけるためです。
まだ好きなら、もう一度会ってしまったらより好きになってしまうというのは、先程伝えました。
しかし、もう一度会いたいというのはなかなか叶わないことが多いとも伝えました。
つまり、相手はあまり乗り気じゃない状態で、もう一度会いたいというあなたの気持ちを叶える訳ですから、恋愛が続いている時のようなお相手とは違う印象や姿な訳です。
きっと冷たく感じるでしょうし、よそよそしくされるでしょうし、楽しい空気感ではないでしょう。
こういう現実を目の辺りにすることで、「この恋はもう終わらせなければいけなんだ」と自分に思い込ませるために、もう一度会いたいと考えるのです。
好きな気持ちをゼロにするのは無理だとしても、ゼロにする努力をしなければいけないと思い込むのです。
もう一度会いたいというあなたの欲求を叶えるお相手も、敢えて冷たくしようとか、あまり長く過ごさないでおこうとするはずです。
だって、まずお相手にとってあなたと会うことに、何の目的も必要性もメリットもありませんからね。
そして、あなたに想われていてももうその気持ちには応えられない訳ですから、早く忘れてもらうために敢えて距離感を出すのです。
これはあなたへの最後の優しさです。
もう一度会いたいと思うのは、相手にとって負担になることですし、気を使わせてしまうことでもあるのです。
しばらく時間が経ってからもう一度会いたいと思うケース
失恋をした直後ではなく、失恋をしてしばらく時間が経ってから、もう一度会いたいと思うことがあります。
懐かしさからそう思う場合もあると思いますが、そこまでスッキリした気持ちだったり、昔の恋だと切り替えてもう一度会いたいと思うのではなく、何となくモヤッとした気持ちのある場合があります。
それは、あなたの中でその恋をキチンと完結させられていないのだと思います。
この場合は未練ということでもないですし、今もまだすごく好きでどうしようもないということでもありません。
しかし、何となく気持ちが残っているような気がしてスッキリしないのです。
なので、昔の恋に恋い焦がれているのかどうかを確かめるために、もう一度会いたいと思うのです。
確認作業という目的なので、もう一度会いたいという欲求という程ではありませんから、相手に会うことを断られても大してダメージはありません。
恋愛を続けていた頃の良い感覚が残っていて、その記憶に恋をしているのか、相手に恋心を残しているのか、自分では判断できないために、会う必要性があると言った方が良いかもしれません。
なので、会ったとしてもゆっくりと時間を過ごす必要はありません。
会った瞬間に「これは恋じゃないな」と思えるかどうかなので。
納得できないから、もう一度会いたい
別れの時、どうしても納得できない気持ちがありますよね。
それは相手に対する気持ちがあるからです。
どんな理由や言い訳を聞こうとも、「分かった」と承諾する時は絞り出して言うものです。
でも、どこかでもうどうしようもなくて、この恋を続けるのは無理だと分かっているので、次第に受け入れます。
しかし、別れの理由自体に納得できないと、別れを受け入れるのはとっても時間がかかります。
なので、もう一度ちゃんと話したいと思うためにもう一度会いたいと考えます。
例えば、グレーな要素が含む別れ際だと納得できないと思います。
好きだけど別れなければいけないというシチュエーションだと、納得できないですよね。
どうして好きだけど別れなければいけないのかという理由も、当然聞いているのでしょうけれども、やっぱり好きなら別れなくてもいいじゃないって思いますよね。
二人のために別れた方が良いなんてことを言われるんでしょうけれど、未来の二人なんて誰にも分からない訳ですから、どうして一方的に勝手に決めちゃうんだろうという気持ちが募ると思います。
グレーだと、別れ際に言っていた彼の言葉も本当かどうか疑いたくなります。
好きだけど別れなければいけないなんて、本当に思っているのかなって。
無理をして、気持ちに嘘をついて突き放してるんじゃなかなって。
そんな風に感じてしまうと愛しさは強くなりますし、もう一度会いたいと思って当然だと思います。
本当に復縁したいと思っているなら
自分なりに心を整理して、それでもやっぱり復縁したいと思うなら、占いに頼ってみるのもおすすめです。
占いなら、他でもないあなたと彼のことだけに焦点を当てて、答えをもらうことができるからです。
対面で聞くのはちょっと恥ずかしいかもと思うなら、電話占いがおすすめです。
あなたの好きな場所で、顔バレもせずに誰にも秘密で相談することができますよ。
もう一度会いたいと思う気持ち
もう一度会いたいと思うことはすっごく悪いことだとは思いませんけれども、あなたはよりツラくなるかもしれません。
それに相手を不快な気持ちにさせてしまうかもしれませんね。
せっかく良い空気感で恋愛ができて、別れ際も比較的穏便に済んだ思い出も、全て消し去ってしまうくらい悪い印象を持つ恋愛になってしまうかもしれないことを、頭に入れておいてほしいと思います。
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