コンプレックスを再認識する
見ないように、考えないようにしがちなコンプレックス。
自分自身が何に劣等感を感じているのかを、もう一度再認識しましょう。
中には年月と共にコンプレックスが薄れている可能性や、より強まっているものもあるでしょう。
どんな所が嫌いで、それによってどんなマイナス部分があるのかも考えると、克服へのイメージが湧きやすくなると思います。
コンプレックスと改めて向き合うことは精神的にも辛い部分はありますが、このままコンプレックスを放置したままでは前に進むことができないのです。
克服できない理由を考えよう
人によってコンプレックスは様々なので、克服する方法もそれぞれ違ってきます。どうしてコンプレックスを克服できないのかを考えた時、自分なりの答えを出すことができるはずです。
例えば歯並びがコンプレックスならば「矯正をするための費用が無い」「矯正器具を付けた状態で人に会うのが嫌」「矯正だけはしたくない」などいろいろな理由がありますよね。
克服できない理由を考えたとき、努力でどうにかできる問題と、どんなに頑張っても不可能なことは必ず出てきます。
努力を始めるのか、今後もコンプレックスと共に生きていくのかを自分で決断しましょう。
克服に向けて努力する
自分の努力でコンプレックスを克服できる可能性があるのなら、克服に向けて努力を始めましょう。
金銭面でどうにかできることなら一生懸命働いてお金を貯めるしかありませんし、痩せてスリムになりたいと思うなら頑張ってダイエットをするだけです。
この時に大切なのは、コンプレックスを克服することを人生においての一番の目標と考えることです。
その他にも大きな目標があると、どうしても目的に集中できず「あとでいいや」と考えてしまうのです。
自分にとっては憎きコンプレックスも、裏を返せば長年連れ添ってきた相手のようなもの。
今までずっと一緒だったからこそ、離れるための焦りを感じないのです。絶対に克服する!という強い意志を明確にしましょう。
コンプレックスと一生付き合う
自分の力ではどうにもならないことや、立場上どうすることもできないことも勿論ありますよね。
大嫌いなコンプレックスと一生付き合うしかないと分かったら、あなたがすべきことはたった一つ。コンプレックスを少しづつ受け入れることです。
嫌いな人を好きになれと言われたら、あなたならどうしますか?
少しでも良いところを探したり、これ以上嫌いにならないように考えますよね。
コンプレックスも同様に考える必要があります。
コンプレックス以外のことを伸ばして自信をつけたり、コンプレックスが目立たないようにするにはどうすればよいのかを考えましょう。
悲観的になるのではなく、良い意味で諦めることが大切なのです。
コンプレックスを抱えた自分も自分なんだと納得できれば、段々コンプレックスを受け入れることができるようになります。
コンプレックスを悪者にしないで
自分にとっては大嫌いな、憎きコンプレックスを人生の悪者にしていませんか?
コンプレックスがあることで、マイナス部分を生むことは確かにあります。
しかし全てが上手くいかないのはコンプレックスのせいだけでしょうか?
自分自身に他に悪い所があっても、コンプレックスが全ての元凶だという考えはよくありません。
コンプレックスを悪者にしてしまうと、今後の人生の言い訳を全てコンプレックスのせいだと逃げたくなってしまうからです。
コンプレックスのせいで上手くいかない!という考えは止めて、コンプレックスがあっても上手くできた!と自分を褒めるようにしましょう。
いかがでしたか?
今まで目をそむけようとしていたコンプレックスに向き合うことで、ずっと重く感じていた心も軽くなれるはずです。
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