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実話から生まれた日本の恋愛映画7選!事実は小説よりも奇なり。

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♡4MEEE Vol.3 p.70 〜「恋愛映画から学ぶ、恋とお洒落のカンケイ」

「事実は小説よりも奇なり」という言葉もあるように、現実は時に作りもののストーリーよりもドラマティックです。
フィクションにはない感動を得たい人は、ぜひ実話に着想を得た恋愛映画をチェックしてみてはいかがでしょうか。
実話をもとにした、おすすめの恋愛映画をご紹介します。

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梅本ちよ
梅本ちよ
2018.11.28

実話をもとにした恋愛映画①8年越しの花嫁

8年越しの花嫁 出典:8nengoshi.jp

「8年越しの花嫁」は2018年2月に公開された恋愛映画です。
200万人以上の観客動員数を突破し、大ヒットしました。

突然の病によって昏睡状態に陥ってしまった、結婚を控えた花嫁……。
そして、いつ目を覚ますかわからない状態を知りながらも、回復を信じて8年間待ち続ける婚約者の物語です。

この映画のストーリーは、中原尚志(なかはらひさし)さんとその妻麻衣(まい)さんが現実に体験したことであり、実話にもとに制作されています。
実話がベースになっているにもかかわらず、フィクションを超えるような驚く展開が待ち受けているところがこの映画の見どころですよ。

尚志さん役を佐藤健(さとうたける)さん、麻衣さん役を土屋太鳳(つちやたお)さんが演じています。
麻衣さんの母親役を演じる薬師丸ひろ子(やくしまるひろこ)さんや、父親役の杉本哲太(
すぎもとてった)さんなど脇を固めるキャストの演技にも注目!

実話をもとにした恋愛映画②50回目のファーストキス

50回目のファーストキス 出典:www.50kiss.jp

映画「50回目のファーストキス」は、2018年6月に公開された恋愛映画!
実話をもとに製作され、2004年に公開されたアメリカの映画「50 First Days」のリメイク作品です。

映画の舞台はハワイのオアフ島!
主人公の大輔は、ハワイでツアーガイドをしながら天文学者を目指しているちょっぴりプレイボーイな男性です。
あるとき、交通事故によって短期記憶障害を負った瑠衣と出会い、恋に落ちるというストーリー♡

1晩眠ると前日にあった記憶がすべて消えてしまう女性との恋は、一体どのような結末を迎えるのでしょうか。

主人公の大輔を山田孝之(やまだたかゆき)さん、瑠衣を長澤まさみ(ながさわまさみ)さんが演じます。
山﨑まさよし(やまざきまさよし)さんによる、せつない挿入歌も映画のムードを盛り上げてくれますよ。

実話をもとにした恋愛映画③抱きしめたい ―真実の物語―

抱きしめたい ―真実の物語― 出典:www.amazon.co.jp

「抱きしめたい ―真実の物語―」は、北海道に暮らす実在のカップルの実話がベースになっています。
事故によって左半身マヒと記憶障害を負ったつかささんと、タクシー運転手の雅己さんの恋愛・結婚を描いた映画です。

家族の反対や障害を乗り越えて結婚した2人を、衝撃的な運命が待ち受けますよ。

難しい障害を負った女性との恋愛・結婚をテーマにしていながらも、重苦しい雰囲気がなく、鑑賞後は明るくあたたかな気持ちになるところが、この作品のおすすめポイントです。

障害に苦しみながらも前向きなつかささんの人柄に、励まされるような気持ちになる人が多いのではないでしょうか。

つかささんを北川景子(きたがわけいこ)さん、雅己さんを錦戸亮(にしきどりょう)さんが演じています。
映画のラストには、実際の2人の結婚式の様子が流れる演出もあり、感動ムードが高まりますよ。

映画以外にも文庫版や漫画版などもあるので、ぜひチェックしてみてください。

実話をもとにした恋愛映画④余命1ヶ月の花嫁

余命1ヶ月の花嫁 出典:www.amazon.co.jp

映画「余命1ヶ月の花嫁」は、乳がんと戦う女性と、その恋人や家族たちの姿を描いた作品です。
報道番組で長島千恵さんの闘病生活が取り上げられたことをきっかけに書籍化され、映画にもなりました。

主人公はイベントコンパニオンをしたことがきっかけで、太郎と知り合い恋愛関係になります。
しかし、そのときすでに乳がんを患い始めていて、恋をあきらめる決心をしますが、紆余曲折を経て共に生きることを決意します。

人間はいつ病気になるかわかりません。
物語が実話であるだけに、他人事には思えない人が多いのではないでしょうか。
この作品がヒットしたことで、乳がん検診の大切さが広く認知されるきっかけにもなりました。

主人公の榮倉奈々(えいくらなな)さん、その恋人役の瑛太(えいた)さんの熱演にも注目です。

実話をもとにした恋愛映画⑤ママは日本へ嫁に行っちゃだめと言うけれど。

ママは日本へ嫁に行っちゃだめと言うけれど。 出典:mama-dame.com

「ママは日本へ嫁に行っちゃだめと言うけれど。」は、Facebook(フェイスブック)を通じて知り合った台湾人の女の子リンさんと、日本人男性モギさんの恋愛模様を描いた映画です。
Facebookに投稿された実話がもとになっていますよ。

国際結婚とは切っても切り離せない、日本と台湾という距離の遠さや文化の違いが問題になり、家族の反対にあいながらも2人は愛情を育みます。
リンさんはモギさんと暮らすために来日し、2013年に結婚しました。

日本の文化が大好きなリンさんとモギさんのデート風景は見所ころのひとつ♡
おしゃれでキュートなリンさんのファッションも、映画にいろどりを加えていますよ。

リンさんを演じるのは台湾人女優のジエン・マンシューさん!
モギさんを中野裕太(なかのゆうた)さんが演じます。

映画を観る前や観た後に、Facebookでプリティな2人の様子をチェックすれば、ハッピーな気持ちになれること間違いなし♪
主題歌を歌うエリカヒトミさんのピュアな歌声にも注目です。

実話をもとにした恋愛映画⑥接吻

接吻 出典:www.amazon.co.jp

「接吻」は2008年に公開された映画!
実話をそのままベースにしているわけではありませんが、実際に起きた事件に着想を得て作られています。

主人公は幸薄く、どこか陰気な雰囲気のOL京子……。
いつも孤独感を強く感じていた京子は、ある日一家惨殺事件のニュースを目にします。
犯人の微笑みがテレビに映り、それを見た京子はなぜか強く心を惹かれてしまい、犯人の情報を追いかけるようになります。

弁護士を通じて死刑囚の坂口と面会することに成功した京子は、やがて面会を続けるために、坂口との結婚を決意することに!

京子の行動は、多くの人にとって共感できるものではないでしょう。
しかし、死刑囚の男性と恋愛し結婚する女性は現実に存在します。

衝撃的なストーリー展開だけでなく、主演の小池栄子(こいけえいこ)さんの怪演にも注目ですよ。
最後まで目を離すことができない作品に仕上がっています。

実話をもとにした恋愛映画⑦愛と死をみつめて

愛と死をみつめて 出典:www.amazon.co.jp

映画「愛と死をみつめて」は、実話に基づいた書籍を映像化した作品です。
恋人同士だったミコ(大島みち子)さんと、マコ(河野実)さんの手紙のやりとりをもとにしています。

主人公のミコは、軟骨肉腫を患う女子高生……。
療養先の病院で運命の恋人マコに出会うことになります。

2人は退院によって離れ離れになってしまいますが、文通を続けて愛を育み続けるというストーリーです。
病床で恋人に向けて書かれる手紙には打算が一切なく、ピュアでありのままの気持ちがあふれていて、胸を打たれますよ。

難病によって恋人と死に別れてしまう悲劇を描いた恋愛映画のさきがけ的な作品ではないでしょうか。
若い2人の純粋な愛情が、いつまでも心に残ること間違いなしですよ。

映画の公開は1964年と古い作品ですが、テーマ自体に古さはなく、公開から50年以上経つ現在でも色あせない魅力を放っています。
2006年には広末涼子(ひろすえりょうこ)さん主演でリメイクされ、テレビドラマ化もされていますよ。

実話に着想を得て作られた、日本の恋愛映画をご紹介しました!
同じ実話に基づいた作品であっても、さまざまな個性を持っていますよね。
実話をもとにした作品を観ると、普段は身近に感じにくい世界を知るきっかけにもなります。
今回ご紹介した作品の結末は、わかりやすいハッピーエンドのものばかりではありませんが、人生観や恋愛観を見直すきっかけとなってくれる作品が多いですよ。
ぜひ、お気に入りの作品を見つけてくださいね♪

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