苦しい時こそ前を向く努力家!水泳・高橋幸大【ときめきから始めるSPORTS観戦!】#前編

苦しい時こそ前を向く努力家!水泳・高橋幸大【ときめきから始めるSPORTS観戦!】#前編

LIFESTYLE

人気ブロガー・しげるちゃんの新連載!アラサー女性にドキドキを届ける、『ときめきから始めるSPORTS観戦!』が、遂にスタート!知れば知るほど好きになる“イケメンスポーツ選手”にフォーカスした、4MEEEにとっても初挑戦の新企画です♡

“スポーツ観戦音痴”なオトナ女性に捧げる、『ときめきから始めるSPORTS観戦!』

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

高橋幸大(@yukihiro117)がシェアした投稿 - 2019年10月月29日午前6時52分PDT

オリンピックにパラリンピック、ワールドカップなどなど……もうすぐそこまで迫ってきた、日本中・世界中がスポーツに大熱狂する時代。そんな中、ポツン……と置いてけぼりを食らってしまった、“スポーツ観戦音痴”なオトナ女性に捧げる新連載『ときめきから始めるSPORTS観戦!』。ついに第5回を迎えました!

「スポーツ音痴な自分には関係ない。」
「ルールがわからないから、スポーツ中継も見ないし観戦にも行かない。」

そんな風に、“嫌いじゃないけどわからないから”とスポーツの世界を避けてきた女性に向けて、まだ知らぬスポーツの魅力と男性アスリートの素顔をお届けいたします!

水泳・高橋幸大選手が4MEEEに初登場!

高橋幸大選手

連載第5回目に登場してくれるのは、水泳高橋幸大(たかはし・ゆきひろ)選手。高身長で男らしいドッシリとした第一印象とは裏腹に、インタビュー中は控えめで謙虚な好青年!「これほど大々的にインタビューを受けるのは久しぶりだから、少し緊張します……」と恥ずかしそうに話してくださいました。

しげるちゃん

インタビュアーは、人気ブロガー、商品プロデューサーなどマルチに活躍するしげるちゃん。タレントやモデルなど芸能界のみならず、スポーツ選手や格闘家とも交流が深くて、幅広い業界の方から支持を得ている人気者!しげるちゃんと対談していただき、「選手としての高橋幸大」と「1人の男性としての高橋幸大」について、たくさん教えていただきます!

#後編はコチラから♡

栄光を知ったからこそ、記録が伸びないと惨めに感じた。

前編は、「選手としての高橋幸大」について。まずはじめに、“なぜ水泳というスポーツにのめり込んだのか”を伺います。

高橋幸大選手

しげる

そもそも何がきっかけで水泳を始めたのかな?

高橋選手

水泳は4歳の頃からやっています。1つ上の兄が水泳教室に通っていて、一緒に行って見学してたらいつの間にか僕も泳いでいたんですよね。両親も、兄弟同じ習い事だと送り迎えも楽だろうし、いろんな意味で都合がよかったのかも(笑)でも、始めた理由はなんであれ、これほど熱中できるものに出会わせてくれた家族には感謝しています

しげる

お兄さんがきっかけだったんだね!高橋選手は、はじめから平泳ぎが得意だったの?

高橋選手

最初は、バタフライやクロールなど、いろんな泳ぎを習いましたよ!でも、いつから平泳ぎに目覚めたのかはわからない……気づいたら“平泳ぎが得意な子”になっていたから、他の種目は泳げないんです(笑)!

しげる

そうなんだ!でも絶対、どんな泳ぎも普通の人よりは超うまいだろうから泳げないはウソでしょ(笑)。お兄さんの影響でなんとなく始めた水泳に、そこからどうやって熱中していったの?

高橋幸大選手

高橋選手

小学生のときから少しずつ全国大会に出られるレベルになって、その頃すでに「将来は水泳選手になりたい」って想いを持っていました。当時、北島康介選手がアテネオリンピックや北京オリンピックで優勝しているのをテレビで見ていて、自然と自分も将来そうなるんだなって思っていたんですよね。そうやって水泳をガムシャラに続けてきて、高校3年生の時に平泳ぎ200mのインターハイで優勝することができたんです。その時に、「自分はこのまま水泳選手になるんだ」と覚悟を持ちました。

しげる

なるほどね。そこからプロを目指すために本格始動したワケだ!でも、水泳って人気種目だから、結構厳しい道のりだったんじゃない?

高橋選手

その通りです。高校卒業後は日本大学の体育学科に進学して水泳を頑張っていたのですが、大学1、2年目はまったく結果が出なくて……。「これはもう潮時かな」って思って辞めようと思ったんです。高校3年生のときに優勝した経験があったからこそ、大学に入ってすぐ結果が出せないことをすごく惨めに感じてしまったんですよね。大学2年の夏にコーチに引退の相談をしたら、「翌年の4月に、ロンドンオリンピックの選考会があるから、そこまで頑張ってみよう!それでダメだったら辞めればいい。」って言ってもらって。それから、“最後になるかもしれない”と思って自分の中でスイッチを入れなおして練習に励んだんです。その結果、トップレベルには届かなかったもののタイムがかなり縮んで、日本選手権大会で初めて決勝に残ることができて!もう一度、水泳選手として頑張りたいって気持ちを取り戻すことができました。その時に、「今はまだ1位じゃないけれど、将来戦えるところまで来た」という確信が持てたから、大学卒業後も水泳を続けることに。卒業後すぐにスポンサー企業に就職させていただき、オリンピックの選考会で結果を残すことを目標に頑張ってきたんです。

繰り返し頭をよぎった「引退」の文字。
乗り越えられたのは、家族がいたから!

高橋幸大選手

しげる

そんなドラマがあったんだ……!でもすごいね、目標がどんどん更新されていってる感じ。

高橋選手

まさにそんな感じです!でも、水泳選手として社会人になってからも度々いきづまってしまい、自分の力を発揮できない状況が続いて、一時は引退を考えたこともありました。ずっと辞めようかどうしようか迷っていたのですが、東京でオリンピックが開催されることが決まった時、「これを最後の悪あがきだと思って、あと4年間もうひと頑張りしよう!」と思ったんです。小さい頃からオリンピックで活躍することが目標だったので、どうしても諦めたくなくて。

しげる

何度も真剣に、引退を考えた時期があったんだね〜。でも諦めないで続けている姿は尊敬です!高橋選手は、今何歳なんだっけ?水泳界はどのくらいの年齢の方が多いの?

高橋選手

僕は今27歳なんですが、水泳界では年齢的に上の方ですね。若くして活躍している選手がどんどん増えてきているから、そういった年齢の面でも引退が頭をよぎります。でも僕は、水泳にたくさんのことを学ばせてもらったので、何かしら恩返しがしたくって。僕ができることって何だろう?と考えて出た答えが、「トップ選手じゃなくても、頑張り続けていればいつか結果が出ると証明する」ことだったんですよね。だから、このままじゃ終われないんです!

 

しげる

高橋選手はこれまで、いくつもの挫折を乗り越えてきた話をしてくれたけど、誰かの支えがあって乗り越えられたのかしら?

高橋選手

そうですね、僕の水泳人生は家族がずっと支えてくれています。実はちょうど去年の6月にスポンサー契約を解消されてしまって、無収入のまま水泳を続けていたんです。スポンサーを探しながら練習を頑張っていたのですが、パッとする経歴や大会の結果を持っていないから、なかなか新しいスポンサーも見つからなくて、“水泳を頑張りたい気持ちは高まっているのに続けられない”という状況で正直しんどかったんですよね。そんなとき、両親が仕送りしてくれてなんとか食費や合宿費を賄うことができて……生活面ではかなりサポートしてもらいました。特に、従兄弟(いとこ)がとても親身になってくれて「スポンサーがないと大会に出られないのなら、俺の運営するアパレルのロゴを使っていいよ!」って言ってくれたりして、その時はすごく助けられましたね。おかげさまで今は2社と契約していて、納得いくまで練習に打ち込むことができています!

『激戦区』と呼ばれる、平泳ぎ・200m。
オリンピックに出るためには……?

高橋幸大選手

しげる

200m平泳ぎは強い選手がたくさんいて「激戦区」と言われているから注目大だよね!読者の方々もきっと興味があると思うのだけど、オリンピックの内定はどうやったらとれるものなの? 

高橋選手

他のスポーツは、様々な大会の結果を総合的に見て選考されることが多いと思うのですが、水泳は基本的に4月の日本選手権の結果のみで判断されるんです。日本選手権には派遣標準記録というものがあるんですが、その標準記録をクリアした上位2名が内定を勝ち取ることができるようになっています。

しげる

2020年の4月に行われる日本選手権に全てがかかっているってことか!枠は2つしかないんだね、厳しい世界だ……。ちなみに、どうして200mなの?100mとの違いってあるのかな?

高橋選手

そうなんです。オリンピックは1種目につき2枠しかありません!僕みたいに、「ストリームライン」いわゆる「蹴伸び」が得意な選手は、距離が長い200mに向いていると言われています。反対に、100mはとにかく水をいっぱいかいて速く進むのが得意な人が向いています。ちなみに、僕のように身長も手も大きい選手は遠くの水をかくことができますが、反対に水の抵抗を大きく受けてしまうので、なるべく身体をコンパクトにして泳ぐことが求められるんですよ。

「僕と同じように悩む選手を、サポートしていきたい!」

高橋幸大選手

しげる

確かに高橋選手はめっちゃ背が高い!身長がある分、速くゴールにタッチできるから有利じゃん!……なんて思っていたけど、そんな単純なことじゃないんだね(笑)。直近の目標は「東京オリンピック出場」って話してくれたけど、その後の選手としての展望や、将来の夢はある?

高橋選手

東京オリンピック後の人生については、少しずつ考えています。自分がスポンサー探しに苦労したように、「続けたくても続けられない」選手って水泳に限らず多いので、そういった諦めずにもがいている選手をサポートする活動がしたいなと思っているんです!今はトップじゃない選手でも、頑張り続ければ何年後かに活躍できるかもしれない。そうした可能性を教えてあげたいんですよね。僕は直近の1年間、スポンサー企業を探すために様々な会社とコミュニケーションを取らせていただいたのですが、今まで水泳しかしてこなかったから、初めは企業とマッチングする方法がわからなくてかなり苦労しました。その時に、“スポンサーを探す方法を教えてくれる人がいない”ってことに気づいたんですよ。自分が困ったからこそ、同じように悩んでいる選手に僕のリアルな経験を伝えてあげたいんですよね。

しげる

確かに!そうした活動をしてる人って聞いたことないかも。素敵なことだね。具体的に新しいことを始める時期は考えている?

高橋選手

4月に東京オリンピックの選考会があるので、そこまでは泳ぐことに全力を注ぎたいです!選手としてはもういい年なので、現役生活は東京オリンピックまでだろうな。他の活動は、そのあとから始めようと思っています。僕は、水泳で酸いも甘いも経験してきたから言えることなんですが(笑)、人ってダメなときはずっと下を向いているんですよ。練習でもプライベートな時間でも地面ばっかり見ている。でも、いい時は必ず前を向いていて、言葉には表せない「オーラ」があるんです!ダメな時こそ、どう前向きになるかを大事にして、残りの現役生活を悔いなく過ごしたいですね。そして、その経験を芽が出るまで頑張り続ける選手たちに伝えていきたいです!

エピローグ 

高橋幸大選手

「是非一度、競泳を観にきてください!水泳は、複雑なルールがなくて“どちらが先にゴールに着くか”を競うシンプルなスポーツだから、テレビ中継を見ても面白いと思います。一人でも多くの人に、水泳を好きになってもらえたら嬉しいですね。」と読者にメッセージを残してくれた高橋選手。

スピードを競うというシンプルな「水泳」という競技だからこそ、ただ真っ直ぐに努力を重ねることが大切なのですね。

何度も辞めようと思ったのに諦められなかったのは、単純に「水泳が好き」という想いが強いからなのだと伝わる、愛溢れるインタビューでした!

12月13日(金)配信予定の後編では、「1人の男性としての高橋幸大」に迫ります。お楽しみに♡

◆高橋幸大(たかはし・ゆきひろ) Instagram
生年月日:1992年1月17日
出身地:東京都 練馬区
経歴:日本選手権3位
         世界短水路選手権8位
         ワールドカップ優勝

◆しげるちゃん Instagram
商品プロデューサー、人気ブロガーとして活躍中!芸能人やタレント、モデル、スポーツ選手に格闘家など、様々な業界の著名人と交流が深い。
しげるちゃんがプロデュースするアイテムは、そんな多くの著名人が愛用することで知られ、メディアやSNSでも話題に。また、CS局の旅番組にも多数出演、海外のファッション・流行などをナビゲートしている。

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Photographer : Chiai
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