人中とは?
人中のほくろの意味を記述する前に、まずは「人中」という言葉、人の身体のどの部位を指すのかをきちんと把握されていますか?
人中とは身体の顔の部分、鼻と口の間にある溝のような筋を言うのですが、今回の内容はその部位だけにスポットライトを当てることになります。
どうして人中があるのか、どうして顔に溝があるのかについては諸説様々ですが、一般的には口から出る水分の通り道とし、常に鼻を湿らせておくためと言われています。
現代ではその機能が役立つ場面は皆無ですが、従来人は嗅覚に頼っていたところがありますので、その機能向上のための器官だったという一種の名残りなのでしょうね。
話を元に戻しますが、ではそんな人中にほくろがある場合は一体何を意味し、そして人に一体何をもたらしてくれるのか、人中にほくろがある人は気になるところです。
性格や考え方にも傾向が見られるようで、たかが鼻と口の間のほくろと言えないところもあるようなのです。
今回はそれについて触れてみますので、人中にほくろがある人の自己分析とか性格診断の材料、そして人中のほくろの意味を今ここで改めて理解してみましょう。
なおこの人中のほくろ、顔の中心でとても目立つケースが多く、女性だと形成外科に相談するほど悩むことも少なくありません。
ですがこのほくろは良い意味であることが多いので、あまり悲観的にならないようにして下さいとだけ付け加えさせていただきます。
ですので、もしすでに除去された後の人が今回の内容をご覧になると、ちょっとだけ除去したことを後悔してしまうかもしれません。
人中のほくろの意味
人中のほくろにはそもそもの意味があるようで、深く掘り下げる前にまずは人中のほくろの意味を、人中のほくろの基本からおさらいしてみましょう。
人中のほくろというのは、顔面のとても目立つ場所、そして黒色であることから、良い意味どころか悪いもの、嫌なものでしかないと考える人も多いはずです。
しかし実際は、その人のお金に関わる運勢が上向きであることが多く、予想だにしないお金などの臨時収入に恵まれることが少なくないようです。
さらにくじ運も良い傾向があり、夜店のくじで上位商品に当選するとか、サプライズプレゼントなどがあるとか、「当たり」にも恵まれているようです。
さらに場所にもよるのですが、人の上に立って先導するとかリーダーシップに優れていたりと、周囲から頼りにされることもかなり多いとされています。
自分はいつも通りにしているはずなのに、いつのまにかそのコミュニティのリーダー的扱いをされていたり、それに近いことが起こることもしばしばです。
さらに豪胆な性状をしていることが多く、積極的とか能動的、活動的という言葉がしっくりと収まり、とにかくアクティブな面が目立ちます。
人中のほくろの濃度が高ければ高いほど、漆黒に近ければ近いほど上記は顕著になるようで、現在のほくろの濃度を理解しておくことが重要になるでしょう。
では濃度が低い場合、漆黒ではなく茶色だったり薄く見える場合はどうなるかと言うと、それはいわゆる死にぼくろとなり同じ人中のほくろがある人でも控えめになるようです。
いささか重圧に弱く、とても緊張しやすい傾向があるようで、大事な場面で勝負弱さを露呈してしまうこともあり、その繊細さが滲み出てしまう傾向があります。
もっともほくろというのは、日頃の行いとかタイミングでその濃度が変化することが少なくないので、その傾向がある人はほくろが濃くなるよう前向きとなるようにしましょう。
以上が人中のほくろの基本的な意味で、以降は同じ人中でも細かな場所の違いでその性格や考え方が変わることを、具体的にご説明させていただきますのでご参考下さい。
その見た目で敬遠される人中のほくろですが、以降を読まれることで愛すべきチャームポイントになるかと思われますので、早まった行動はその後にしておきましょう。
正面から見て左寄り
正面から見て左寄り、自分を基準にすれば右側に人中のほくろがある場合、多くはとても繊細だったり神経質だったりな性状であることが多いようです。
このような言い方はデメリットのように思えますが、そういう性状というのは細かなところに気が付けたり、配慮を行き届かせることができるとも捉えられます。
だから仕事ひとつにしても失敗が非常に少ない傾向があり、仕事内容によってはとても頼りにされたり、任されたりと信頼を寄せてもらえるでしょう。
特に事務系とか繊細さが求められる作業は頭一つ抜き出ていることが少なくなく、その分野で大きな成果を挙げたり、成功することが必然的に多くなるでしょう。
その反面、繊細さや神経質さが災いしてストレスとか、フラストレーションが溜まりやすいことが多く、自分で自分を追い詰めてしまうケースも多々のようです。
しかもそういった性状であるためそれらの解消が下手なことが少なくなく、溜まりに溜まったものを爆発させてしまって台無しにしてしまうこともあります。
場合によっては緊張が過剰になることで、大事な場面で大きなミスをしてしまうとか、またそれらを誘発してしまう可能性があると言えるでしょう。
ですのでこの性状を生かすコツは、適宜ストレス等を解消する手立てを事前に構築しておくとか、そもそもストレス等を溜めない工夫をしておくに限ります。
恋愛については、そのような性状であるため控えめ、または極めて慎重であることが多く、それに伴いパートナーがやきもきしてしまうことがあるようです。
失敗したときのリスクを過剰に心配してしまう傾向が強いのか、なかなか思い切った行動ができない、今ひとつ前に進めないのだと思われます。
もっとも、そういう慎重さによりパートナーとの関係を確実に進めていけるので、信頼という面ではズバ抜けたものを勝ち取ることができるでしょう。
慎重さというのは恋愛ではネガティブな扱いをされることが多いのですが、しっかりとした土台を作りたいと考えるパートナーであれば、おおよそ賛同されるはずです。
そしてそのように信頼を置かれる性状ですので、はっきり言ってモテる部類となることが多く、それだけでも大きなメリットだと言えます。
正面から見て右寄り
正面から見て右寄りということは、自分から見て左側にあることになるのですが、その辺りの人中にほくろがある人は明るく元気である傾向が強いようです。
さらにとても目立つポジションにいたり、そこはかとなく華やかさが見えたりと、とにかく煌びやかな存在として認識されることが少なくありません。
それに追随するかのようにセンスに富んでいることが多く、そういった世界に飛び込んでは成功を収める人が多々なのがこのほくろを持つ人とされているようです。
芸能界で活躍する芸能人とか、同じ接客業でもお客さんへの説明や口上などか必須となる職業など、そのあたりにはこのほくろを持つ人がひしめき合っています。
さらに異性にもかなりモテる傾向があるようで、それに伴いパートナーが欠かすことがないとか、常に異性と一緒にいるようなケースも……。
ここまでであれば、正面から見て左寄りにあるほくろよりも良いもの、上位互換であるような印象を受けますが、実のところそんなに甘いものでもありません。
何が問題かと言うと、このほくろを持つ人というのは確かに異性からモテやすくはなるのですが、飽き性なところもあって長続きしないケースが多発するのです。
だから異性間のトラブルなども場合によっては日常茶飯事で、結果異性からの信用を大きく落としてしまうことも懸念されて、一概に良いところばかりでないことが伺えます。
さらに恋愛面での運勢は上記のとおり強力なものの、それはあくまで恋愛の話であり家庭には反映されず、家庭に関しての運勢は決して強くはありません。
この事から、今は申し分ない恋愛ができるものの、それ以降となる「結婚後」は案外大変になるかもですので、意識して注意し続けなければなりません。
もっとも、このほくろが意味としてとても良いもの、性状的にも恋愛的にも良いものであることには変わらず、むしろ周囲が羨むくらいのものです。
肝心なのはその恩恵を受ける本人であって、逆に言えばその人次第でどうにでもなるというのが事実で、そこを踏まえれば上手く恩恵だけ授かれるでしょう。
だから今は良いとして、結婚を考える年齢になった以降は自分の取る行動を事前に反芻して、下手な事をしないように配慮するのが最善になるかと思われます。
せっかくの良き運勢なのですから、それが晩年にまで続くようにしっかりと意志を固く持って、末永くその人中のほくろの力を噛み締められるようにしましょう。
人中の中央のほくろ
人中の中央、まさに顔面のど真ん中にほくろがある人というのは、とにかく優しい人である、また慈愛に満ちた人であることが多いようです。
人当たりもかなり良く、優しいという性格からそれこそ老若男女問わず万人に、それどころか動物にも好かれる体質になることもあるとされています。
ですので、ボランティアとかその他の慈善事業、人を助ける仕事とか人と関わる仕事に向いていて、そこで存分にその優しさが発揮されるでしょう。
繊細なところも兼ね備えていることが少なくないので、細かな気配りが必要な仕事にも向いていて、しかも性状で向いているので楽しんで働くことが可能です。
しかしその優しさが仇となることもあるようで、例えば仕事を心無い同僚から押し付けられたり、他人の責任を自ら背負ってしまうこともあります。
下手をすると、進展問題に発展するような出来事でも自ら矢面に立って責任を取るとか、いわれのない責任を取らされたりなどの悲劇も考えられます。
だから、はっきりと言ってしまうと「損をする性状」で、それにより不当な評価を受けてしまうとか、最悪居場所をなくしてしまうことも懸念されます。
「断ることができない」「断ると悪いと思ってしまう」のもこの性状の特徴で、人一倍苦労した割には報われないという結果になることもあるでしょう。
ただこの性状、優しいというものである事からそのような損をしても、巡り巡って結果的に得をするとか、認められることに繋がるのも特徴と言えます。
しかもその過程が「自ら損を買って出る」という性質から、同じことをしている他人よりも評価は大幅に増しとなり、多大な信用を勝ち取ることができるでしょう。
さらに優しいことから恨みつらみを言わない、責任を自ら背負うスタンスという要素が、ますますその人の評価をうなぎ登りとしてしまうこともあります。
恋愛に関しては、優しいという性状が邪魔をしてしまうのか、優柔不断となってしまうケースも少なくないようで、場合によってなパートナーを怒らせてしまうことも。
さらに今ひとつ押しに欠けているところがあり、勝負どころで二の足を踏んでしまったり、他人に好きな人を譲ってしまうといったことも少なからずです。
そんな性状ですが、やはり優しいという特徴が万人から好かれると先にあったとおり、人中ど真ん中にほくろがある人は多くの場合モテることになるでしょう。
家庭運もその優しさから上々で、結婚以降は大抵の場合幸せな家庭を築ける、夫婦関係がいつまでも良好とすることができると考えられます。
人中だけでも意味がいっぱい
見た目にはちょっと格好の悪い人中のほくろですが、なかなかどうして良い意味が盛りだくさんで、「あっていいかも?」と思ってしまいませんか?
基本的に人中にあるほくろというのはポジティブな意味ですので、なくて困ることがあってもあって困ることなんて「見た目以外」はないと言えるのです。
もっとも女性にとっては、その見た目に関する部分がかなり重要になるのですが…まあそれでも、良い意味と差し引いてもおつりがくるくらいです。
男性であれば、多少気になるところがあるものの、それだけプラスな何かをもたらしてくれるのであれば、人中のほくろに対して前向きになれるでしょう。
なお、今回は人中のほくろのみにスポットライトを浴びせましたが、人中のほくろだけでもこれだけの内容になることに、驚きを隠せない人も少なからずだと思います。
逆に言えば、顔のほくろというのはそれだけ多くの意味がある、傾向があることの表れで、意外と顔のほくろには注意を払わなければならないのです。
他の場所にもほくろはありますよね?
それらのほくろには、きっと何らかの意味があるはずですので、興味を持たれた人はご自身の顔の気になるほくろをピックアップして、調べてみては如何でしょうか?
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