どうしてそこまでしてくれるの?尽くす男が持つ4つの心理とは一体!?

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自分に尽くす男が居たら、それは女性冥利に尽きると思いますし、女性という性別として誉れであることは間違いありません。
もっとも、それは表向きだけの話で男性側にはとんでもない心理が隠されているようです。
今回は尽くす男の4つの心理をご紹介します。

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加藤瞳
加藤瞳
2024.02.14

どうしてそこまで尽くすのか

抱き合う男女出典:www.shutterstock.com

実のところ、尽くす男を客観視すると何となく違和感を感じる、不思議に思うことが多々あると思うのです。

それは「どうしてそこまでしてくれるのか」です。

「尽くすことが生きがい」という固定観念であれば多少は分かるのですが、たとえそうだとしてもどうしてそんな発想になるのか、やはり違和感が残ると思うのです。

女性の多くは、ただそういう尽くす男と一緒に居て悦に浸っている、まるでお姫様のような感覚に陥ってしまっていますが、もしかすると女性の知らない何かが隠されているのかもしれません。

ですので今回、尽くす男のその心理をご紹介させていただきますので、どうして男性が女性に尽くすのかの背景を、その考えを理解してみましょう。

実際のところは、そんな女性が思うような「無償の愛情」のようなケースは少なく、男性は自分自身の為にやっているところが大きいようです。

尽くす男に夢を見る女性は多いと思いますが、おそらく今回の内容を最後までご覧いただいたと同時に、その夢から覚められることになるでしょう。

今回の内容をご覧になった上でまだ尽くす男を求めるのであれば、おそらくあなたは男性を支配したいとか等の気持ちが強いだけで、愛情というのはないのかもしれません。

愛情を得るためのもの

男女の後ろ姿出典:www.shutterstock.com

これが尽くす男の典型的な心理、最も割合として多いものだと考えられます。

このタイプは、女性からの愛情を得たいがために、対価を得るために尽くしているというもので、客観的に見てもとても分かりやすいと言えるのではないでしょうか?

自分に対する女性からの好感度を上げるためには、プライドをかなぐり捨てて女性のために奔走する、女性に尽くす男を演じているのでしょう。

プライドどうこうでないとしても、そうしなければ女性からの気持ちを得ることが出来ないと考え、やむなくそのように振る舞っていることも考えられます。

では、どうして男性はそこまでして尽くす男を演じようとするのか、どうしてそこまで女性からの好感度を上げなければならないのか、そこが気になるところです。

そこについて触れますが、女性の皆さまは少々ショックな内容となるかもしれませんので、心して以降をお読みいただくか、または読み飛ばされることをおすすめします。

男性が女性からの好感度を得る、愛情を得るその目的……。
言い方は悪いのですが、とどのつまりが女性のご機嫌取りとなるのですが、これは「肉体関係」に及びたいからです。

断定していますがはっきり言ってそれ以外に説明の余地はなく、男性というのは女性とエッチをしたいがために、女性に対して必死にご機嫌取りをする訳です。

男性の恋愛における目的、目標というのは、対象の女性との性交渉です。

それが男性にとっての恋愛でのゴールであり、女性が結婚をゴールと言うのと何ら違いはないのです。

対象の女性とエッチをすることこそ男性の目指すところであり、そのためであればプライドはかなぐり捨てられますし、嫌悪感があっても女性のご機嫌を取ろうとするのです。

もし男性が女性に対して性的興味がないのなら、女性の建設性のない話など一切聞きませんし、女性のヒステリックさも無視しますし、女性の履いてる靴なんてみんなヒール扱いです。

格好だって前回会った時の違いなんて覚える気がありませんし、ましてや数センチ切った程度の髪なんかに一切の興味など持ちませんし、違いを知る気もありません。

そこに肉体関係があるから、エッチが出来るからそんな女性のくだらないところに付き合う訳で、それがなければ男性一同わざわざ根底から合わない女性に自ら近付くなどしないのです。

かなり踏み込んだ内容となっていますが、かなりの割合の男性が実際そうであると考えられるため、そこは実情を理解すべきだと思います。

なおこの心理、新たに愛情を得たいというものもあるのですが、現在の愛情を維持したい、改善したいという魂胆であることも少なくないようです。

これがどういうことかと言うと、分かりやすく言うなら「別れたくない」とか「振られたくない」などの、「女性との関係を維持したい、改善したい」という目的となるようです。

つまりは関係が終わってしまうことを懸念して、それを予防するために尽くす男を演じている、または心の底から尽くしてるのだと考えられます。

自己満足によるもの

手すりに手を置く男性出典:www.shutterstock.com

中には自分の自分による自分のために、女性に対して尽くす男を演じていることもあるようで、一風変わった思考の持ち主であることが伺えます。

具体的には、簡単に言うなれば「女性に尽くす男である俺カッコいい」という自己陶酔型で、女性に尽くすことで満足感を得ているタイプの男性と言えるでしょう。

客観的に見れば、女性に尽くしているという行動はポジティブに受け止められるものであり、世間体としてはとても良い方向に作用するものと考えられます。

そういう周囲からの称賛とか評価なども得たい気持ちもあるようで、それも相まって自己満足に拍車を掛けているところがあるでしょう。

それとこのタイプ、尽くすことを「愛情の証明」だとか「好きである証拠」など、そのように考えている節も見え隠れしています。

つまり、気持ちどうこうではなく周囲から見て、客観的に見て「彼女のことを愛している」を示すことに重点を置き、実は案外気持ちが伴っていないことが少なくないのです。

だから周囲が思っているよりも彼女に、女性に関心がある訳ではない、それどころか何とも思っていない可能性もあり、まさに自己満足の世界だと言えるでしょう。

そういう思考であるため尽くすのは尽くすのですが、肝心なところが伴ってなかったり詰めが甘かったりなど、要所要所で本音が現れてしまうことがあるようです。

この事から、相手の女性が自己満足を得られない相手であったり、何かの拍子でそういう対象でなくなった場合は、驚くほど冷酷な態度に切り替わるでしょう。

もうその女性は「女性に尽くす男である俺カッコいい」を満たせないのですから、もともとそれほど関心がなかったのも相まって、極端な態度を取ることも可能性として考えられるのです。

女性視点では極めて無礼な男で、しかも誠実さの欠片もないタイプとなるのですが、自己陶酔型などこの程度ですので関わったことを嘆くべきなのかもしれません。

ですので、言葉の割に行動が伴っていないとか、時折言うほどの愛情を示せていないと気付いた場合は、このタイプの男性である可能性があるため、少し注意した方がいいでしょう。

逆にまだ自己満足を満たせる、周囲にそれを示して良い男を演じられるとなれば、時間もお金も惜しみなく使うものと考えられます。

本当に自分の自分による自分のためだけの恋愛……。
いえ、そもそも恋愛と呼べるのか疑問ですが、自己満足という麻薬に囚われた男性などこんなものなのでしょう。

相手をすればするほど相手に自己満足のチャンスを与えてしまうので、もしそのような傾向が目前の男性にあると分かれば、今後は相手にしない方がよさそうです。

何せいくら関わっても自分には愛情をくれない、自分はあくまでその男性だけを満たすためのツールでしかないのですから。

無償の愛情

抱き合う男女出典:www.shutterstock.com

これは女性全般が男性に求めるもの、目前の男性はそうであってほしいと願う心理なのですが、実際のところは、「ほとんど居ない」と言ってもいいでしょう。

ではこれがどのようなタイプかについてですが、簡潔に言うなら「何も見返りを求めない、ただ女性に尽くす男」とでも言うのが最も正解に近いと思います。

ただその女性のことが好きだから、その女性を大切にしているから、そのような振る舞いをして慎重に扱っている、大切にしているのでしょう。

まさに聖人君子と言える男性となるのですが、実際のところはそんな簡単な話ではない、案外問題のある心理であることに女性はあまり気付いていません。

ではその根拠なのですが、そもそもからして人が何の見返りもなく行動をする、対価を得られないのに愛情を与えるなんておかしい話なのです。

筆者の心が汚れているのかもしれませんが、人は見返りなしで、対価なしで行動出来る生き物ではなく、そこには必ず損得勘定が伴うのが当たり前なのです。

無償で知られるボランティアだって、「感謝の気持ち」とか「差し入れ」などの見返りはありますし、何より名誉という対価が支払われます。

それは二束三文にもならないと思われるかもしれませんが、長期的に見れば大きな得になる可能性も秘めていて、一概にボランティア=無償だけのものとは出来ないところがあるのです。

おおよそボランティアをされる人たちも、様々な思惑でそれを実行されていることだと思います。

感謝の気持ち、差し入れもそうなのですが、その他自己満足とかテレビに映る可能性があるとか、何らかの期待すら抱いていないことの方がありえないのです。

無償の代表であるボランティアだってそうなのですから、愛情という明らかに対価を支払うべき物事に対してそれを求めないのは、すごいと言うよりも怪しいという気持ちの方が勝ります。

だからこそ「ほとんど居ない」のであって、女性が大いに望まれているタイプではあるのですが、むしろそんなおかしな心理でないことを喜ぶべきだと思います。

なお、本当に心の底から見返りも対価も求めない、純粋に無償の愛情を注いでいる男性が居る場合は、筆者であれば逆に距離を取るでしょう。

こちらの感性ではどうにも理解出来ない人であり、得体の知れないものに対して恐怖を抱く傾向のある人間であれば、その行動は自然とも言えるのではないでしょうか?

むしろこれだけのものを渡すから、お前もこれだけのものをよこせと言われた方が、ギブアンドテイクの世の中まだ信用出来る類の人間になるかと思います。

「無償」は聞こえがいいのですが、時と場合によってはとても怪しいもの、信用出来ないものになる可能性があると、少しでもいいので頭の片隅にでも置いておいて下さい。

女性を騙すためのもの

階段をのぼる男性出典:www.shutterstock.com

まあこれは犯罪、またはそれに近いもの、スレスレなもので、決して歓迎されないものなのですが、ごく僅かな割合でこの心理により尽くす男となっている男性も居るようです。

何を騙すかはその男性によりけりですが、確実に犯罪と言えるものから肉体関係に及ぶためのものなど様々で、一概にコレとは言えないところがあるでしょう。

しかし騙す気であることには変わりなく、尽くす男であるのはそのための布石、伏線であるため、女性はさすがに警戒すべきと言えます。

やはり、信用を勝ち取るためにはそれなりの手段を講じる必要がある訳です。

この場合は尽くすことで信用を勝ち取るという方法を選び、まさに今それを実行しようとしている訳なのです。

尽くされて喜ばない女性は居ません。

喜ぶということは、男性がその女性に対して喜ぶような何かをもたらした訳です。

そして自分を喜ばせた男性に対して、女性は信用を置き始めるという流れを男性は求めているのです。

信用さえされれば、後は容易に物事を運ばせることが出来るので、今後の円滑な行動のためにも女性のご機嫌を取るのが必須だったのだと考えられます。

このまま男性の思惑通りに事が運べば、ほぼ間違いなく対象の女性が傷付くことになると思われますので、安易に最近知り合った男性を信用しないようにしましょう。

それが旧友レベルの関係であったとしても、違和感を少しでも感じたら警戒くらいはしておくように心掛けるようにして下さい。

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まとめ

女性というのは、恋愛において男性からマウントを取りやすいためか、時に男性を見下してしまうことが案外少なくなく、それに伴い尽くすことを強要する場合があります。

ですがそれ、指示されて命令されてやるようなことではなく、あくまで自発的なものでしかない、さらにこれまでの内容のとおり自分のためでなければやれないというのが事実です。

ましてや無償の愛情により尽くしてくれるなんて、文字通り夢物語であり非現実的、求めること自体ナンセンスと言っても過言ではありません。

それどころか下手をすると、尽くす男に見せ掛けて騙しているだけという、とんでもない結果になる可能性も少なからずで、逆にそんな男は警戒すべきとも言えるのです。

無償の愛情により尽くす男なんて、存在しないと考えても差し支えはないでしょう。

尽くされるためには、まず相手に尽くしてその姿勢を全面的に体現して、相手に「お返し」をしてもらうという感覚が必要になります。

それでも尽くしてくれない可能性はある訳ですが、そもそも見返りを求める性格のあるものではないので、尽くされるために尽くすという言葉自体が相反している訳ですが……。

たとえそうだとしても、何もしないよりはマシです。




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