【ゾッとする怖い話】ソレは、見えてはいけないものでした。墓地で起きた恐怖体験

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久しぶりに訪れた、親戚のお墓参り。
そこで遭遇したのは、目を疑う恐怖体験だったようです……。

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松木あや
松木あや
2025.05.11

ゴロン

無数に並ぶお墓出典:stock.adobe.com

これは、親戚のお墓参りに訪れたときの話。

その墓地にはしばらく足を運んでいませんでした。
用事があって近くまで来ていた私は、ついでに親戚のお墓を拝んでいくことにしたのです。

誰もいない墓地で手を合わせ、心の中で先祖への挨拶を。
一通りを済ませ、さてそろそろ帰るかと腰を上げたときでした。

「っ!?ひっ、ひいいぃっ!?」

視線の向こうにある、少し小高い墓の並びから“ゴロン”と地面に転げ落ちる、生首が見えました。

見えるべきではないもの

しかし、普通に考えてそんなことがあるわけがありません。
遠目からですが、転げ落ちたはずの生首はどこにも見当たらないのです。

つまり、見えてはいけないものが見えてしまったのでしょう。

一気に血の気が引いた私は、乗ってきた車まで走ります。
「こんなところに居てはいけない」と、急いで墓地を後にしようとしますが……

“ゴロン”

今度は脇道から道路に、先ほどの生首が転がってきました。

ある時から

車を運転する女性出典:stock.adobe.com

「ぎゃああああっ!!」

慌ててブレーキを踏む私。
しかし、やはり生首はどこにも見当たらないのです。

その後、その墓地の一角を離れるまで、転がる生首を何度も目撃することになりました。

のちに親戚にこの話をすると、親戚もある時から突然、転がる生首を遠目に目撃するようになったのだといいます。
それまで何年、何十年とあのお墓に訪れていてそんなことは一度もなかったのに……。

親戚のいう“ある時”を境に、あの墓地にとんでもない遺体が眠ったのではないかと、私には思えてなりません。

※この物語はフィクションです。
※記事に使用している画像はイメージです。

松木あや

◆松木あや

ホラーやオカルトが好き。在住する東北の地で、ひんやりとした怖い話を収集しています。
恐怖体験の「おすそわけ」を楽しんでもらえると嬉しいです。

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松木あや

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