ソニン

キャリア25年、未知の世界も「怖いなとは思わない」【ソニンさんinterview・前編】

Lifestyle

ドラマ、映画、ミュージカルと多方面で活躍され、2025年10月にはデビュー25周年を迎える女優・ソニンさん。永く、あらゆるシーンで輝き続ける姿は、働く4MEEE世代にとってのまさにロールモデル。そんな彼女に、20 代・30 代の頃と比べて「仕事への向き合い方」がどう変化したか、うかがいました。<前編>

― 広告 ―
4MEEE アイコン
4MEEE original
2025.10.18

年齢を重ねることで変化した、「仕事への向き合い方」とは

ソニン

————今年でデビュー25 周年とのことで、永く幅広い分野でご活躍されていますが、20 代・30 代の頃と比べて「仕事への向き合い方」で変化した点はありますか?

20代30代の頃は、初めてのことが多いと思うんですよ。でも、40ぐらいになると「なるほど。このパターンか」と、ある意味驚くことが少なくなってくると思うんですよね。経験値が豊富になるからこそ、新鮮さが薄れてしまうというか。

すると、刺激がなくなってしまって、何を目的に仕事を頑張ればいいのかっていうことにぶつかったりする。

だから、「楽しもうとする姿勢、学ぶ姿勢を忘れない」ていうことを意識しながら仕事するようになりました。それだけで毎日生き生きできるかできないかが変わってくると思う。学ぶ姿勢、思考を持つことで、同じことをしていても世界が新鮮に映ったり、若い世代に教わることがあったりします。

ソニン

————ソニンさんは、歌手から始まり、タレントから女優へ、そしてミュージカルの世界、海外へと常に新しいことに挑戦されていますよね。新しい世界に飛び込むって大変だと思います。その意欲の源は?

意欲の源……その答えはわからないけど、私は未知の世界に触れる時、不安はもちろんあるんだけど、怖いなとは思わないです。むしろチャレンジをしない方が怖い。だって、チャレンジをしなければ今の自分で止まっちゃうわけでしょう。挑戦できる機会が降ってきたら、まずその話に乗らなかった時と乗った時のことを天秤にかけるんです。やって失敗することももちろんあると思うけど、やらないでする後悔の方が嫌だなと思ったらやる。それだけです。

人はみんな、もっと輝きたいとか、もっと自分を磨きたいとか、成長したいって気持ちを持っているはずで、それにはチャレンジがつきものだと思うんですよね。

以前友達に、「あなたが選択した道が、あなたにとって1番の道だよ」って言ってもらったことがあって。私もその言葉を大事にしていて、“選んだ時点で正解。どちらを選んでも1番のいい道が待ってる”って思うようにしています。すると、「怖がることなんてない、思いきりやろう!」って思えるんです。

 

◆ソニン Instagram/X
1983年3月10日生まれ。高知県出身。2000年に歌手としてデビュー後、2003年より女優としても活動中。主な出演舞台にミュージカル『ウェイトレス』、『SIX』、『キンキーブーツ』、『マリー・アントワネット』、『FACTORY GIRLS〜私が描く物語〜』等。「第41回菊田一夫演劇賞」演劇賞、「第26回読売演劇大賞」優秀女優賞を受賞。近年は『放課後カルテ』(NTV)、『放送局占拠』『大病院占拠』『新空港占拠』(NTV)、『となりのチカラ』(EX)など映像作品にも出演。今年11月にはミュージカル『SIX』日本キャスト版のロンドン公演を控えており、2025年12月13日(土)には、デビュー25周年を記念するライブSonim's 25th Anniversary Live「Beautiful Mission」が開催決定!

 

◆Sonim's 25th Anniversary Live「Beautiful Mission」
日時:2025年12月13日(土) ①開演 15:00〜/②開演 19:00〜の2公演を予定。
会場:BAROOM(〒107-0062東京都港区南青山6-10-12)

------------------
Photographer:Ayako Nakamura
------------------

※表示価格は記事執筆時点の価格です。現在の価格については各サイトでご確認ください。

― 広告 ―
4MEEE original

4MEEE編集部の公式サブアカウントです。美容、ファッション、コスメ、グルメなど編集部目線からイチオシ情報をお届けしています。