友達以上恋人未満の二人だからあること
あなたには、友達以上恋人未満の相手はいますか?
友達というには親しすぎるとか、恋人というには言葉が足りないとか、そういう間柄の相手です。
たぶんみなさん、一度くらいそういう相手と出会ったことがあるのではないでしょうか。
お互いにすごく気は合うんだけど、友達の期間が長すぎていまさら友達以上恋人未満の関係をどうにかできないでいるとか、恋人以上になるのが怖くて何もしないただの友達でいたい大切な相手とか。
恋人同士になると関係が近付きすぎるために軋轢が生まれたり、お互いに干渉してもいい範囲が広がってつい甘えて、相手に求めすぎてしまったり。
そういうことからよく言われるように、関係を長持ちさせようとするとどうしても難しい部分があります。
もちろん、それを乗り越えて結婚へとたどり着くわけで、難しいと感じて最初から諦めてしまう必要は全くないのですが、すべての友達以上恋人未満の相手にそれを求めるのは酷というもの。
そう考えると、やはり関係を長続きさせるためにお友達のままでいるしかないという結論にたどり着く人もいるのではないでしょうか。
また、逆にこちらがなんとも意識していないのに、相手がきっとこっちに好意を持っているなと思う人もいるでしょう。
これは結構辛いときもありますよね。
でも正直にいうと、自分に自信を与えてくれる存在でもあります。
とはいえ告白されてしまうと関係が崩れる可能性が高いので、相手がこちらを意識せずにある種の家族感を持ってもらえるまで、友達だと言い聞かせるしかない。
相手もこちらも辛い状況ではありますが、友達以上恋人未満(恋人として付き合う可能性が0)の場合はそうするしか致し方なさそうです。
それは相手もわかってのことでしょう。
さて、本題がそれてしまいましたが、今回はそんな友達以上恋人未満の男性に言われてキュンとした言葉、されてドキッとしたことをご紹介します。
①「それ、男を勘違いさせるよ」と言われた時
たとえばこっちは何気なく突っ込むつもりで触ったときや、同じスマホを覗き込むときに肩が当たったり。
それに対して、こういうことを言ってくる男の子っていますよね。
こっちは何のつもりもなかったのに、そう言われるとかえってこっちが意識してしまうなんて人も。
なんなら男性はそのキュンを狙っているのかもしれません、そうだったら策士ですが……。
でもこういうのも、友達以上恋人未満の関係だからこそキュンとするものですよね。
普段意識してないだろう相手から、意識してるかのような発言って、なんだかんだこっちの心も揺さぶられるものです。
しかもこれを心配するような口調で言われるのではなく、少し拗ねるような言い方だったときにキュンときた、という話も聞きました。
確かに、それってもうすでに彼の中では友達以上恋人未満というよりも?という気がしなくもないのですが。
でもそう思えば、こちらが男性として意識せずに単なる友達だと思っていたとしても、あっちはどう思っているかわからないし、お互いが合意の上で、「友達以上恋人未満」の関係が一番心地よいですねっていう認識であれば問題ないのでしょうが、そうでもない場合はやはり男女の関係ってなかなか長続きさせづらいものですよね。
私の記事でも何度か書いていますが、男性の方が友達から恋人候補として見直すことも多いようですし、おそらく女性の方が友達と恋人候補の境目ははっきりしているので、こちらが「友達」だと思って近づいたり、何気なく女友達に言うように「一緒にいて楽しい」とか言っただけで意識されてしまうこともあるのでしょう。
②混雑した電車の中でかばってくれた時
友達以上恋人未満の彼と一緒に電車に乗った時。
後ろから乗り込んでくる人の圧力からかばってくれることがありませんか?あ、彼女とか女の子扱いしている女の子だけじゃなく普通の友達にもするんだ……と感動した覚えがあります。
普段は友達扱いなのに、こういう局面でいきなり女の子扱いというか、逆に彼が男性らしい振る舞いをしてくれるとちょっとキュンとしますよね!
「あ、私が性別的に女性だってこと忘れてなかったんだ」と安心するというか。
③「誰にも言えなかった」と本音を話してくれた時
ある友達以上恋人未満の男の子から「これ、結構誰にも言えなくて辛かったんだけど、聞いてもらっても良い?」と、家庭の話をされたことがありました。
それまでは、いつもお互いふざけて言い合いをするような仲だったのに、そんなことを話してくれるくらい信頼してくれていたんだなということに気づいてキュンとした覚えがあります。
人同士っていくら普段ふざけあっていても、やっぱりちょっとしたことを見ているし、こちらも発言や振る舞いでその人が本来どういう人なのかをしっかり見極めようとするものですよね。
そういうことを彼に教えてもらった気がしています。
④「恋人以上になるのは嫌なの?」と聞かれた時
これは確実に相手は恋人以上を望んでいるんだなと気づいてしまい、それって告白じゃん、とキュンとしたわけですが……。
でもこれが逆にストレートな告白だったら、私は「これを断ったら関係崩れちゃうのかな、じゃあいっそ付き合ったほうが結末を先送りできる?」と悩んだと思います。
彼の優しさは、私がここで嫌だと言えば友達でいるという選択肢をくれたところです。
結局私は曖昧に笑ってごまかしたわけですが、彼はいまも良き友達でいてくれています。
その代わり、彼氏かと言うほど過保護なこともありますが、少しずつ彼の方でも友情から家族愛のようなものに移ってきているのではないかと思っています。
私は彼のそういう大きな優しさの中で過ごしてばかりいてずるいなと思うこともなくはないのですが、友達に相談しても「今は彼の思いが早く家族愛のようなものに変わるのを待つしか出来ないよ」と言われたのでおとなしくしています。
でも、そういう相手がいるのって心強いですよね。
「友達以上恋人未満」という儚い関係性
いかがでしたか?
私は最近、この「友達以上恋人未満」という関係性って非常に楽しくて、非常に儚いものだなと実感しました。
というのも、私も改めて男友達との距離感って考えなくちゃいけないものなんだなと思ったからです。
先述したように相手がこちらを意識してしまって……という関係の壊れ方も経験したことはあるのですが、最近あったのは男友達に彼女がいて、その彼女が私にヤキモチを焼いたために私と男友達の間に亀裂が入ってしまったということ。
彼は彼女にスマホをみせていたようで、私と彼の間に別にやましいメッセのやり取りがあったわけではないのですが、彼が毎日のように連絡してきてくれていたのと、彼が私に対して「一緒にいると楽しい」というようなことを言ってくれていたのが原因で彼女が激怒。
彼女が私に彼のアカウントを使ってメッセージを送ってきていたのです。
私も「あれ?彼ってこんな人だったっけ?」と思うような内容ばかりが送られてきたので直接聞いた所、上記のことがわかり、私も彼にこれ以上近づくと厄介事に巻き込まれるんだろうなと思ったので、そのままフェードアウトしてしまいました。
正直私の好みのタイプでもないし、全然興味がなく、ただ彼は私にないものを持っていたのでその点は尊敬して仲良くしていたのです。
だから彼の彼女は本当にとんだ勘違いだったわけですが、これも私が事前に彼に彼女がいるということを知らなかったばかりに防げなかった過ちだったということで心のなかでは処理しておきましたが……。
それ以降、別に気になる相手ではなくても彼女がいるのかどうかということははっきり聞くようにしています。
※表示価格は記事執筆時点の価格です。現在の価格については各サイトでご確認ください。



