多くのイイ女達が目指すアナウンサー【憧れ企業の看板GIRL】スペシャル前編：TBS

いつもインタビュアーをしている人に話を訊くのって何だか緊張！まずは、アナウンサーってどんな毎日を送っているのか教えてもらおうかな？１週間のスケジュールって、意外と想像つかないわよね。

朝9時頃に出社して11時30分からのJNNニュース、『ひるおび！』や『ゴゴスマ』の番組内で読むニュースを担当しています。火・水・金は19時半〜21時まで『報道1930』があって、土曜日は9時〜13時までナイツさんとのラジオの生放送。その間にコシノジュンコさんとのラジオ番組の収録や、『世界ふしぎ発見！』の収録があるという流れ。お休みも２日ありますよ♡

番組の収録をしていないときって何してるの？

“報道スタンバイ”といって、大きな出来事があったときにすぐに視聴者の皆様にお知らせできるよう、報道フロア内に待機してるんです。その時間に資料を読み込んだりしています。

出演する番組に合わせてヘアメイクを変えたりするのかな？

報道のときは清潔感重視。キリッと見える髪型を意識してますね。基本セルフメイクだから、そんなに差はつけられない！私はいっつもナチュラルメイク(笑)。

メイクはセルフなんだ！報道にドレスコードってあったりするの？

明確な基準はないけど赤は避けます。ニュースによっては不謹慎な印象を与えることもあるので。あとは揺れるピアスはつけないとか。視覚的に気になるものがあると伝わるべき情報が伝わらない可能性もあるから、極力引っかかりのない見た目を心がけてます！

ニュースの生放送って度胸がつきそうよね。うかつに噛めないし、笑ってごまかせないじゃない。

いかに切り替えるか！失敗しても引きずらない。そこで引きずるとミスがミスを呼ぶから。

このお仕事の楽しいところとかやりがいってどんなところ？

毎日新しい発見があることかな。報道に関してはまだまだ修行中ですけど、知識を増やしていくことも含めて充実感がすごくあります！

刺激も多いし出会いも多いよね。出会いっていってもラブだけじゃないわよ。人との出会い。

本当にそのとおり。この仕事でなければ出会えなかった人たちと出会えて、一緒にお仕事ができるって素晴らしいなと思いますね。今、報道もバラエティもやらせて頂いていて。なおかつラジオまでやらせて頂けて。すごく充実しています。

ラジオって楽しいよね。しげるも昔やってたからわかる♡

アナウンサーって、情報を伝えるのが仕事だから自分らしく話せる場面ってなかなかないですけど、ラジオだとそれができる。自分の言葉を紡いでいく作業が楽しいし、伝える力がよりつきますよね。「ご覧下さい」じゃ済まないので。それをどう描写するか考えていると、しゃべりに対してどんどん探究心がわいてくる！

TBSアナウンサーの中で何番目にキャリアが長いとかあるの？

まだまだベテランの域ではないですけど、14年目なんで、上から数えたほうが早くなりました(笑)。

以前、「フリーにならないの？」って聞いたら、「私はこのままで全然いいの」って言ってたけどその気持ちは今でも変わらずかしら？

変わらず♡会社という枠にとらわれずその先にやりたいことがある人たちは羽ばたいていくのが正解だと思いますけど。私の場合、今は完全に修行の時期だと思っていて、ありがたいことに社内で勉強できる環境も整っているんですよ。すぐ後ろに政治部、社会部、経済部があってなんでもすぐに聞きにいけますし。あとはやっぱり会社の居心地がいいっていうのが一番の理由かな。年々、一緒にお仕事をした方も増えていくので、どんどん働きやすくなっていくし。

そうよね、あえて外に出ていって揉まれなくてもよね。TBSに入ってよかったって思う？

とても思います。ここは夢が叶う！「何がやりたいか」を聞いてくれるんですよ。私だったら、「スポーツニュースでキャリアを積んで、信頼されるレベルになったらオリンピックの中継がしたい」と言っていたら、すぐにスポーツの担当につけてくれたりとか。「でもやっぱりバラエティ番組もやりたいんです」といったら、たくさんのバラエティ番組にも出させて頂けたり。

でみっちゃんへの期待や運もあったかもね。でも本当にいろんなことをさせてくれるんだ。

社風なんですかね。TBSはあったかいですよ。性格も穏やかな方が多いですし。テレビ局って怒号が飛び交っているようなイメージをお持ちの方も多いと思うんですけど、弊社は割と普通といいますか。おっとりしてます(笑)。

女性アナウンサーのイメージって、華やかな憧れの職業かもしれないけど、意外と地味だったりするし、日々の努力だって必要。時間も不規則で結構大変な職業だよね。合コンに誘われても、仕事で行けないことだってあるだろうしね(笑)。

確かに。20代はプライベートよりも仕事を充実させてしまって、ツラかったこともありました。でも、振り返ればあのとき必死に踏ん張っていたから充実した今があるのかなって。頑張っていてよかったなって思いますよ。