しげるちゃんが行く『憧れ企業の看板GIRL!』
芸能界やスポーツ界、あらゆる業界の人気者“しげるちゃん”が、憧れ企業で活躍するアラサー女性の元を訪問!WEBの人気連載がスペシャル版で誌面にも掲載されています。今回は、後編!
対談相手はTBSテレビの出水麻衣アナウンサー。実はプライベートでも親交が深いというふたり。
お仕事:TBSアナウンサー
1984年2月11日生まれ、東京都出身。2006年にTBS入社。過去、『王様のブランチ』『NEWS23』など数々の人気番組でアナウンサーを務める。現在、『JNNニュース』(月〜水 11:30頃〜)『報道1930/BS-TBS』(火/水/第1・2金 19:30〜)にて報道を担当。 『世界ふしぎ発見!』(土 21:00〜)などバラエティ番組にもレギュラー出演。
まずは前編を見る!
アトランタオリンピックがキッカケでアナウンサー志望に
(かれこれ10年近いおつき合いになるというおふたり。最近は夜の飲み会よりもランチ会が多いよう。)
そもそもアナウンサーを志望したのはどうして?
オリンピックに関わりたかったんですよ。中継とか選手へのインタビューを通して。ちょうどアトランタオリンピックのとき、父の仕事の都合でアトランタに住んでいて、現地でオリンピックを見ていたんですね。いろんな競技を見せてもらって、特にマラソンは沿道で銅メダルを獲得した有森裕子さんが走るところを家族と一緒に応援していたんです。そのときの観客の一体感とか、そういうものが原風景にあって。
そういえばでみっちゃんは帰国子女で、海外生活も長いのよね。
6年くらい海外にいて、アトランタオリンピックのときは12歳。アナウンサーという職業を意識するようになったのは、大学入学試験のときに「良い声ですね、アナウンサー志望ですか」と面接官の教授に声をかけて頂いたことですね。そのときに「あれ?私みたいな普通のコでもアナウンサーを目指していいんだ」って。それが頭にずっと残っていて。
大学生の頃にキャスターもしていたよね?
『PRIDE』っていう総合格闘技イベントのCS放送で、キャスターの真似事みたいなことをさせてもらっていました……!実況アナウンサーが、選手へインタビューする現場にもすべて立ち合っていたんですけど、そこでアナウンサーたちがいかに綿密に準備をして、細かいところまで取材をして、実況に取り組んでいるかを知って。これはやりがいのある職業だなと思ったのもありますね。
(報道キャスターとして日々情報をアップデート。「出社したらまずは原稿と新聞全紙に目を通します!」)
就職試験を受けたのはTBSのみだったの?
CSのときにフジテレビのみなさんとご一緒していたので、正直なところフジテレビが第一志望だったんですよ。でも最終で落ちちゃって。ショボンとしていたんですけど、それでいい意味で吹っ切れたというか。学生の分際で取り繕って、いい子ちゃんで面接受けても後悔するなって!
フジテレビの面接のときはちょっといい子ぶっていたのね。
うん、そうなんです。自分らしさを出さないまま落ちて後悔していたので。それでTBSのときは自分らしく、カッコつけずに体当たりで行こうと思いましたね。面接の最後に「何かいい残したことはありますか?」と聞かれたときは、もう選挙演説並みに自分の熱い思いをぶつけました。「ぜひとも出水麻衣をよろしくお願いします!」って売り込みをしまして。それが効いたのかはわかりませんが、運良く拾ってもらったんです。
お休みの日の過ごし方、結婚観も聞いてみました
(「1日が仕事だけで終わってしまうのはもったいない!」ご友人とお酒やご飯を楽しむのが癒しの時間だそう。)
これだけ頑張ってたら、ちょっと疲れちゃったなっていうときもあるじゃない。そういうときはどうリフレッシュしてるの?
やっぱり美味しいお酒で乾杯かなあ。とりあえずビール♪
からのハイボールでしょ(笑)。最近、お休みの日はどう過ごしてる?
家でじっとしているのは好きじゃないのでフットワーク軽く動いてます。テニスをしたり、カーヴィーダンスの教室に通ったり。友達を誘って四季折々にどこかへ行ったり。
しげるたちとランチへ行ったりとかね♡
TBSでラジオをやっているジェーン・スーさんが、「30代の女性は子育てに費やすべき体力が備わっているので、子育てをしていないとエネルギーがあり余る。それを体の中に蓄積させていると、悩んだりよからぬことを考えるから、忙しくしていたほうがいい」とおっしゃっていて、それが刺さったんです!私は身軽なので、だったらこのエネルギーは使わなきゃと思って。でも出産のことを考えると…
その前にまずは結婚しないとね。そのへん考えたりするの?
しますよ〜。私、晩婚だろうなとは思っていたけど、正直35歳になるまで結婚していないとは思っていなかったから(笑)。
予定はないの?
今のところ(笑)。でもきっと、「この人!」っていう相手と出会ったら勢いよく結婚したいです。
「この人!」って思ったらそこから次へは早いってこと?
石橋を50回くらい叩いて……。
全然早くないじゃん!
そこは2倍速くらいで叩きまくります。
結構慎重なタイプね。一目惚れもしないってこと?
しない。ちゃんと見極めたい。
それがいいと思う。しげるはすぐ好きになって、石橋は崩して無理やり渡るタイプ。でも年齢とともに、ちゃんと叩いて渡るものだなって思ってきたよ。
仕事の幅も広げつつ“家族”にもチャレンジしてみたい♡
でみっちゃんはさ、これからどんな人になっていきたい?
“また会いたい”と思ってもらえる人になりたいな。素敵な年上の方ってみなさん会話のキャッチボールがうまくてウイットに富んだボールをポーンと返してくれるんです。そういう人っていいですよね。噛めば噛むほど味が出るみたいな人。もう、ニコニコ笑ってうんうんって、「うなずきんちゃん」やっててよい時代は終わってしまったので(笑)。
「うなずきんちゃん」?
“笑顔でうなずくだけの子”。どこで聞いたかは忘れてしまいましたが、自分のなかでは身近なワード(笑)。でもまあ、チャレンジしたいことはいっぱいありますね。お仕事的にはナレーションとか、声や言葉だけで伝える域にも挑戦していきたい。もちろん家族をつくるということにもチャレンジしてみたいです。
あと、来年は東京オリンピックもあるしね。
そうですよ。それが一番近い大事な目標かな。いまスポーツ担当ではないのでどういう形で関われるかはわかりませんが、どんな形でも携われたらと思いますね。一生の宝になるから。
Interviewer_Shigeru
Photographer_Michihiro Shimizu
Hair&Make-up_HIdeyuki Shimojyo
Designer_Ayako Ishikawa
Writer_Midori Sasaki
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