海外ウェディングのヘアメイク①海外ウェディングのヘアメイク事情
ウェディング当日は人生最高に美しい自分、美しい花嫁さんでいたい!
誰もがそう願うと思います。
ただ、海外ウェディングについては、ヘアメイクリハーサルがなくぶっつけ本番なのがほとんど。そして日本人ヘアメイクさんではなく、外国人のヘアメイクさんの場合も多いです。
外国人のヘアメイクさんの場合は、日本人とヘアメイクの感覚が違うこともあり、いつもより濃いメイクをされてしまった……という失敗談も聞きます。
どんな状況であってもなるべく自分の理想の花嫁に仕上げてもらうために、事前に希望のヘアメイクをまとめた資料を作ることをおすすめします。
海外ウェディングのヘアメイク②国内でヘアメイクリハーサルを行ってみよう!
海外ウェディングを行う花嫁さんは、国内でパーティーを開くことが多いですよね?
その場合は、パーティーを開催する式場でヘアメイクリハーサルをしてもらえないかお願いしてみましょう。
私も国内で披露宴を行う予定だったため、式場のヘアメイクさんに海外挙式用のヘアメイクリハーサルをしてもらいたいとお願いしました。(別途料金はかかりますが、式場のヘアメイクさんにも早い段階で自分の好みのヘアメイクを知ってもらえるため、国内パーティーのヘアメイクも失敗しにくいでしょう)
国内でパーティーをしない花嫁さんも、フリーランスのヘアメイクさんでウェディングのヘアメイクリハーサルを行っている方もいるため、そういったヘアメイクさんに依頼するのもおすすめです。
また、ヘアメイクリハーサルをすることで、実際自分にはどんな髪型が似合うのか、どんなメイクが似合うのか理解することができます。
私は挙式ではアップスタイルが良いと思っていましたが、ヘアメイクリハーサルをしたらアップスタイルだと顔が大きく見えがちで似合わず、低めのアップスタイルであるシニヨンヘアの方が似合うことがわかりました。
自分でも似合う髪型、メイクを発見できる良い機会になるでしょう。
海外ウェディングのヘアメイク③ヘアメイクリハーサルでの必須持ち物
ヘアメイクリハーサルをしてもらう時に持参すると良いもの
・海外挙式当日に着けたいヘアアクセサリー
・顔周りに着用する予定のピアスやネックレス
・自分が日頃使用している化粧品道具
また、なるべく白いワンピースを着てヘアメイクリハーサルをすると顔映りがわかりやすいのでおすすめです。
✔海外挙式当日に着けたいヘアアクセサリー
私は、場所に合わせてヘアアクセサリーを3つ用意しました。
フランス教会での挙式では、ティアラ。古城の庭園での撮影では、ナチュラルな花冠。パリ市内での撮影では、チュール帽子とジェニーパッカムのヘアバンドを用意しました。
実際に着けたいヘアアクセサリーをヘアメイクリハーサルに持参することで、髪型も決まりやすくなるでしょう。
✔顔周りに着用する予定のピアスやネックレス
実際に着用する予定の顔周りのアクセサリーをヘアメイクリハーサルで着用することで、髪型がアクセサリーを邪魔していないか、髪型とアクセサリーのイメージが合うか分かりやすくなります。
✔自分が日頃使用している化粧品&道具
海外ウェディングで絶対気をつけたいのは、自分が日頃使用している化粧品&道具は海外ウェディングには必ず持参することです!メイクリハーサルもできずぶっつけ本番のメイクの場合、肌質に合わないコスメを使われてしまって当日お肌が荒れてしまった……という失敗談も聞きます。
とくに、海外で初めて使用する化粧品&道具なので、自分の肌に合うか分かりません。
そして海外旅行疲れや緊張、海外の気候も国内とは違うので、できれば日頃使用している化粧品&道具を持参して土台のファンデーションだけでも自分のものを使用した方が安心です。
そのため、ヘアメイクリハーサルにも自分の化粧品&道具は持参して、それを使ってメイクしてもらいましょう。
海外ウェディングのヘアメイク④私の海外ウェディング用ヘアメイク資料
私は、国内で披露宴を行うリッツ・カールトン東京のヘアメイクさんに海外ウェディング用のヘアメイクリハーサルをしていただきました。
フランス古城での挙式では、シニヨンヘアにティアラとベールを着用しました。
注意したいのは、ベールの着け方です。ベールをどの位置に着けるかによってイメージが変わります。ティアラの少し後ろにベール上から着用とコメントし、着用している写真も正面、横、後ろからとイメージがわかりやすいように撮影して資料に載せました。
アフターパーティー&庭園での撮影では、片側ダウンヘアに花冠着用。
パリ市内での撮影では、日中はチュール帽子、夜の撮影ではジェニーパッカムのヘアバンドを着用しました。
全て正面、斜め横、真横、後ろからの写真を撮影してもらい、資料に載せましたよ♪
ヘアメイクをしてもらう時は、ドレス着用前!
実際ドレスを着用している写真を載せた資料を作り、ヘアメイクさんにもドレスをイメージした状態でヘアメイクしてもらえるように工夫しました。
続いてメイク資料について。
ベースメイクは、クレ・ド・ポーボーテの下地とファンデーションは2色をMIX。MIXするファンデーションの番号もコメントしてくれています。
また私は眉毛が書きづらい形だったため「左の眉が上がりやすい為、右の眉頭をたす」とコメントと共にイラストでもわかりやすく書いてくれていました。
外国人のヘアメイクさんの場合、日本語が読めないため、事前に自分でも伝えられるようにリハーサルで書いていただいた資料をきちんと読んでおきましょう。
これだけヘアメイクの資料を作成していっても、外国人のヘアメイクさんの場合、忠実にやろうとせずつい濃いメイクをされがちなので、メイク中にきちんと見ておき濃くされそうならすぐに指示できるように注意しておきましょう。また、リクエストできるのであれば日本人のヘアメイクさんの方が安心です。
海外ウェディングのヘアメイク⑤当日は人生最高に美しい自分に!
ウェディングドレスと同じくらい重要な花嫁さんのヘアメイク。
海外ウェディングのぶっつけ本番のヘアメイクは大丈夫なのか不安でいっぱいでしたが、事前にヘアメイクリハーサルをしてもらい、写真を沢山載せたわかりやすいヘアメイク資料を作成して持っていくことで、不安もかなり解消されました。
実際にイメージを的確にヘアメイクさんに伝えることができ、思い通りの花嫁さんになることができました。
フランス古城での挙式バージョンのヘアスタイルは、シニヨンヘアにティアラを着用しました。
教会に入る前に父にKISSをして入場。イタリア人フォトグラファーからリクエストがありこのような入場になりましたが、父も喜んでくれて、母も1番お気に入りの写真といって実家に飾っている1枚です。
日本だと父にKISSをして入場する場面はないので、海外挙式ならではの良い思い出を残すことができましたよ♪
海外ウェディングのヘアメイク⑥ロワール地方の森の中に佇む古城庭園で♡
続いて古城でのアフターパーティー、庭園でのフォト撮影では、片側ダウンヘアに花冠を着用しました。
ロワール地方の森の中にひっそりとある古城だったため、庭園も広大で緑に囲まれたナチュラルな雰囲気に合ったヘアスタイルになりました。
海外ウェディングのヘアメイク⑦パリ市内ではチュール帽子を着用!
続いてパリ市内でのフォト撮影では、日が暮れる前と日が暮れてからの2パターンのヘアスタイルにしました。
日中は、シニヨンヘアにチュール帽子を着用しました。
チュール帽子がパリの雰囲気に合っていてよかったです。
海外ウェディングのヘアメイク⑧夜はヘアアクセサリーでイメチェン!
パリ市内の夜の撮影では、シニヨンヘアにジェニーパッカムのヘアバンドに変更しました。
髪型を変えるのは大変ですが、ヘアアクセサリーを変えるだけでも印象が変わるので、ちょっとイメージを変えたい場合はおすすめです。
キラキラと輝くヘアバンドがパリの夜の街に合っていました。
「ウェディング当日は人生最高に美しい自分、美しい花嫁さんでいたい!」
花嫁さんの誰もが願うことをぶっつけ本番の海外ウェディングのヘアメイクでも成功するために、国内でヘアメイクリハーサルをしてわかりやすい資料を作成して当日臨みましょう!
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