上司からアプローチされた時の正しい対処法【恋愛心理学連載vol.2】

Love

今回で第2回目を迎えた「山名裕子による恋愛プロファイリング」。
4MEEE(フォーミー)世代の読者を募り、リアルな恋のお悩み相談をする企画です。

臨床心理士・山名裕子(やまなゆうこ)先生が、悩める女子達の恋愛にまつわる未解決事件を心理学的に分析していくコーナー。彼が言ったあの時のあの言葉には、いったいどんな意味が隠されていたのでしょう……?

今回は、「変態上司の攻略方法」を心理学を通して徹底解析していきます!

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2018.08.24

Who is “山名裕子”?

まずは、「恋愛プロファイリング」で恋のお悩み相談に乗ってくれる講師の方をご紹介♡山名裕子(やまなゆうこ)先生です。

「臨床心理士」の資格を持ち、勉学の傍らファッション誌で読者モデルを務めたり、心の専門家として幅広いメディアに出演されるなど、活躍の幅は計り知れません……!

恋愛プロファイリングでは、読者が「過去に男性から受けた不可解な言動」を山名先生に分析していただき、男性の心理を探っていきます。
彼の言葉の真相はいかに……?第2回目の今回は、ちょっと面白くてちょっとシリアスな事件を解決していきます♡

【恋愛心理学連載vol.1】はコチラ♡

恋愛プロファイリング事件②変態男性へのベストな対処方法とは?

恋愛プロファイリング事件②の相談者は、にいなさん。
出版関連の会社で営業職として活躍される、24歳のキャリアウーマンです。

天真爛漫で明るく見える彼女にも、ちょっと深刻(?)なお悩みがあるみたい……。

未解決事件②▶︎「何度断っても既婚者男性からアプローチをされ、最終的には気持ちの悪いサプライズを受けた。」

結婚している男性に告白をされたんです。人として尊敬している人だったけれど、もちろん(恋愛の)対象外だったので断りました。だけどその後もアプローチは続いて、最終的には気持ちの悪いプレゼントを渡されたんです。

それはどんなシチュエーションで渡されたの?

人気のない薄暗い場所に呼び出されました。目を瞑って手を出してって執拗に言われたから従ったら、リアルな虫のおもちゃが手の平にあって……(笑)

いったいどんなタイプの男性?

奥様やお子さんの話もよくされている人だったので、良いパパだなという印象でした。お仕事の帰りにたまたま一緒に食事する機会があって、その時ちょうど長く付き合った恋人と別れたのでその話をしたら、急に態度が変わってしまったんです。

でも、相手にはしなかったのでしょう。どんな反応をしたの?

お酒も入っていたので、酔っ払っているのかな?とも思ったし、お仕事で関わる人だから気まずくなるのも嫌で、何言ってるんですか!という調子で笑い流しました。でもその後もプライベートなLINEが頻繁に送られる日々が続いて……。

その彼は直球勝負を避けているんですね。にいなさんの反応を見て、多分無理だなということがわかっているから、冗談にも取れるアプローチばかりを繰り返している。あと、虫のおもちゃを渡してくるあたりから考察すると、かなりの“変態気質”ですね。ちなみに、普段のコミュニケーションは円滑なタイプ?それとも、オドオドしている?

普段はクールで寡黙な人に見えます。仕事ができて、ちゃんと世間からも評価されている人です。

もう完全に変態ですね(笑)女性の嫌がっている顔見ることで快楽を得ている可能性が非常に高いです。

一度の経験から妄想は膨らむ……?

にいなさんは優しいから、(その変態上司にアプローチされた時も)楽しい雰囲気で対応をしていたんでしょうね。今回のように“一回飲みに行った”という経験があると、彼の脳内ではその時のことがフラッシュバックされるんです。その場にいた優しいにいなさんと、今のにいなさんが別者だという認識ができていないのでしょう。

アプローチがエスカレートしてからは割とドライに反応していたのですが……、最初が肝心だったということですね。

一度経験があると、情景がリアルにイメージできてしまうようになるんですよね。だから、今からできることは丁寧な対応できちんと断ること。それでもダメなら、第3者を挟みますよと警告をして、人の力を借りましょう!

“変態気質の男性”に効果的なのは……「丁寧な対応」

なぜ丁寧な対応が良いんですか?

畏まったり、丁寧な対応をすると適度な距離感を保てるからです。最初、食事の席で“元彼と別れた”というプライベートな話を聞いて、にいなさんと心の距離が縮まった!と勘違いしてしまったのでしょう。反対に、カジュアルな言葉で“もう、やめてくださいよ〜!”という反応をするのはNG。

そうなんだ……。ムキになって、全然嬉しくないのでやめてください!など、冗談ぽく(相手が喜ぶ余計な一言を)言っちゃっていました。

“嫌よ嫌よも好きのうち”って思われないように気をつけて!仕事で関わるとなればキツく注意することは難しいだろうから、毅然とした態度で“丁寧な対応”をすることが最善策でしょう。丁重な言葉で断れば、例え相手が上司や得意先の人であっても、失礼な対応にはならないですしね


山名裕子先生プロフィール
◆生年月日:1986年5月7日生まれ
◆出身地:静岡県
◆血液型:B型
◆身長:155cm
◆趣味・特技:携帯ゲーム、英会話、アニマルセラピー

「やまな mental care office」を東京青山に開設(現在は日本橋)。
臨床心理士の資格を持ち、心の専門家としてストレスケア、ビジネス、恋愛等、日常のありとあらゆる悩みへのカウンセリングを行っている。まだまだカウンセリングに対する偏見の多い日本で、その大切さを伝えるために、テレビ、雑誌などのメディア出演や講演会など、幅広く活動している。

山名先生、にいなさん、ありがとうございました!
“変態上司”や“勘違い既婚者”への対応に悩める女性は、意外と多いのかも?
心の距離が縮まったと思わせてしまうと行動がエスカレートしてしまう可能性があるそうなので、お気をつけ下さいね。

興味のない男性に、時間をやパワーを割くのはもったいないです!賢い大人の女性の対応を身につけて、大切な彼へのアプローチに徹することができたらより最高な恋ができそうな予感……♡

※表示価格は記事執筆時点の価格です。現在の価格については各サイトでご確認ください。

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