両親の愛情を一身に受けて育った大学生・零花を演じる
2023年10月24日(木)から放送開始するドラマ『マイホームヒーロー』(MBS / TBS)。主人公の会社員・鳥栖哲雄(佐々木蔵之介さん)の一人娘・零花役に抜擢されたのは、女優として本格始動した齋藤飛鳥(さいとうあすか)さん。
撮影の裏話やグループ活動卒業後の思いなどたくさん語ってくれました。
齋藤飛鳥さんが「(この役は)やるべきだと思った」と語る理由
————大学生・零花の印象は？
「ちょっと生意気でちょっとおバカな、可愛らしくて愛くるしい普通の女の子です。両親からすごく大きな愛をもらって育った子で、それをちゃんと自覚している。そして、零花自身も誰かを愛することができる人です。
原作の漫画がとても人気のある作品なのでオファーをいただいてとても光栄でしたし、読んでみて私の“好きな感じ”の作品だなと思いました。だけど、“実写化困難”といわれていた通り、脚本を読んでも『どうやって映像にするのだろう』と想像がつかなくてよりワクワクしました」
————飛鳥さんは以前からミステリーやサスペンスが好きだと公言されていますね。
「とても好きです。しかも、零花は半グレと付き合っている役だということで、これはやるべきだと思いました(笑)。
ハラハラする感情が好きというよりは、関わる機会がないような人やモノがどうして存在しているのかとか、そこに至るまでには何があったのかなどを想像するのが楽しい。自分の知らない世界を知りたいし、非日常感を味わいたいのかもしれません」
————撮影現場での思い出は？
「(佐々木)蔵之介さんとは初めてご一緒したのですが、私のことを事前に調べてくださってきて、たくさん話しかけていただきました。寄り添って会話をしようとしてくださっているのが、とても嬉しかったですね。
母親役の(木村)多江さんは最初からとても可愛がってくださいました。“あすか”って呼んでくれたり、何度もハグをしてくれたり。親子という役柄ですし、特にこの作品は家族の絆が大事なので、きっとあえて最初から裏でも母親のように接してくれたのだと思います。
そして、多江さんが現場のすべてのスタッフさんの名前を覚えて、コミュニケーションを取られていたことにとても驚きました。素敵でかっこいいなと思って見ていました」
グループを卒業した今、思うこと
————乃木坂46としてのグループ活動を卒業されました。1人での活動はどうですか？
「だんだんと慣れてきて楽しくやっています。グループにいたときは毎日誰かしらメンバーやスタッフの方と顔を合わせていたし、1人の時間でも隣の部屋から誰かの声が聞こえていて。あったかい空間で過ごしていたんだなと卒業してから気づきました。
今は自分がピリピリしていたら現場自体がその空気になってしまうので、私だけじゃなくスタッフの皆さんも気持ちよく仕事ができるように、穏やかな空気を作ろうと意識しています。でも、まだまだわがままを言ってしまうことも多いです……(笑)」
————卒業後もいろいろなところで飛鳥さんを見られて嬉しいですが、頑張り続ける姿が心配でもあります。
「乃木坂46時代は、食事制限をしてビジュアルを気にして過ごしていた時期もあったので、たまに体調を崩すことがありました。でも今は大人になってきて、食事の重要性をとても感じています。食事のシーンを見せるのがあまり好きじゃないので、そんな印象はないかもしれませんが、ちゃんと食べていますよ！」
————今作の題名は『マイホームヒーロー』。飛鳥さんにとっての“ヒーロー”は？
「母ですね。私と性格が全く違って、とても明るくて気さくな人です。この作品を通して改めて、親って強いなと思いました。私の年齢だと、結婚や出産を経験している人は少なくないと思いますが、自分にはその発想もないし想像もつかない。
両親はグループにいたときも一人で活動すると決めたときも、そっと見守って密かに背中を押してくれています。ずっと憧れの存在です」
————最後に、飛鳥さんと同世代の4MEEE読者へ一言
「この作品には好きなセリフがたくさんあるのですが、中でも印象的なのが『弱いから強いんだ』という言葉。人って弱いから悪いわけでも、強いから良いというわけでもない。どちらの部分も持っているからこそ人として魅力的になっていくんだろうなと思っています。
私は、年齢的に大人になった今も、もっと成長したい、もっと素敵な女性になりたいと日々理想像が変わっていて。だけれど、人として弱さも強さも、繊細さも大胆さも持つ人でありたいという思いは、ずっと私の軸にある気がします。きっと同世代の皆さんにも共感してもらえると思うので、ストーリーだけでなく、ちょっとしたセリフにも注目してほしいですね」
今作はサスペンス作品なので、随所に迫力のあるシーンが描かれているものの、鳥栖家の人たちのほっこりとした人柄に和んだり愛を感じたり。特に飛鳥さん演じる零花は、シリアスな物語に花を添えてくれるような存在です。
サスペンスを見慣れていない方でも楽しめる作品なので、ぜひチェックしてみて！
ファン待望の実写化！ドラマ『マイホームヒーロー』
「ヤングマガジン」で現在大人気連載中の漫画『マイホームヒーロー』が、連続ドラマと映画で異例の同時製作となる実写化が決定。
主人公である会社員・哲雄の47歳の誕生日当日。一人暮らしをしている娘の零花に毎年恒例のお祝いをしてもらうため、久しぶりに会うが、零花の顔にあざがあるのを発見する。そのあざの正体が、零花の彼氏・麻取延人の仕業だと知った哲雄は……、家族を守るため延人を殺める。
ただのお父さんだった哲雄が家族のため、社会の闇と闘っていく姿を描く“ノンストップファミリーサスペンス”。
◆ドラマイズム「マイホームヒーロー」公式HP 公式Instagram
2023年10月24日(火)よりMBS/TBSほか全国29局で放送スタート
・MBS 10月24日(火)1・2話放送 毎週火曜24:59〜
・TBS 10月24日(火)1・2話放送 毎週火曜25:28〜
原作・漫画：山川直輝・朝基まさし『マイホームヒーロー』(講談社「ヤングマガジン」連載)
出演：佐々木蔵之介
高橋恭平(なにわ男子) 齋藤飛鳥 淵上泰史 内藤秀一郎
音尾琢真 / 吉田栄作(特別出演)木村多江
監督：青山貴洋 棚澤孝義 山本大輔 森裕史
脚本：櫻井剛 船橋勧
音楽：堤博明
制作プロダクション：TBS スパークル C&I エンタテインメント
製作:ドラマ「マイホームヒーロー」製作委員会・MBS
◆「映画 マイホームヒーロー」
2024年春 全国公開
配給：ワーナー・ブラザース映画
◆齋藤飛鳥 Instagram
さいとうあすか。1998年8月10日生まれ。
2012年、乃木坂46の1期生としてCDデビュー。その後はグループでの活動を中心に、タレントやモデルとしてテレビ・雑誌等で活躍。2023年5月、卒業コンサートをもってグループを卒業。2023年、ドラマイズム『マイホームヒーロー』(MBS / TBS)、ドラマ『いちばんすきな花』(フジテレビ)への出演が決定し、女優としても活動の幅を広げている。
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Model：Asuka Saito
Photographer ：Chiai
Styling：Yudai Ichinosawa(TEN10)
Hair&Make-up：Yuko Aika(W)
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▼齋藤飛鳥さん衣装
ベスト ¥53,900 シャツ ¥40,700 スラックス ¥41,800 / すべてPONTI(MAEDA DESIGN LLC.)
チョーカー ¥34,100 / ODAKHA(S&T)
ピアス ¥132,000 / sharanpoi
リング(右手薬指) ¥66,000 2連リング(左手薬指小指) ¥33,000 リング(左手小指) ¥68,200 / すべてAdlin Hue
※価格は全て税込
〈衣装に関する問い合わせ先〉
MAEDA DESIGN LLC. 03-6280-4408
S&T 03-4530-3241
sharanpoi sharanpoi.com
Adlin Hue adlinhue.com
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