ナンパは誰でもいいわけではない
異性との出会いは様々で、ナンパも出会いのひとつですよね。
しかし見ず知らずの人にいきなり声をかけるという行為であるナンパは、あまりいい印象を持たれていません。
女性も「ナンパされて最悪だった」という気持ちになることもありますよね。
男性は手当たり次第女性に声をかけてナンパしていると思いきや、よくナンパされる女性とナンパされにくい女性がおり、誰でも構わずナンパしているというわけではないのです。
ナンパされやすい女性には一体どんな特徴があるのでしょうか。
また、ナンパされた時はどのように対処すればいいのか、今回はナンパについて紹介します。
男がナンパする理由
まず、男性は何故女性をナンパするのかその理由について紹介します。
男性がナンパをするのは「彼女がほしいから」です。
友人だったり職場だったり、異性との関わりがある人でも恋愛のチャンスというのは中々掴めないことがあります。
理想の人と出会いたいという思いがあるため自分の好みの人とまちで出会えたら思わず声をかけてしまうのです。
数打ちゃ当たるの精神で女性をナンパすることもあります。
出会いはどこにあるかわからないものですし、自分から積極的にいかないと彼女をつくることが出来ない、そんな思いがあるからナンパで彼女を見つけようとしているのです。
今はマッチングアプリなどアプリで出会いを求めることも出来ます。
でも、アプリの場合はお金がかかったりサクラと呼ばれる本気で出会いを探していない人もいるため彼女がほしいと思っても簡単に出会うことが出来ないんですよね。
その点ナンパは、お金がかかるものといえば交通費とナンパが成功した時のカフェ代なとで、サクラもいません。
なので彼女を手軽に見つけられるのです。
ただナンパは男性にとって真剣な出会いとは考えておらず、今彼女がいないから彼女がほしいという考えの方が強いため、初めから結婚前提の付き合いになることはほとんどありません。
ナンパが危険と言われているのは、声をかけてお茶をするだけではなく、セックスを目的している人もいるからです。
「セックスがしたい」という性欲が理由のナンパの場合は、彼女がほしいわけではないため、自身に彼女がいてもそれを隠してナンパをしている可能性があります。
道行く人は自分のことを知りませんので、セックスだけして逃げても相手は自分のことを訴えてこないという自信があります。
とりあえず「セックスがしたい」という欲を満たすことが出来ればいいと考えているので、ここから関係を深めることはありませんし、名前や住所なども偽っていることがあります。
セックスのありなしは関係なしに、ただ暇だから遊びたいという気持ちでナンパをする人もいます。
一人で遊ぶのはつまらない、寂しいという思いがあるため、女性と一緒に遊びたくて声をかけています。
何がしたいということはありません。
ナンパされやすい女性とは
男性のナンパは、はっきりとした目的がある場合とそうではない場合があります。
でも、どの場合においても手当たり次第女性がいれば声をかけているというわけではなく、「この人だ」と狙いを定めてナンパをしているんです。
ナンパしやすい女性の特徴の1つが「声をかけやすい女性」です。
声をかけやすい女性というのは、背が高すぎず、スタイルが良すぎず、太りすぎず、美人過ぎず、といった「普通の女性」です。
テレビでモデルが「ナンパをされたことがない」というのに、芸人が「何人もの人にナンパされたことがある」なんて答えていたりするのは、芸人が声をかけやすいと思える女性だからです。
男性にとって女性の見た目は大切なので、美人でスラッとしている女性は心が揺らぎます。
しかし美人で綺麗すぎるがゆえに、男性から「声をかけてものってもらえないだろう」「自分とは釣り合わないだろう」などと諦めてしまうのです。
美人のよりも普通の一般的な人が男性にとって安心出来る存在のため、美人よりも普通の人にナンパしやすいです。
また、露出の高いファッションを着ているとセクシーに見られ、特に体目的の男性から声をかけられやすくなります。
露出度が高いことで欲求不満を感じているのではないか、セックスに対してだらしなさがあるのではないかと思われやすくなるのです。
しかし露出度が高いだけではなく、あまり露出していなくても女性らしいスカートだったりふわふわのアウターを着ている場合も声をかけられやすくなります。
女性らしいファッションは見た目がおっとりしているように見られやすく、男性が落としやすいと感じるのです。
男らしくスポーティーなファッションだとサバサバしているという印象を持たれるため声をかけられにくくなります。
露出やふわふわ系はどちらも女性の魅力を引き出しているため声をかけられやすいのです。
他にも、暇そうにしている女性はナンパされやすい傾向にあります。
例えば彼氏や友人との待ち合わせをしている、どこに行こうか迷っているなどという場合は男性が声をかけやすいのです。
暇そうにしているということは、今の時間を無駄に過ごしていると感じ、「空いてる時間にお茶でもどう?」と誘いやすくなります。
ナンパは1人の時にされやすいこともありますが、男性にとって2人組の女性はナンパのターゲットにされやすいです。
2人組というのがポイントのところで、これが3人組4人組になるとナンパをしようという気持ちは少なくなります。
1人よりも、2人の方がいいのは、警戒されにくいからです。
友達がいることで安心感が生まれており、ノリの良さもあるため断りにくく流れでナンパが成功しやすいのです。
そしてナンパしやすいスポットにいる女性は、ナンパされるのを狙っているのではないかと思われ声をかけらる可能性が高くなります。
ナンパスポットと呼ばれているのは、人通りの少ないところだったり、クラブやバー、居酒屋の多いところです。
たまたま居合わせてしまったという人もいますが、このような場所にいけばナンパしてもらえるのではないかと期待している女性もいます。
特に意味もなくうろうろしていると、声をかけられる可能性は高くなりますよ。
女性と体の関係を求めているという人は、お酒を飲んでいる女性をターゲットにナンパをします。
お酒を飲むと判断力が鈍るのでついナンパを受け入れてしまいやすくなります。
メイクをあまりしていない、服装にも気を使っていない女性も実はナンパされやすい傾向にあります。
見た目はちょっと魅力がかけてしまうため声をかけることはなさそうな気もしてしまいますが、このようなだらしない女性はナンパをしている男性にとってはちょうどいいんです。
見た目を気にしていないということは彼氏がいないのではないか、自分に自信がないのではないかという風に見られます。
ナンパは、自分に自信があって完璧だと思っている人よりもちょっとネガティブで自分なんてと思っている人の方がされやすいんです。
それは相手の心にすっと入りやすいからです。
自分に自信がある人は人に褒められても「当然」と思っているところがあるので、嬉しい気持ちはあるもののそれで気持ちが相手に傾くことはないのです。
でも、自分に自信がない人は褒められることでこの上ない嬉しさを感じます。
自分を認めてもらえたような気がして、相手に気持ちが傾きやすいんです。
そのためナンパをする時は、相手の心に入りやすい、ちょっと幸薄そうな女性を男性は選んでいます。
ナンパされた時の対処法
ナンパされて迷惑、ついていく気はないという場合は、声をかけてられてすぐに「彼氏(旦那)がいる」と言いましょう。
本当に彼氏がある人はもちろんのことですが、いない人もこの時だけは嘘をついて彼氏がいることにして下さい。
しつこいナンパの場合は、「彼氏に内緒で」とさらに声をかけてくることがありますが、「彼氏は裏切れない」など彼氏に対しての思いが強いことを打ち明ければ諦めてくれます。
彼氏がいない人も脳内で彼氏を作っておけば、とっさのことでも男性に彼氏がいるアピールが出来ると思います。
また、ナンパしてくる男性は走って追いかけるということまではしないので、早足で去るとすぐに諦めます。
「何て言えばいいのかわからない」という人は、声をかけられた時に足早に過ぎ去りましょう。
もちろん「ナンパは迷惑だ」とはっきり断るのもOKです。
はっきりと言えば男性も「これは絶対に無理だ」とわかってくれるので、必要以上に絡むことはありません。
街中でナンパをされたのであれば、完全無視もアリです。
特に人が多い中で声をかけられても「自分ではない」と気付かないふりで無視をしていれば、男性は声をかけるのをやめます。
ただ、完全無視にイラついて暴言を吐かれることもありますので、気持ちよくナンパした男性を振り払うことは出来ないかもしれません。
男性を相手にしないことで諦めてくれることがほとんどですが、断ったのについてくるストーカーのような人も時にはいます。
あまりにもしつこい場合には人通りの少ない道は避けて歩くようにして、家もバレないように気を付けましょう。
ナンパされてついていく時の注意点
ナンパされてその人についていく時も、すぐに気を許してはいけません。
まず、知らない場所には行かないようにしましょう。
男性から「◯◯に行かない?」と言われても「◯◯じゃなくて△△がいいな」というように自分の知っているところにしておきましょう。
知らないところに行くと、そこからどのようにして帰ればいいのかわからなくなってしまいます。
ナンパしてくれた男性が知っている駅まで送ってくれるとは限りませんし、遠くに連れていかれてしまう可能性もあります。
知っているところ、行き慣れているところであれば万が一男性と離れてしまっても自分で帰ることが出来るので安心ですよね。
また、ナンパした男性と遊ぶのであれば人気の多いところがベストです。
カラオケなどの個室になってしまうようなところは、相手に何かされた時にすぐに逃げられなくなってしまいますし、目撃者もいませんのでとても危険です。
お酒を飲むのも危険なことなので、居酒屋やバーなどに行くのは控えましょう。
レストランなどのお酒が飲めるところでも「お酒は飲めない」などといって避けるようにして下さいね。
そしてなるべく一緒に過ごすのは短時間にしましょう。
例えば昼間ナンパされてついていくとしたら夕方には「用があるから」といって解散するようにして下さい。
長い時間一緒にいることで、相手に対して気を緩めてしまいやすくセックスに持ち込まれてしまう可能性があります。
会話の中で相手のことを詳しく聞くようにして、素性を確認しておくことも必要です。
今日だけの関係であっても、念のために連絡先を聞いておくようにしましょう。
また、相手の家には何があっても行かないようにして下さい。
例えば休日でどこも混んでいるから家で遊ぼうと言われても、ついていってはいけません。
何故ならそれはセックスをしようという意味が含まれているからです。
お茶だけでもと言われたとしても、家の中に入れば男性は女性とセックスが出来ると認識するので、決して男性の家に足を踏み入れてはいけませんよ。
もちろんラブホテルも同じで、気分が悪くなってしまったから、休憩したいからなどといってラブホテルに入ろうとしても拒否して下さい。
自分の体は自分で守るしかありませんので、流れでセックスをしてしまった、なんてことのないように気を付けましょう。
セックスを目的としたナンパは、いいように言葉を並べて女性を気持ちよくさせてからセックスに流れ込みます。
セックスをする前はとても優しくしてくれますが、避妊をしてくれなかったり、セックス後は冷たい態度になり音信不通になったりすることもあります。
女性の心を傷付ける結果にしかならないので、ナンパをしてきた男性とその日に体の関係を持つことはNGです。
ナンパからの出会いもあるけど危険
ナンパについて紹介しました。
ナンパをしてくる男性の中には、本気で女性に対して一目惚れをしたため声をかけてくるということもありますが、それはほんの僅かです。
多くは遊びたい、セックスがしたいなど男性の欲求を満たすためだけに女性に声をかけていますので、安易に男性の言葉に耳を傾けないようにして下さい。
ナンパをいい出会いに繋げたいのであれば、すぐにセックスをしないこと、相手のことを詳しく知ることが大切です。
自分の身は自分で守り、冷静な判断を心掛けるようにしましょう。
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