風水では姿見はどこに置けばいい？置くときの注意点も！
出掛ける前の身支度や全身のチェックなど、生活していく上で姿見は重要なインテリアですよね。
しかし鏡という存在感のあるものだけに、悩んでしまうのが置き場所です。
どうせなら風水的な意味を考えて姿見の置き場所を検討してみてはいかがでしょうか？
ここでは姿見を置くベストな場所や、姿見を置くときの注意点についてお話したいと思います。
風水で鏡は何を意味する？
風水において鏡というのは重要な役割を持つと言われています。
その役割には、まず「映したものの効果を倍増させる」というのがあります。
つまり鏡が映したものの運気を更に増やせるということなので、使い方次第ではかなりの運気アップ効果に役立てるということです。
しかしながら良い運気の効果だけを増やせるわけではなく、それが悪い運気であっても映したものの効果を倍増させてしまうので注意が必要になります。
続いて風水で鏡には「気を跳ね返す」という役割もあります。
こちらも同じように悪い運気を跳ね返せれば運気も良くなりますが、良い運気を跳ね返してしまうと逆効果になってしまう恐れがあります。
そして最後に「気を吸収する」という役割も鏡にはあるので、悪い気を吸収してしまうことで運気を上げる効果に期待できるというわけです。
このように鏡というのは、本来の風水の意味をガラリと変えるほどの大きな力を持っているのが特徴です。
鏡を置くことによって運気を上げることももちろん可能ですし、反対に鏡を置いてしまうことで、せっかくの運気を下げてしまう恐れもあるということは頭に入れておいた方が良いですね。
使い方に気を付けなければ危険な鏡ですが、良い使い方をすれば風水では強い味方とも言えるアイテムの一つです。
しっかりと鏡の知識を持ち、鏡の選び方や、鏡を置く場所には慎重になるようにしましょう。
鏡そのものについての説明はこれまでですが、鏡の中でも存在感のあるものと言ったらやはり姿見ですよね。
一家に1つは姿見があることがほとんどで、その置き場所に悩んでいる人も多いと思います。
鏡としての存在感の大きさも含めて、風水的な意味も表せやすいアイテムなので、もちろん置き場所はよく考えて決めた方が良いでしょう。
この後は風水での姿見の置き場所について細かく説明しておきたいと思います。
風水パワーも大きいので、どこに置くのがベストかよく考えてみましょう！
金運アップや恋愛運アップを狙うなら西の方角に姿見を置く
風水効果が高いとされる姿見ですが、どこに置くかを考えたときに、どのような運気アップ効果を狙いたいかがポイントになります。
良い運気を上げるか悪い運気を下げる効果があるわけですが、根本的には何かしらの運気を上げたいと考える人が大半でしょう。
どうせなら自分が求める運気アップ効果のある場所に、姿見を置くことを検討してみてはどうでしょうか？
運気アップ効果として「金運アップ」を狙いたいのであれば、西の方角に姿見を置くようにしましょう。
金の気を持つ西の方位は、金運アップ効果があると言われています。
風水に詳しくない人でも、金運アップは西の方角というイメージを持っている人も多いですよね。
それほどに西という方角の金運への影響は大きいと言われており、金運効果に期待したい人はこの西の方角を重要視するべきだと言えます。
姿見の使い方としては、良い性質の運気を生かすという意味合いで置くようにするのがベストです。
つまり西の方角に姿見を置くことによって、映したものの効果を倍増させるという効果を発揮できるようになるので、元々運気の良い「金運」の運気を更に倍増させる効果に期待できるということです。
金運効果の強い西の運気を、姿見を置くことでより効果を強められるというのは嬉しいことですよね。
金運を上げたいと考えている人は多いでしょうから、更なる運気アップ効果に期待して西の方角に姿見を置いてみてはどうでしょうか？
ただし一つだけ注意する必要があるのは、西の方角の部屋は綺麗に使うことが金運効果を発揮するための最低条件であるということです。
部屋の汚れはダイレクトに金運への悪影響を及ぼすことになるので、運気そのものを下げてしまわないように、常に部屋を綺麗にしておくことを忘れてはいけません。
運気の下がっている汚れた部屋に姿見を置いてしまうと、当然ですが悪い運気を倍増させてしまう恐れがあります。
金運アップ効果どころか、ますます金運が悪くなるということも考えられるので気をつけた方が良いですね。
魅力アップを狙うなら南の方角に姿見を置く
部屋に姿見を置く人には、自分の外見を気にする美意識の高い人が多いと思います。
姿見で全身をチェックすることによって、体型やファッションなどしっかりと確認しておきたいという思いが強いからですよね。
そんな人にとって嬉しい風水効果があるのが、南の方角に姿見を置くことです。
南の方角に姿見を置くことで得られる運気アップ効果は、ズバリ今よりも魅力アップできる効果なんですね。
ダイエット中の人や、もっと外見を磨きたいと考えている人、オシャレになりたいと思っている人には嬉しい効果であることはもちろん、何も魅力アップというのは外見の効果だけに留まりません。
内面も含め人間的な魅力を高めることにも効果的なのです。
今の自分よりももっと魅力アップしたいと考えている人は、ぜひ南の方角に姿見を置くようにしてみましょう。
では何故南の方角にそういった効果があるのか？実は南という方位は火の気を持ち、美や知を象徴する方位だと言われています。
そのため人気運や美容運、芸術運などを高める効果があり、人の内面や外見が美となって表れるという意味合いを持っているのです。
そもそも南の方位は風水ではかなりパワーの強い方位なので、その分運気アップ効果にも期待できます。
南の方位に姿見を置けば、美を象徴した運気アップ効果が更に倍増して効果を見せることになるでしょう。
ただしパワーが強すぎることで、感情を抑制できずにイライラしたりストレスを感じることになるのも南の方位の特徴です。
どんなに美のためにストイックに頑張れる効果を得ることができても、その結果ストレスを抱えてしまうのは問題ですよね。
こういった悪い運気までも増やしてしまわないように、火の気をそれ以上に強めないようにすることも大切なことです。
南の方位にはプラスチック製品や赤・オレンジ・ピンクなどの火の気を持つカラーはパワーを強めすぎてしまうので、使うのを避けるようにしましょう。
姿見を置かない方が良い場所
風水における鏡のパワーは強く、運気アップのために鏡を置くという方法はとても効果的です。
しかしながら置く場所によっては、悪い運気を倍増してしまったりと、運気アップとは逆効果の結果を招くことにも繋がってしまうのです。
そのため姿見を置かない方が良い場所というのも当然存在します。
どこでも好きな所に置けば良いというわけではないので、せめて避けておきたい場所は頭に入れておきましょう。
まず、姿見を置く場所の候補として、寝室を検討する人は多いですよね。
寝室で着替えも一緒にするという人や、クローゼットがあるので洋服を選ぶときに姿見が必要という理由もあるかもしれません。
そんな寝室に姿見を置くこと自体は悪くはないのですが、置いてはいけない場所もあるのです。
実は自分の寝ている姿が映ってしまう位置に鏡を置くのは良くありません。
位置的にベッドや布団を映すところに姿見を置いてしまう人もいますが、実はこの場所は「寝ている間に自分の気を吸収されてしまう」といったマイナス効果があるのです。
それだけでなく、夫婦で使用しているベッドが鏡に映るのも夫婦関係が悪化すると言われているので、夫婦の寝室に姿見を置くのは避けた方が良いでしょう。
基本的には寝室の鏡はあまり良い影響を与えないので、どうしても置く場合には鏡を布で覆うなどの工夫をしましょう。
風水の良い効果を得たいのならば、寝室以外の場所で発揮させたいですね。
また、鏡では映してはいけないものとして「火」というのがあります。
火の気を持つものを鏡で映すと金運を下げてしまったり、火の災難を起こしやすくなると言われているからです。
そのため火に関係するコンロやヒーターなどが鏡に映ってしまう位置に姿見を置くのは絶対に避けるようにしましょう。
それがどの部屋であっても、鏡に火に関係するものが映っていないかは、姿見を置く位置を決める前によく考えたいですね。
玄関に姿見を置く場合の注意点
続いて玄関に姿見を置く場合の注意点についてです。
玄関に姿見を置こうか検討している人はきっと多いことでしょう。
家を出る前の全身チェックにも使えますし、姿見単品ではなくシューズラックなどに姿見が付いているものを玄関に置いている人も少なくありません。
置き場所としては家族全員が使えるので便利ですし、問題がなければ姿見を玄関に置きたいという人もいるでしょうが、玄関に姿見を置く場合にはいくつか注意したいことがあります。
まず、玄関の正面に鏡を置くのは絶対に避けるようにしましょう。
玄関の正面にある鏡は家の中の気を反射してしまうで風水的に良くないと言われています。
となると玄関に置くとしたら玄関の右側か左側ですね。
姿見を置くのであれば玄関から入って右側に置いた方が、気の流れを助ける効果があって風水的には良いとされています。
しかし実は玄関に鏡を置くということ自体、鏡の置き場所としては少し難しい場所であるのも間違いありません。
というのも、そもそも玄関というのが風水的にパワーの強い場所なのです。
玄関は家の顔とも言いますが、風水で玄関は気の入口として重要な場所なんですね。
つまり鏡を置くことによって悪い運気を上げてしまう可能性ももっとも高くなる場所と言えます。
玄関の鏡の位置については、良い悪いに様々な説があるので、風水に詳しくない人は安易に置かない方が良い場所とも言えますね。
また、それだけパワーのある場所だけに、鏡を置くのであれば玄関を綺麗に保つことにもより一層力を入れる必要があります。
玄関に鏡を置くことに迷いのある人は、他の部屋に置いた方が無難かもしれませんね。
どうしても玄関に姿見を置きたいという人は、置き場所と玄関の管理はしっかりとするようにしましょう。
置き場所として玄関の正面以外も、ドアの前や窓の前は置かない方が良い場所なので、玄関近くに窓やドアがある人はその点も注意するようにしましょう。
風水効果を高めるためのポイント
では最後に、鏡を置くときに風水効果を高めるポイントについて紹介したいと思います。
せっかく鏡で運気アップ効果を求めていても、風水効果を下げるようなことをしては意味がなくなってしまいます。
まず最も大切なことは、鏡を綺麗な状態にしておくことです。
実は鏡って放置しておくと汚れやすいものなんですね。
しかしながら鏡のお掃除まで気にしないという人も多く、汚い鏡でも平気で使っているという人も少なくありません。
ですが当然汚い鏡では良い風水効果を得ることはできず、むしろ悪い気を増やすことになってしまいます。
鏡の風水効果を高めるためには、常に鏡を綺麗に保つことが重要なのです。
汚れや指紋などもしっかりと磨いて、清潔な鏡をキープするようにしましょう。
続いて鏡の選び方についてですが、こちらも大事なポイントがあります。
姿見といってもサイズもいろいろありますが、風水効果を高めるためには、必ず頭のてっぺんから足まで全身が映る姿見を選ぶようにしましょう。
頭や足が途中で切れてしまうようなサイズの鏡は避け、できるだけ大きめの鏡を選ぶようにしたいですね。
大きい鏡の方が、部屋全体を広く見せるという嬉しい効果にも期待できます。
ただし範囲が広くなる分、鏡を磨くのも手間がかかりますので、その点も良く考えた方が良いですね。
最後に姿見を置くときに注意したいのが、鏡を合わせ鏡で置かないようにすることです。
後ろ姿をチェックするには便利な合わせ鏡ですが、鏡が向かい合うことで運気が散乱してしまうと風水では言われています。
とくに気の入口である玄関に合わせ鏡として姿見を置いてしまうと、気の流れが乱れる原因となるので絶対に避けるようにしましょう。
姿見を置く場合には左右どちらか1つだけを置くようにしたいですね。
風水的なパワーの強い鏡ですから、くれぐれも置き場所や使い方には慎重になるようにしましょう。
風水効果を高めるためには、風水効果を下げないように気を配ることが大切です。
姿見を置くときは慎重に考えよう！
適当に置き場所を決めていた姿見も、風水的な意味合いを考えると、置き場所も慎重に選ぶ必要があるということが分かったと思います。
鏡というのは使い方によって開運効果の高いアイテムですが、反対に使い方次第で運気を下げてしまうので注意が必要です。
正しい置き場所や使い方をしっかりと頭に入れて、良い風水効果を得たいですね。
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