石原さとみさん

石原さとみ「このままじゃいけない」7年前に感じた不安を告白

Lifestyle

2024年4月24日(水)に「ローソン ユナイテッドシネマ STYLE-S みなとみらい」オープニング テープカツトセレモニー&映画『ミッシング』特別試写会 舞台挨拶が行われ、主演の石原さとみ(いしはらさとみ)さんが登壇。
映画館の魅力である音響体感シート フレックスサウンドを体感した感想や、今回の映画に懸けた思いについて語ってくださいました。

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2024.04.24

世界初の映画館

4月26日(金)、横浜にあるMARK IS みなとみらいの5階 エンタテインメントフロアにオープンする「ローソン ユナイテッドシネマ STYLE-S みなとみらい」は、身体全体で音を感じられる音響体感シート フレックスサウンドを世界で初めて全席に導入したこの映画館。アクション、コメディ、恋愛、ホラーなど、あらゆるジャンルの映画で臨場感のあるスペシャルな映像体験ができるのが魅力です。

石原さとみ

イベントでは、映画『ミッシング』で主演を務める、石原さとみ(いしはらさとみ)さんがブラックのドレスで登場し、「映画館オープン、本当におめでとうございます。本日はよろしくお願いいたします」と挨拶。

フレックスサウンドを体験した感想を問われると「大げさじゃなくて本当に感動しました。音、セリフ、息遣い、鼓動。感情そのものが、全身で感じられる。私は映画館で見る映画の魅力って没入感だと思うんですが、このフレキサウンドで見る映画は絶対にほかでは得られない体験です。小さな音ほど生活をほどこだわって作られた作品こそ、フレックスサウンドで見たら本当に存分に楽しめるんだろうなと私はとても思います」と感動を口にしました。

石原さとみさん

さらに、会場では石原さんはもちろん、『鬼平犯科帳 血闘』より松本幸四郎(まつもとこうしろう)さん、『陰陽師0』より山﨑賢人(やまざきけんと)さん、染谷将太(そめたにしょうた)さん、『バジーノイズ』よりJO1 川西拓実(かわにしたくみ)さん、桜田ひより(さくらだひより)さん、『帰ってきた あぶない刑事』より舘ひろし(たちひろし)さん、柴田恭兵(しばたきょうへい)さんのメッセージ動画も上映。オープンを記念したテープカットも行われ、会場は拍手に包まれした。

石原さとみさん

石原さとみ、出産後1年9ヶ月ぶりの演技

石原さとみさん

後半では、石原さんが2022年の出産後、1年9ヶ月ぶりに芝居に挑んだという映画『ミッシング』の特別試写会 舞台挨拶が行われました。

ーー石原さんは7年前にご自身のキャリアを考え、 今まで自分が体験したことのない世界に飛び込みたいという思いから、当時はお知り合いでもなかった 吉田恵輔(よしだ けいすけ)監督に会いに行き、出演を直談判されたとのこと。その際のお気持ちをお聞かせ下さい。

石原「まさしく今おっしゃっていただいた通りなんですが、“このままじゃいけない”っていうのを7年前くらい前からずっと感じていて、自分の伸びしろを信じたいなと思っていたんです。何かもっとできることがあるんじゃないかな、私自身が知らないところに行ってみたいな、もっともっとお芝居が好きになりたいな、学びたいな、変わりたいな、今の自分を壊してほしいなと、すごく思いまして。そこで出会ったのが、吉田監督作品でした。"この人だったら私を変えてくれるはずだ”となぜか直感で思って、お仕事よりはプライベートでお願いした方が伝わりやすいのかなと勝手に思って、自分で行動に移して、今に至ります」

石原さとみさん

ーーご自身で知人の方を介して……!

石原「そうですね。お会いした瞬間は吉田監督が酔っ払っていたんですが、『あなたの作品に出たいんです』『どんな役でもいいです』っていうことを言ったら、『ちょっと石原さんはメジャーでイメージ湧かないな。ちょっとなんか都会の匂いがする』みたいなことを言われたんですけど、『だからこそ、お願いしたいんです』っていうのを言いました。連絡先でもだけでもってお願いして、交換させていただいて、3年間全く音沙汰がなかったんですが、3年後に『脚本を書きました』と連絡をいただいて……。本当に漫画みたいに飛び跳ねるぐらい喜びました」

ーーそれだけやはり今回の映画にかける思いというのは大きかったんでしょうか?

石原
「吉田恵輔作品に出れることが本当に嬉しかったですし、絶対に学びがあるだろうなと。私、石原さとみでやってみようとオファーしてくださった、その吉田さんの勇気というか、挑戦が本当に嬉しかったですし、だからこそ自分にできるんだろうかっていう不安はありましたね」

石原さとみさん

また、石原さんは特別試写会 舞台挨拶に訪れた来場者の方へ「この作品に最後にエンドロールがあるんですけど、そこにいろんなキャストスタッフ全員名前が載るときのエンドロールのあの時間が、私はとても好きです。その時間をフレックスサウンドで感じてもらえたら、この映画の良さというか魅力が存分に伝わって帰っていただけるのかなと思うので、ぜひとも最後の最後まで楽しんでもらえたら嬉しいなと思います」と呼びかけ、会は終了。何度も客席に座る来場者に笑顔で手を振るなど、最初から最後までサービス精神たっぷりな様子でした。

石原さとみさん

映画『ミッシング』は主演の石原さとみさんが、身近にあふれる情報の波に翻弄される社会派ドラマ。娘の失踪事件をきっかけに、夫との喧嘩が絶えず、SNSでの誹謗中傷に晒された母親が徐々に平常心を失い、世間が望む姿を演じる様を描いています。石原さんが監督に直談判し、実現した思い入れのある作品を、ぜひ劇場で見届けてくださいね。

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Photo & Write : Mizuki
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